ウルフ・スタルク 徳間書店
おじいちゃんが入院した。しかし、大声をだしたり、きたない言葉を口にするおじいちゃんと、パパは折り合いが悪く、病院へ行きたがらなかった。孫での少年は僕は、内緒でおじいちゃんのお見舞いに行った。そして、おじいちゃんと、病院を抜け出す計画を立てた。船に乗せ、島にあるおじいちゃんの家へ連れて帰った。そこにはおじいちゃんの大事なものがあった。
おじいちゃんのきたない言葉の裏側にある心を読み取れる少年の優しい心に触れることができる。頑固なおじいちゃんも、そんな少年に影響を受け、きれいな言葉を話すようになる。素直になり、優しい気持ちを表そうとするおじいちゃんの心もぜひ読み取って欲しい。