だまされるな! ~ゴロあわせ~
2007-01-12 vol.12008-03-02 vol.2
宅建の受験生の
失敗パターンの1つとして、
ゴロあわせコレクター
があります
正直に告白すれば、
宅建講師になったばかりのころ、
どうやって講義を組み立てようか?
と考え続け、
わかりやすく説明するための具体例、
へたでもとにかく絵を描くこと、
板書図(フローチャート、マトリックスetc.)、
眠くならないための工夫、
などなど…いろいろあったわけですが、
そんななかに、
『魅せるためのゴロあわせ』
というのがありました。
LECで宅建講師になったばかりころ、
まだまだ、過去問分析が十分にできておらず、
いまとくらべれば、あきらかに力不足でした。
当時使用していたテキストに書いてあることは、
全部合格に役立つんだろうとおもっていましたので、
宅建受験生がゴロあわせを好むこともあり、
いろんなテーマで、200以上のゴロあわせを用意していました。
(たぶん宅建業界最高の分量でしょう。)
が、
過去問分析を深めるにつれ、
こんなゴロあわせ
全然役に立たないな…
と思うことが多くなり、
講師2年目くらいからでしょうか、
テキストに載っているゴロあわせでさえ、
『これ役に立たないんで、×つけて消しておいてください』
と講義するようになりました。
はっきりいいましょう。
多くのゴロあわせは、
わかりやすそうだなぁ…
覚えやすそうだなぁ…
とおもわせるためのものです。
試験に役立つかどうかとは関係なく、
本を売る、講座を売るための商品PR
の場合がほとんどです。
市販テキストの中で、比較的優れている
『らくらく宅建塾』や『出る順宅建』などでも、
ゴロあわせがたくさんありますが、
このゴロあわせに関しては
実はほとんど役立ちません。
ここ3年くらいの過去問で、
解ける問題がどのくらいあるのか、
チェックしてみてください。
ゴロあわせについては、注意して学習しましょう!
本当に役立つゴロあわせは、
個人差があるとは思いますが、
多くて10個くらいではないでしょうか?
ちょっと紹介すると、
役立つゴロといえるのは、
担保責任
国土の届出が必要な面積
開発許可が必要となる面積
などですね。
これらのテーマは覚えにくい(混乱しやすい)と思いますので、
ゴロあわせを活用したほうがよいと思います。
ゴロあわせについては、
なんでもかんでも使うor使わない
という極端な姿勢ではなく、
本当に役立つところだけ、
上手にゴロあわせを使って欲しい
と思います。
がんばって合格しましょう
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国土の 2×5=10
宅造法の 1盛2切れ500円ちょい
建築基準法の ショーミー
あたりは今年もヤマになるテーマのGOROですね♪
ほんと、無駄なゴロを受験生に提供しているテキストが多く、受験生がかわいそうだなぁ…とおもっています。
担保責任ですら、GOROで勝負しようとする受験生に解かせないような問題を出題するようになってきました。
いよいよ、らくらくをはじめとするGORO合わせ中心のテキスト沈没前夜の予感もしています。
(もっとも、らくらくの過去問集の価値はいまだおおきいですけれども。)
本当に役立つ情報を利用できる受験生が、
優位にたてる時代なんでしょう。
少しでも活用していただけるブログを目指してがんばっていきます。
みやざきしんや
お久しぶりです。
毎日ブログ覗いてます。
私が宅建試験対策に活用したゴロは、
みやざき先生が講義で説明してくれた
2×5=10
1盛2切れ500円ちょい
ショーミー
ぐらいですかね。
きちんと作られたゴロであれば、
1つのテーマにつき、
ほんとに気に入ったもの1つ覚えれば十分でしょう。
さて、
担保責任については、
『らくらく宅建塾』のものが秀逸です。
2006年版では、無料体験DVDにもとりあげられていました。
佐藤先生の歌声が聴けました。
たぶん、同書の中でもっともできがよいからでしょう。
2007年版も、無料体験DVDが先着3,000名限定でもらえます。
やっぱり、中身は担保責任ではないかと思っています。
みやざきのものはただいま新作を考えているところなので、いましばらくお待ちください。
ここのGoroは、なかなか佐藤先生のものにかてそうにないんですねぇ…がんばってみます。
次に、国土の届出が必要な面積については、
2×5=10
これは、宅建業界の中ではちょっと有名ですね。
最後に、開発許可については、ちょっと特殊でして、
改良する可能性もあるので、
ブログ上で公開するまでお待ちください。
不親切でごめんなさいね。
Goroは夏以降で十分なのでご安心を。
夏までは権利関係を中心に、
具体的に考えて、理解するようにしましょう。
みやざきしんや
国土の届出が必要な面積
開発許可が必要となる面積
これらの語呂合わせを教えて下さい☆