オンネトーからホテルまでは24km程度。
国道240号線を、左手に阿寒湖畔を見ながら
通り過ぎ、根室方面と釧路方面への分岐点
を右折しほどなく、右手に看板とともに誘導路
が整備された突き当たりにそれはあった。
道路上に誘導員の方がおり、「お泊まりのお客
様ですか?」とたずねられたので、うなずくと、
ホテル正面玄関へ通ずる道路に誘導され、到
着した。
翌日、外回りを散策したところ、ホテル正面玄関へ
続く道路の途中に、釣り人専用の駐車場が
整備されていた。
釣りだけを目的に来られる方向けの駐車場も
整備しておられるようだ。
息子に聞いたところ、大きなニジマスが釣れる
とのこと。因に、入漁料(料金不明)が必要で、
原則「キャッチ&リリース」らしい。
私も昔は渓流釣りに没頭していた時があり、
良く釣りに出かけたが、リリースするという釣り方
には馴染めない。
ヤマメやニジマスはサイズが極端に小さいもの
は放すが、そうでなければ、自宅に持ち帰り、
自らさばいて、美味しく頂戴したものだった。
職員の方々の対応は、開業ほやほやなので、
新鮮な感じがした。張り切って仕事をしている
事が感じられ、良いものである。
息子が調理師としてお世話になっている事を
フロントの方にお話ししたところ、支配人がわざ
わざ挨拶に来てくれた。
チェくインシートに必要事項記入して、チェック済
ませた後、フロントの方が館内の説明をしてくれた。
一般的な説明の後、質問がないか尋ねられたので、
「手ぬぐいは持って帰っていいのか?」と聞いたところ、
当館では「そのようにはなっておりません」とのこと。
なるほど、温泉旅館などでは、持ち帰る事を前提にして
旅館の名前入りの手ぬぐいを用意している事が多いが、
ここのタオルは名前入りのものではなかった。
説明で、もう少し懇切に説明してほしかったと思ったのが、
追加料金なしで利用できるものが何かということ。
地下1階にの大浴場や貸し切り風呂を上がったところに、
集い処「ウタル」と言うスペースがあり、ジャガイモやトウモ
ロコシ、そして夜にはアイス、翌日にはヨーグルトが追加料
金なしで自由に食べられるようになっている事は、渡された
説明書に書かれていた。しかし、その事は書いたものをくまなく
読まなければ分からない事であり、このホテルの特徴で
売りの一つになるのであれば、説明はあってしかるべきと
感じた。
また、部屋の冷蔵庫に入っているミネラルウオーターや炭酸
水、コーヒー(豆をミルで挽いて、ドリップして飲むようになって
いる)などが追加料金なしで飲める事などの説明もなかった。
このホテルをアピールする大事なサービスだと思うので、残念。
因に、集い処では、22時30分から23時30分まで
夜鳴きそばの提供があったようだが、私はその時間
床についていた。
釣り人専用駐車場に車を停めて
車の奥に見えるのがホテル(地下1階、地上3階建て)
地形の関係から見える建物は真ん中が1階で、下が地下1階とのこと
阿寒川のすぐ側である
大雨などの時の泥流や鉄砲水の心配はないのか気になった
疲れたので、「その3」に続く