腰の手術後、17日が経過しました。思いの外術後経過は良く、術前の壁に寄りかかりながら腰を屈めて歩行する姿から解放されつつあります。
職場復帰まで残り4日となりました。まだおぼつかない足取りのため、職場復帰には少々躊躇いもありますが、約束の期日に復帰できるよう、歩行訓練をかねて、昨日、秋探しのドライブに出かけることに致しました。
その前に、日曜に発注したスタッドレスタイヤに履き替えるため、履き替える前のタイヤを装着したアルミホイールをタイやショップに持ち込みました。11月初旬に履き替える予定で、それまでにホイールに新しいタイヤを付け替えていただく予定です。わたしと妻の車の2台分のホイールを持ち込むのに、妻の軽自動車パレットを使いました。ワンボックスタイプのこの車は、後部座席をフラットにすると、かなりの荷物を積むことができます。今回は、私の215−60−16と妻の165−55−14と2台分のホイールですが、余裕を持って積載できました。しかも結構な重量になりましたが、4駆のこの車は、660ccエンジンですが、動力性能に不満はありません。軽自動車、侮れないと思わせました。4人乗車では、十分な居住空間を確保できるうえ、十分すぎる積載能力を兼ね備え、我が家ではとても便利に使っています。
無事に、アルミホイールをタイヤショップへ引き渡したあと、身軽になったパレットで、秋探しのドライブに出かけました。晴天・微風の最適なドライブ日和です。タイヤショップのある札幌市清田区の36号線をスタートに、支笏湖⇒恵庭渓谷⇒自宅というコースです。
気持ち良くドライブしながら、1時間30分程度で支笏湖に到着、支笏湖畔の有料駐車場を避けて、ポロピナイで駐車、丁度昼食の時間だったので、食堂へ入り、掻き揚げそばを注文、すいたお腹に景色を眺めながらのお蕎麦はとても美味しいと感じさせてくれました。
食後の後、テラスへ出て写真を撮りましたが、緑が濃く、紅葉を見つけることはできませんでした。錦秋の支笏湖にはまだ10日ほど早いのかも知れません。
遠くの景色を眺めていつも思うのは、昔のように遠くの景色が澄み切った空気の中に鮮やかにくっきりと眺めることができなくなったと感じることです。自分の視力の衰えもあるのでしょうが、空気が淀み、遠くの山々がくっきりと眺められることが少なくなってきたとつくづく思います。
手前が不風死岳、後ろが樽前山だと思います。
それではと、紅葉の名所、恵庭渓谷を目指すことに致しました。恵庭渓谷は、支笏湖を自宅に向かう途中にあるため、わざわざ迂回して尋ねる必要がありません。
支笏湖を出てからずーっと私の後ろに黒いフィットが車間距離を狭めてついてきます。気になりましたが、煽っている風ではなく、若い女性の運転だったこともあり(笑)、従えて恵庭渓谷までランデブーしました。
駐車場に車を停めて、30段ほどの階段を、杖をつきながら慎重におり、撮影ポイントまできました。ここは「白扇の滝」で、紅葉をバックに滝を写す絶好のポイントになっているところです。
ありました。一部の紅葉が紅葉していました。燃え上がる紅葉ではありませんが、遠慮がちに慎ましく紅い葉が彩りを添えていました。
恵庭渓谷は、支笏湖に比して標高が若干高いのではないでしょうか。
なれない階段や凸凹道を歩くことで、少しは歩行訓練になったのではないかと満足して、帰ってきました。帰りの階段の登りには、ぜいぜいと息が切れたので、体力の衰えをつくづく感じさせもしました。
チャンスがあれば、後1〜2回程度、紅葉狩りに出かけたいと思っています。
早強距離は丁度150kmでした。