今週の日曜日に大学の卒業式がありました。
私たちのフーシャンの王さんも卒業生の一人です。
中国は就職難で、多くの学生が研究生として大学に残ったり、アルバイトをしながら別の資格(私の周りでは各種の日本語検定にチャレンジしている人が多いです)を取り、仕事を探しています。
王さんは日本語学科ですので日本への留学を望んで、留学先を探していました。
日本も不況のため、交換留学の受け入れ先がとても少なくなり、自費留学になってしまいます。
詳しい事は分かりませんが、王さんは成績が良かったのでしょう、何と、広島大学の大学院に合格しました。
私たちは留学の手続きの手伝いをしながら、我が子を日本に留学させるような思いになっていました。
幸い、私たちのクラスに短期で入ってきた女性、Nさんが広島の方(中区在住)だったので、早速彼女を紹介して、お友達になってもらいました。
何人か先輩が居るようですが、中国語が出来る日本人の知り合いが居ると安心ですよね。
Nさんは囲碁が出来るので、夫とも囲碁友達になりました。
夫は日本に行って困らないようにと、日本の事情をいろいろ説明し、”ゴミだし”が中国人にとって問題だろうからと、細かく説明をしていました。
一番の問題は生活費です。
中国では3000元(4200円位)もあれば楽に暮らせますが、日本では学生でも10万円以上は必要ですよね。
以前は食堂の皿洗いのアルバイトしかなかったようですが、最近はコンビニで中国人アルバイトを採用しているようですので、彼女もコンビニでアルバイトをするつもりで居るようです。 早速コンビニで必要な日本語の練習をしました。
少々アクセントがおかしいところはありますが、とても上手に日本語を話しますので何とかなるかなぁ・・・と、思っています。
短い間のお付き合いでしたが、我が第2の故郷”広島”へ行く事になり、何だか距離が縮まったように感じます。
これからも彼女を見守り、励ましていけたらと願っています。
広島の皆さんにもご縁があるように祈っています。