13日(月)に、前々から一度は泊まってみたいと考えていた
小樽の温泉ホテルへいってきた。
日本海を望む小樽市祝津(しゅくず)の高台に経つホテルは、
全室露天風呂付きの洋式スタイルのお部屋とフランス料理、
日本海を一望する景観が売り。
名前は「ホテル ノイシュロス小樽」
入院中、暇に任せて退院後の楽しみをあれこれ考える中に
このホテルへの宿泊も計画に入れ、そんな事を考えながら
憂鬱な入院生活を紛らわせていた。
しかし、見舞いにきた妻にそのことを話すと、「それどころでは
ないでしょう」と一蹴されたものだった。
長男が退院を祝って寿司屋へ連れて行ってくれたが、入院
中、毎週2回欠かさずに見舞いにきてくれた(往復50km)
妻への、私からの感謝の意味を込めたものであったが、実
はそれを口実に私自身が行きたかったというのが正直な所。
片道60km程度の距離なので、下道をゆっくりドライブ。
行き帰りの両日とも天候に恵まれ、春の気配を少しづつ
漂わせ始めた景色を眺めながら、気持ちのいいドライブ
で、14時半頃にホテルへ到着。
チェックイン時間は15時であり、少々早いが、チェックイン
OKをもらい、入室してまずは部屋のお風呂ではなく、地下
1階の大浴場に入った。
海水の温泉と説明を受けたが、だとすると金属部分が相当
錆びていそうだが、そんな事は全くなかった。
私は、お風呂の長湯は苦手だが、温泉好きの妻は、身体が
暖まると言っていた。
自室でのんびりすごし、17時15分頃、夕陽を眺めるため、
車で展望台(ホテルから直ぐ下で距離は200mくらいなもの
だが、足の悪い私は、すぐに車を使う)まで下りて、日の入り
の瞬間をカメラに収めようと思ったが、残念ながら展望台か
らは夕陽が岩の陰になってみる事はできなかった。
戻って、レストランへ直行し、18時から夕食を頂いた。
現役の時には、仕事柄フランス料理を頂く機会は結構な頻度
であったが、退職してからは殆ど縁がなく、久しぶりのフランス
料理。コース料理で大変美味しく頂いた。
部屋についている露天風呂には、妻は両日合わせて5回程、
私も3回程利用した。
ナトリウム泉で湯温が丁度良く、大理石でできた湯船は、大人
4人が1度に入れそうな大きさ。日本海を眼下に眺めながら、
気持ち良く利用させて頂いた。
翌日は、日の出の時間に合わせて、5時15分頃に起き、部屋の
中からカメラを構えて、数枚の写真を撮った。
その後、朝風呂に入って、朝ドラを見てから、レストランへ出向き、
美味しい朝食を頂いた後、部屋に戻って妻は再度風呂に入って
のんびりと10時にチェックアウトして帰ってきた。
帰りには、市内の南樽市場(なんたるいちば)へ行き海産物など
を買い求め、ご無沙汰していた札幌の妻の姉夫婦(数年前まで、
8年くらい毎年本州方面へ一緒に旅行に行っていた)の家へいき、
82歳になった義兄の元気な姿に接し、入院中心配をかけたので、
元気になった事を報告し、帰ってきた。
妻は、また行きたいと言っていたから気に入ったようだ。
日記のつもりで写真をご紹介。
ホテル下の展望台から積丹半島方面を写す。
展望台からホテルを望む
ホテル前で私の車と
部屋から日本海を望む
(下にある水族館の遊園地が見える)
夕食
まずは生ビールで乾杯
カンパチのエストラゴンマリネとマスカルボーネのヴェリーヌ
ボルドーのフルボディの赤ワイン(気がついて写真を撮ったが、殆ど空ですね)
3種プレート
ゆず胡椒と道産・菊の花の下のズワイガニ・カリフラワーのエスプーマ
道産蕪のスープに2種の付け合わせを添えて
道産真鱈と白子 北あかり オマール海老のソースで
メインディッシュ
妻は道産和牛のフィレステーキ
(コースではエゾシカのステーキとなっているが、オプションで牛に変更してもらった)
私は、サーロイン
締めのデザート
翌朝部屋から日の出を撮影
釣り船だろうか(600mmのレンズをつけて)
朝食
目覚めの飲みのも3種(トマト、リンゴともう1種は忘れた)
妻は和定食
私は洋定食(この他、サラダ・パン・ドリンクはバイキング)