町田そのこ 著
中央公論社
ひとり海の見える古い家にひっこしてきた貴瑚(きこ)。そこで出会ったのが、痩せこけ、薄汚れた身なりをした子だった。しゃべれないのか声を出さないその子のシャツの奥には痣があった。どうしても、貴瑚はその子を放っておかなくなった。貴瑚にも、つらい過去があったから。
可愛らしいタイトルですが、子供向けの本ではありませんでした。高校生、大人向けかなと思いました。
貴瑚には壮絶な過去がありましたが、そこから抜け出させてくれた人の存在には本当に感謝するところですが‥
面白い本なので、あまり語らないようにしなければ‥。