アメリカでは今、テクノロジ―に関する大きなイベントが開催されているそうです。一つはWWDC(ワールド・ワイド・ディべロップ・コンファランス)アップルコンピューターのテクノロジー製品に関する、アイマック、アイパッド、間もなくアイフォン4からアイフォン5へ、テクノロジーの世界は進行形の進化が止まらないようです。クラウドシステム?、全てが一つのクラウドにはいる?脳がテクノロジーの進化についていけません。チンプンカンプンです。
以上の情報はスマホを片手にはしゃぎながらジェスチャーたっぷりに語るマシュー先生からの情報です。
ネット上で第2言語を勉強しているマシューは夏休みには2つのエッセーを提出しなければならないと言っています。以下・・・『去年12月も2つ提出したし、教え方と学び方についてレポートした。今回は文法で、よく理解しているし日本語はわかる。しかし発音記号、いったいあれは何?文字の英語?ジグリッシュ(文字+イングリッシュ=字グリッシュ)?知らないよー!』と言っています。
私達の世代の中学校からの英語学習には発音記号が不可欠でした。辞書を引いたら発音記号を読んで英語の音を発音できるように訓練をする。英語を話す外国人が身近にいない、テープもCDも個人が持つ環境には無かったその時代に、どのように英語の文字を音にするのか、発音記号は必要不可欠でした。しかし発音記号に関してはマシューはお母さんから聞いたことがある程度で、学んだことは無いと言っています。今まで深く考えたこともありませんでした。
マシューが発音記号が全く分からないとメールしたら、相手もさすがです。英文の全てを発音記号で埋めたメールが返信されてきたようです。なんと面白い~!その返信メールをコピーしたものをヒラヒラ見せながら話しは続きます。
『例えば英語の母音の「あ」は5種類ある。catのaは「え」と「あ」の中間の音で僕は発音記号を見なくてもわかる。日本の「あ」音は一つだけ、アメリカ人に生まれて良かったよー!でも、この「C」を反対にした発音記号がなんで「O」音なの?「:」これは「-」何で伸びる音になるの?信じられないよ~!まだわからないというと、口の中の舌の形はこうなりますなんて見せたりして、バッカじゃないの?』言いたい放題のことを言っています。
日本語の文法も漢字も必死に勉強しているようですが、発音記号に関してはお手上げのようでした。今日のクラスは全員がお腹をかかえて笑い転げるクラスでした。ア~楽しかった!
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