一昨日くらいから、すっかりとはいきませんが暖かくなってきました。
夕方台所に立っていてふと気が付くと、薄暗くなってきた外で子供の声がしています。
暖かくなったので子供たちが外で遊び始めたのです。
去年も感じたのですが、真っ暗になったのに外では元気に遊ぶ子供の声が聞こえていました。
耳の悪い私には何と言っているのか定かではありませんが、わあわあ言いながら何かをして遊んでいるのには違いありません。
かくれんぼをしているのかなぁ!? 鬼ごっこかなぁ!?
学校の勉強やお稽古事も大事ですが、小学生の間くらいは外で元気に遊びを工夫し、自然な生き方を見に付けたほうが、根っこの張った強い大人に成れそうな気がしています。
日本では外で遊ぶ子供の姿を目にしなくなって久しいです。
私の子どもの頃には缶蹴りや鬼ごっこをして、子どもは外で遊ぶものでしたが、何時頃から遊ばなくなったのでしょう!?
PCを散歩していて、『平安末期のある書物に「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん。 遊ぶ子どもの声聞けば、我が身さえこそ動(ゆる)がれん」とある。』と言う記述を見つけました。
昔から大人は子ども達から大きな喜びを貰って生きてきたのですね!
中国に来て、同じような感じを受けています。
子ども達が楽しそうに遊ぶ声を聞きながら夕飯を作り、「あの子達はもうご飯を食べたのかな?」等と考え、「楽しくてお腹がすいている事など忘れているのだろう!」と思ったり、また机に向かっていて、暗くなっているのにまだ遊んでいる子ども達の声に「中国の小学校は宿題なんてないのかな?」と、心配したりしています。
その内にお母さんらしき女性の大声がしたかと思うと、それっきり子どもの声は消えてしまいます。
そうそう、この辺りでは子どもだけでなく、暖かくなると大人達も道端で麻雀、カード、将棋などを始めます。 道行く人も立ち止まって眺めたりしているのですよ。
きっと暗くなるまでやっているのでしょうね。
お断り 写真は拝借したものです