ここ1年半ほどは、写真、特に野鳥撮影に
取り組み、出来上がったものを、我が家の
壁にかけて楽しんでいる。
しかし、先輩諸氏の作品に触れると感心す
るばかり。少しでも、その域に近づきたいと
思いつつ、その距離の隔たりに愕然として
いる。
野鳥撮影は、被写体の近くに寄って撮るこ
とは難しいため、必然的に望遠レンズを使う
ことになる。
ところが、そのレンズを取り付けたカメラは、
3kgを越えるため、非力な私は手持ちでの
撮影は震えがきてフォーカスを合わせるこ
とが難しく、三脚を使用することになるが、
カメラを首に、三脚(これも数kgあるのでは)
を肩にかけて、両手にストックを持って歩く
のは、歩行に困難を感じる私には、大変。
とうわけで、少しでも軽いカメラセットを求め
たく、セカンドカメラ購入の検討を始めた。
初めは、現在持っているレンズが使用可能
なカメラにすることを基本に、小さく軽いもの
をということで、今流行りのミラーレス一眼レ
フを調べていた。
今持っているカメラがキャノン製だったので、
キャノン以外の機種を選考の対象にすること
は考えても居なかったが、数人のブログ仲間
の方から参考意見などをいただき、SONY製
のカメラも調べてみた。
その結局、交換レンズをつける一眼レフでは
なく、カメラとレンズが一体となったデジタルス
チルカメラと分類されるカメラを購入することに
した。
この種のカメラは、富士フィルムのものを持って
おり、それと一眼レフでは比較にならないほどの
性能格差があったので、ソニーのそれも似たり寄
ったりと思って居たが、説明を聞き、実物に触れ、
一眼レフにも劣らない、いやそれ以上の性能も持
ち合わせていることに驚き。
というわけで、我が家の大蔵大臣の快諾を得て、一
昨日購入してきた。
技術も伴わないまま、機種を変えてどうするのだ
という声も聞こえて来そうだが、それ一台で接写か
ら超望遠までをこなすこのカメラは私の良き相棒に
なってくれそう。
取説もろくに読まないで、とりあえず、昨日出かけて
みた。
200枚ほど撮った中の数枚ではあるが、ご紹介。
ヤマガラ
池の中ではカエルが恋の季節を迎え、コロコロ鳴いていた
小鳥はあまりいなかったが、エゾリスがつがいで目の前に現れてくれた。かなりふくよかだった。
柳が花を咲かせていた