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季節を忘れずに咲く花、大きくなる木、きまぐれ猫、その他もろもろ日々の綴りです。

クイーンズランドの大洪水

2011年01月19日 | class

先週12日、オーストラリア、クイーンズランド州の大洪水のニュースがテレビで流れていましたが、その時オーストラリア人のジルのことが頭をよぎりました。確か数年前には「大干ばつで小麦が収穫できない、日本に輸出できなくてゴメン!」とか言っていましたので・・・。ジルのせいではないのにねー。



で・・・昨日はその大洪水のお話でした。ネットから取り出した洪水の写真をみせながら、その被害状況を語ります。

クイーンズランド州はオーストラリアの北東に位置し、日本の国土の4、5倍ある。その75%が洪水被害にあった。もともと雨が少ない乾燥地帯であるのに、ラニーニャ現象にサイクロンが加わって、6週間も雨が降り続き、未曾有の大災害となった。州都のブリスベンは人口100万のオーストラリア第3の都市ではあるが、ビルの1階部分は完全に水没し、何千という家は水につかり、道路、鉄道、電気は寸断され都市としてのあらゆる機能はマヒした。水がひいては来ているが、川の両岸のコンクリートが崩落しているので船も使えない。

悪臭の中、多くのボランティアが出て災害復旧に力が注がれてはいるが、いつ元の生活に戻ることができるのかは見当もつかない様子。

ジルは日本に来る前にそのブリスベンに住んでいましたので、グーグルアースで自分の元住んでいたあたりを見たそうです。1974年にも大災害があったようですが、ジルの家は蛇行した川のちょうど流れが緩やかになった所に位置し、大惨事からは免れたようです。

「日本は、地震・台風・火山・つなみ等の災害があるけれど、自然災害は避けようとしても避けきれないので大変ですね。」というお話でした。

*“つなみ”という言葉は日本語から派生した世界語になっていますが、日本人のいう“つなみ”とは少し意味合いが違ってるようです。濁流のことを言っているようでした。

 

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