北のはげおやじの徒然日記

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高齢運転者マークについて(一部文言訂正)

2019-11-02 14:06:59 | 
 つい最近まで高齢運転者による重大な交通事故(死傷者を伴うような)の報道が
連日のように流れていたが、いつのまにか流れなくなった。急に高齢者の交通事故
が減ったわけではないと思うが・・・・・・。「煽り運転」や「飲酒による暴走運転」など
の報道もしかりである。
 ニュースが連日のように流れるようになって、該当する年代の方々が今まで以上
に運転に注意を注ぐようになり、実際に同様な事故が減ってきているのかもしれな
いが、それよりも全国で毎日数百件にも及ぶ事件・事故が起きている中で、それら
の中から限られた紙面・時間にどのような事件・事故を取り上げるかは報道する側
の主体性に任せられている訳で、報道する側にキャンペーンをはる意図があると勘
繰りたくなる。
 報道によって、世論を操作し、世の流れを変えてやろうとする意図が働いでいた
とするのであれば、思い上がりも甚だしい。
 そうはいうものの、連日、このような報道を見聞きしていると高齢になって車を運
転していることが悪いことのような印象を、暗黙の裡に世の中に与えているように
思う。私自身、若干、若干ではあるが、なんとなく運転していて、白眼視する視線が
私に向けられているのではないかと自意識過剰になっている。
 コンビニの駐車場などで、急発進してガラス戸を突き破るなどの事故が高齢者
の運転によるもので、アクセルとブレーキを間違えて踏み込み、停止できなかった
との報道に接すると、果たして、高齢者だからの事故であったのであろうかといぶ
かしく思う。運転者は自分が意図した動きを車がしなかった場合には、その動きを
止めるためアクセルから足を離し、ブレーキを踏みこみ停止させるよう反射的に行
動するもの。それができなければ、車は凶器に化するので、そういう方は運転はして
はならない。そこは、高齢者というくくりの中でとらえるのではなく、運転適性がある
のかどうかという観点で考えるべき課題だと思う。実際にはそのような運転適性の
あるなしをどう判断するのかは難しいとは思うが。
 また、実際に、運転していると、左折するときに内輪差の関係なのだろうが、右側
に膨らみながら左折するのを見かけたりする。自動車学校では、左折するときには
左側車線の左側により、交差点の30m手前からウインカーをつけて、自転車などの
巻き込みを防ぎながら慎重に左折することになっているのだが、膨らんだり、車線
の真ん中から、または片側2車線の道路で中央側の車線からいきなり左折するとい
った荒業を使うものさえ見かける。これは、加齢による運転操作の誤りなどではない
ので、運転操作の基本を徹底させることなどを、それこそ報道を通して、絶え間なく
伝えていくことが大事のように思う。
 私の交通事故雑感を述べるのがこのブログの趣旨ではないが、冗漫に書いてし
まった。

 本題に戻ろう。70歳になると運転する車に表示することが勧められているものに
「四葉のクローバーもみじマーク」(1997年にもみじマークが制定されたが不評の
ため、2011年に四葉のクローバーを模したマークに変更された)がある。表示しな
いことによる罰則があるわけではないので、勧奨規定と位置づけされる条文なの
で、果たして該当者の何割の方が表示しているのか
気になるところではある。
 私も今年70歳を迎えたので、表示することを考えないではなかったが、大いに躊
躇いがある。それは、マークの形状と色彩のダサさに起因する。
 色合いは、いかにも「高齢者=黄昏た人間」であると印象づけるものに思える。
そんな印象を与えるマークをわざわざお金をかけて、自慢の愛車(?、笑い)につけ
たいと思いますか。つけてもらいたいと思うのなら、進んでつけたくなるような、明る
く切れのある格好いいものにしてもらいたいと思うのは私だけだろうか。ふとそん
なことを考えてしまった。