たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

覇権争い

2024年03月17日 | 野鳥

用事があって車で出かけました

 

いつも気にかけているタンチョウのいる場所

チラッと見たらいました!

車を住宅道に寄せて観察しました

 

来ていたのは...

足環193♀

雪を食べていました

 

この足環193♀は

2013年釧路湿原生まれ

夏はオホーツク管内枝幸町で過ごします

結構広範囲に移動する未来型?

プチ渡りのタンチョウです

 

足環193♀に気を取られていたら

いつの間にやら現われたタンチョウつがい

最近 頻繁に観察している

(やって来る)

足環448

宗谷管内サロベツ原野から越冬地として飛来

歳前の12月にそれとなく見て以来...

 

この足環448も193♀同様に

プチ渡りのタンチョウつがいです

昨年はオホーツク管内経由でやってきたと聞いたような...

 

昨年は釧路鶴居にも現れていることから

宗谷=オホーツク=十勝=釧路

これらの地域にタンチョウが行き来するようになったということか?

なんかワクワクしてくる環境にいます

おじさんなんかはロマンを感じています!

 

今日もこんなシーンに出合って

帰ってきて車から降りたら

タンチョウの鳴き声

直観的に何か招かざるタンチョウが来たなと

歩いて行ってみました

オーッ鳴いている

威嚇している!

鳴いているつがいが強いようです

足早に移動するタンチョウつがい

よく見たら...

足環448のつがいです

少し離れたところで止まっています

 

ここのエサ場で頂点に立つのは...

通年をここらあたりで過ごすタンチョウつがいです

 

かつてはここでの権力者

足環193♀のつがいでしたが

今は権力消失です

 

生きることは厳しい...

 

...........................................................................................................

 

話はすこしさかのぼって

おじさんの疑問なのですが...

 

以下の写真は昨年12月21日に撮ったものです

足環が見えたのでトリミングしました

448に見えたのです

他の情報からも448で間違いないと思っています

 

 

ということで上の写真を見ると

4羽が一緒に写っています

右側3羽は頭頂部が紅くなっているので成鳥かと思います

3羽の真ん中は薄めの紅さなので2022年生れかもしれません

左端は幼鳥です

 

そこで思ったこと...

 

足環448つがいの子どもではないか?

これはサロベツ湿原センターに問い合わせてみる必要がありそうです

もっと想像を膨らませてみて

頭頂部の薄い真ん中のタンチョウは

一昨年生まれの448つがいの子どもだったりして...?

 

今は2羽のつがいだけが飛来しているということは

昨年12月観察した幼鳥は親離れした?

(それが一昨日 日新の丘で見かけた幼鳥だったりして)



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2 コメント

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TOGZさんこんばんは (ガーベラ)
2024-03-17 20:09:36
先だって来193♀が気になっています。
生まれて10年過ぎると高齢なのでしょうか。
448の番いに勢力を奪われて寂しそうです。
193の♂はどうしたのでしょう 一緒であれば少しは寂しさも違うのにと思いながら。

タンチョウの渡りは北海道内での渡りが一般的なのでしょうか。
もしそうであればタンチョウに一年中道内の何処かで出合えるという事になりますね。

足輪の付け方は家族単位で付けるのでしょうか?
そうすれば後々見分けが容易くなるのかしらと素人は思っています。

親離れしたタンチョウ達は番が現われるまで一緒に行動するのでしょうか?
長い間観察していると想像が逞しくなりますね。
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Unknown (TOGZ)
2024-03-17 22:55:09
ガーベラさん

こんばんは。
タンチョウに関心を持っていただきありがとうございます。

193♀のつがいは、2022年に枝幸町で亡くなったと聞いています。
原因は詳しく聞いていませんが、
とても残念な出来事でした。

タンチョウの寿命は
長くて40年くらいと言われています。
NPOが調査で付けた標識一覧です
(以下のURL検索)
https://www6.marimo.or.jp/tancho1213/2023hyousiki2.pdf (コピーして使ってください)
記録では1991年生まれがいます。
今33歳ですね。

標識のないタンチョウがほとんどですから、
もっと歳のいったタンチョウがいてもおかしくありませんね。

足環193♀は成熟した時期のタンチョウかもしれません。

タンチョウの渡りについては、
あまり聞いていません。
私が勝手にプチ渡りと言っているだけかもしれません。
でも、この先は北海道内や本州辺りまでの
渡りを妄想しています。

十勝では、一年中タンチョウを見ることができますよ。
冬場はエサの関係で人里でもよく見れるのだと思います。

標識をつけるのは生まれて
まだ飛べないうちと聞いています。
ガーベルさん仰せのように
家族単位で付けたら後々見分けやすいですね。
そうしない(なっていない)わけは分かりません。

親離れした幼鳥のタンチョウたちは、
(自称)青年団をつくっています(笑)
集団の中でカップルができてくると思います。
親に見放されて寂しい思いをしたタンチョウたちが、
身を寄せ合っているのでしょうね。
(これも確かかどうか話わかりませんけど)

標識のあるタンチョウを見ていると
いろいろと想像心を掻き立てさせてもらえます。
全てを知るより楽しみがあります。
半分探求心、半分想像心ってとこです。



ガーベラさんの政治(政府)に関する
鋭い突っ込み、同感です!

人間の弱い部分、
金がらみの醜さが今の政治家の大部分だと思います。
与野党関係なく、政治家になったらお金が必要だと言ってますので。

私もこの問題が報道された折にブログの中で、
自民党の自浄作用がなければ
この問題は正常化されないと書きました。

責任回避を続ける国会議員を見るにつけ、
究極は、政治家を送った国民の責任だと痛感します。

国民の責任を果たせるよう、
政治の世界の裏も透明化できる法整備が必須ですね。

政治家に期待するのではなくて、
国民が政治家を育てることが大切に思うこの頃です。
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