mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

第七日目・・黄山→杭州→済南→青島;旅行終了

2015-06-08 20:31:15 | 旅行

昨日の黄山登山で疲れているにも関わらず、いつもの様に5時過ぎには目覚める

思ったほどに足は痛くない・・日本から持参した湿布を足に貼りまくって寝たせいだろうか


しかし、わたしは以前右ひざ痛が続いて、帰国の際整形外科でレントゲンを撮ってみて貰った

膝の軟骨が少し磨滅しているようだ・・老人性ひざ痛ですね! 医師はいとも簡単に言い捨てる!

治療法はなく痛み止めの注射だけらしく・・普段飲んでいる、グルコサミン、コンドロイチンのサプリも効果が無いそうだ


では、どうすれば良い!?

無理をせずに、筋力アップに努めるだけしかないと思った

 

夫の本来の計画では今日、杭州に移動して烏鎮観光する予定だが、足に負担をかけたくない私は青島に帰ることを提案する

夫も杭州で青島行の切符が手に入れば直接帰る事に同意し、取れなければ烏鎮に行くと言う・・成り行きに任せる

 
昨日 フロントで杭州までのバスは押さえてある・・ 出発は8:00

夫の話ではホテルの好意でバス停まで送ってくれるとの事で、7時半からフロントで迎えの車の到着を待つが

8時になろうとするのに迎えの車が来ないが・・主人は慌てる様子が無い

”出発に間に合わないのでは?”と、夫と心配する


主人が車がきますので、大通りで待っていて下さいと言う・・・
マイカー運転の女性が迎えに来る

到着したのは黄山バスセンターでは無い・・普通の一寸広い空き地に1台のバスが止まっていて

数人の男性が坐って煙草を吸いながらおしゃべりをしている


わたし達が勝手にバスセンターから出る長距離バスだと思い込んでいたのだった

バスは比較的新しく・・乗り心地もよさそうなので先ず安心、しかし、杭州のどこに連れて行かれるかが問題なのだ

不安を抱えたままバスは8:20に出発する (外でおしゃべりをしていた男性たちは皆、乗客だった)

 


 

11:20 杭州西バスセンターに到着

ゃんと正規のバスセンターに着いて一安心・・・立派な大きなバスセンター

着いて直ぐ新幹線の駅に移動して切符を買う予定だったので

センター前でタクシーを拾い杭州東駅に向かう

 この運転手さん、無類の歌好きの様でずっと歌を口ずさんでいる

わたし達が日本人と分かると・・何と玉置浩二の歌をかけ、小さな声で歌いだした

日本が大好きで、行ってみたいのだが・・家庭の色んな事情で到底行くことはできない等と話していた


途中 タクシーの前を横切った男性が、わたし達の乗ったタクシーの横を猛スピードで追い越した
タクシーが撥ね飛ばした 

わたしは後ろの席に座っていて瞬間は見ることはできなかったが助手席にのっていた夫は見ていて

「男性は空中を飛んで横の植え込みに沈んだ」と言う・・・実際、フロントガラスの右側には大きなひび割れができていた


なんと、杭州の初乗りは11元になっていて、40分程走って到着したが60元も支払うことになる

 

12:20 杭州東駅に到着 

 

切符売り場は混雑している

いつもの様に夫と私は二手に分かれて並ぶようにしている・・わたしの列が早く買えそうなら夫が移動してくる

それでも10分くらいは並んだ 

案の定、今日の青島行は全て満席である・・夕方の済南西駅行きが有ると言うので済南まで行くことにする

済南には何度も行って、状況が分かっている・・夫も済南まで行けば何とかなるだろうと思ったらしい

17:42分杭州東駅発、済南西駅行きの切符を買う (一人 383也)


まだまだ切符を求める客が沢山並んでいる

自動切符販売機もあるようだが・・切符を買う時のこの混雑は何とかならないものかと、いつも思う

 

切符を手にした時はもう13時を過ぎていた・・私は普段余り空腹を感じないのだが、夫はお腹が空いているらしく

構内で食事ができる所を探す 

 何処も同じようなバイキング方式の店

冷奴にのような一皿(大連時代に好んで食べていたが・・上に乗ったピータン?は残した)と、手羽中の煮物


850

この駅は新幹線開通時にできたのだろう・・・綺麗で素晴らしく広い!

 

時間があるので地下鉄で繁華街を散歩しようかと、地下鉄乗り場まで行くが、夫も私もそうする気力がなくなっていた 

引き返して待合室でゆっくり休む事にする・・約4時間も待合室でどうして過ごそうか

 

17:25 改札が始まる

 


 

 

夫は杭州→上海→南京→済南と思い込んでいたようだが・・

 

19:15南京南駅着(杭州から直接南京に着く)

 

 中国新幹線和谐号

 

 


22:20 済南西駅着

 

青島行の普通列車の切符を買うために済南駅に行かなければならないので

 

地下のタクシー乗り場に向かう

此処は何度か利用したことがあるが次から次にタクシーが来て・・混雑することなくとても便利にできている

 

 

 

済南駅で並び青島行の夜行列車の切符買う・・何とか1:30発の切符(普通座席)が手に入る

 

 

時間が有るので一旦外に出て夜食を食べ、スーパーで買い物をする

 中国各地にあるチエン店

夫はハルピンに行った時は行ったことが有るが、私は初めての早朝から夜遅くまでやっている簡単な料理を出す店として有名な店

此処の小ロンポウを食べたかったのだけれど無くて・・御飯が食べたくなって红烧牛肉のセットを注文する

 

 

深夜なのに待合室には客が多い・・何とか坐ることができて改札を待つ


そろそろかと思う頃、駅員が何か叫んで廻っている・・・・・・

どうやら私達が乗る予定の汽車が南方の洪水の影響で運行が大幅に遅れている・・到着の時間は未定なので

急ぐ人は別の汽車にへんんこうするようにとの事らしい


 丁度朝のテレビでそのニュースを見たのだった

東北部では水不足なのにねと嘆いたのだった


わたしは夫を急かして変更の手続きに向かう

先ず、返却窓口に並び、返金してもらい・・改めて別の便の切符を買わなければならない

とても面倒くさい事である・・これは鉄道側の理由なので乗客の便利を図ってよさそうものだが全く融通が利かない

一人の男性が業を煮やし随分と返却口で新しい切符が買えるように粘っていたが・・冷たくあしらわれ諦めて別の列に並んだ


よかった!2:15発の青島行が手に入る

 

T161が私たちが乗るはずだった汽車・・・どのくらい遅れるか分からないと表示してある

 


 

次に買った切符はK1135の列車・・・これも遅れて02:34発となった


何とか02:34には発車することができたが

一般座席なのでどうも坐り心地がよくない・・・眠ることができずに悶々としていた

 

6:30 やっと青島駅に到着


タクシーで宿舎へ 7:10



今回の旅も最後に一波乱あったものの・・楽しい旅だった

さしもの夫も、次回からは帰りの切符も押さえてから出かけようかと、少々弱気になる

しかし、すんなり行って観光し、すんなり帰って来る旅よりは思い出に残る旅になるかもしれない

 

夫は帰国前にもう一度、卒業記念旅行に出かけるつもりらしいが

今度はどんな旅になるのか楽しみにしている


第六日目・・黄山下山

2015-06-07 07:31:07 | 旅行

12時を少し過ぎた所でロープウェイ組と別れて、下山を始めます!


凄い下りの階段です!


少し下りた所で、他のツアー客も混じっていよいよ本格的な下山コースに入ります


この険しい道を山頂のホテルの用品を運ぶ歩荷の人夫たちが次々と登ってきます

夫は学生時代に北アルプスで歩荷のアルバイトをした経験があるので、大変さはよく分かっています

夫は背負子に30kの荷物を乗せて運んだそうです

彼らが運んでいるのは50k~60Kはあるのではないかとの事

 12:19この辺までは記念写真を撮るゆとりがある

一斉に下山を始めたツアーの人たちも体力の差が出始め段々疎らになって行く


この辺から私の脚にも異常がで始める・・真っ直ぐ下りて行けないので蟹さん歩きで一段ずつ下りて行く


階段ではない所は少し楽だったような・・・

 所々に草花や鳥の紹介の立札が立っている

 

 

歩荷のおじさんたちも疲れると杖を支えにして一休み!


 小さな川もあって綺麗な水が

流れていてホッとする

 

時々、上りの階段もあったが・・この方が楽に感じた

しかし、ガードレールが無い所では、ふらついて落ちたら大変だと緊張して歩く


13:35

これくらいの所だっただろうか、中国の高い山にはどこにもいる2本の棒に括り付けた椅子を担いで客を運ぶ人夫がいる

「乗って行かないか?」と声をかけられたので幾らかと聞くと、3百何十元だと言うので断った


もう、下りてくる人も少ない・・時間内に着けるだろうか? 祈る思いで歩き続ける

 

 14:14

制限時間の2時半までには少し時間がある・・・途中でガイドさんから今どの辺りかと言う問い合わせの電話があったようだ

我ながらよく頑張った! 

長く歩いて疲れた時に「足が棒になった!」と言うが・・本当に棒になって膝が曲がらなかったのだ

多分傍から見たらロボットが歩いているように見えたのではなかろうか?


いつだったかマラソンの女子選手が「自分で自分をほめてあげたい!」と言った言葉を思い出す


わたし達が最後ではなかった!  もう一組、戻って来ていないとのことで、「黄山地質博物館」で待つように言われた

疲れていて見学する気にもならない・・兎に角、無事下山できて好かったと言う、安堵の思いで一杯だった

 

 

 お買い物コース

この日の会社の商品は一寸興味があったが・・決断力が鈍っており何も買わずに帰る

 

 最初の日に食事をしたお店

お袋のような味が懐かしくまた、やって来た・・疲れた時はホッとする料理が食べたいものだ


夫もお母さんのワンタンメンを食べるつもりだったが、私は急にごはんが食べたくなって壁に掛かっている写真の料理を頼む

いつも食べている、“トマトと卵の炒め物”をご飯にかけてあるだけのような・・・(今度私も試みてみよう)

スープも疲れた体にはちょうど良い塩加減で・・・ホッとする


 

今日は霧で折角の風景がハッキリ見えなくて残念だったが・・反面、水墨画の中に居るような気分にもなれた

白鶴山荘から少し登った所にもう1本ケーブルカーの丹霞駅があって、更に上の松谷庵駅まで行ける

此処から黄山の最高峰芙蓉峰まで登ると、想像に絶する景色を見られるに違いない

できれば山上のホテルで一泊して、雲海に登る朝日を望む事が出来たら最高だろう


何年か後にまだ元気だったら・・ここに滞在型の旅行をしてみたいものだ

 

つづく


第六日目・・黄山登山

2015-06-05 23:15:17 | 旅行

今日は世界遺産二つ目の黄山に行きます


この黄山については以前の文化課の授業で学んだことがあってとても興味を持っていました

中国には“五岳”(東-泰山、西-華山、北‐恒山、南‐衡山、中‐嵩山)という名山がありますが

黄山はその中に入っていません

しかし、珍しい石、雲海、珍しい松、温泉が織りなす千変万化な天然の風景から“天下第一の奇山”と呼ばれ、

“五岳归来不看山,黄山归来不看岳”

「五岳を見てくると他の山は見なくてよい、黄山を見てきたら五岳を見なくてよい」という言葉があるほど

中国では高い評価を受けています


因みに私たちは五岳の内・・泰山、華山には登り、嵩山の麓まで行った事があります

 

時間通り6時にはガイドさんが迎えに来て出発する

 今日のガイドさんもベテランらしい

私たち以外は全て中国人なので話すスピードが半端なく早い

有名な観光地では英語を話す国の方も混じっていることが有るので英語で補足してくれる時がある

わたし達がどのくらいの水準だか分からないのだろう・・日本人だから聞き取れないと思っているらしい


先ず、この地図によって行程を紹介しようと思う

   1;ホテルから乗ったバスは湯口(一番下の☐)にの傍にあるバスセンターに到着する

  2;此処で専用登山バスに乗り換え、ロープウエイの雲谷寺駅(2番目の)に向かう

  3;雲谷寺駅から白鹅峰駅(3番目の )までロープウエイに乗りる

  4;白鹅峰駅から自由に景色を観ながら北海宾馆(4番目の)まで歩き、皆が揃った頃合いに点呼をとる

  5;皆で白鶴山荘(5番目の)まで行って昼食を摂る

  6;昼食後ロープウェイ組と歩く組に分かれて下山する

  7;集合場所の雲谷寺駅から専用バスでバスセンターまで下山する


以上が大体の行程である

 

ホテルからのバスの車窓から

  

 

霧の中に浮かぶ白い住居・・何とも幻想的な風景だ

 

7:00丁度に湯口のバスセンターに到着する

 バスはこの店の前に留めておくので間違えないようにとの注意がある

夫はいつもの習慣で、万一の為に(ボケてすぐに忘れます)バスのナンバープレートの写真を撮りにいく


この陸橋を通って専用バスに乗り換えて、ロープウエイ雲谷寺駅へと向かう

 

 結構高くまで登ってきたようだ

 

7:50分に駅近くでバスをおり、徒歩で雲谷寺駅に向かう

ロープウェイ待ちの人でごった返している・・・取り敢えず、一時間待ちと案内の出ている列に並ぶ

 

ガイドさんが人をかき分けながらロープウエイの切符を渡してくれる(ガイドさんも体力勝負だ)

きっちり1時間後・・やっとロープウエイに乗ることができる!

 下を覗くのが怖い

10分程度で上の白鹅峰駅に到着する


別の団体だが同じ会社ののツアーのガイドなのだろう・・混雑の中、間違えないように指示を出してくれる

 

黄山の象徴ともなっている黒松 


 展望台もあるので・・絶景を楽しむことができる

 

 人が多いので私は下りるのを躊躇した
   夫が呼ぶので降りて観る事にする


皆、少し疲れてきかからか、点呼の為か・・ホテル前に在る広場で暫しの休憩


此処から又、登ったり下ったり・・・・・・


 分かれ道

ここで、北海宾馆までは自由行動となる

 孔子が観音像を拝むと言う岩

あんな所までどうして登っていけたのだろう!?

 


此処で昼食・・ホテルのレストラン、外でのんびり弁当を食べる人、まちまち・・・ 


わたし達は人を避けて少し上に登り、この景色を見ながらゆっくり昼食を摂る

 

昼食が終わって暫く休憩をした後、下山である

わたし達はロープウエイには乗らず、無謀にも歩いて下りることにした

この選択が後で大変な思いをすることになるのである

 

つづく


第五日目・・黄山;老街散策

2015-06-05 15:19:09 | 旅行

17時にホテルに帰り着き・・翌日の黄山のツアー(一人265元)に申し込みをする 

明日の登山は疲れて、その後の移動は大変だろうからと・・このホテルにもう1泊することにして、延泊手続きをする


その後、夫がガイドさんに聞いていた、老街(清朝時代の繁華街)と言う所に食事がてら出るかける

幸い、ホテルからすぐに所にある


途中、以前から気になっていた建物に入ってみる・・中には質の高そうな書画が書けてあり

書道の道具なども並べてあった

入る時は此処は古書の本店かも知れないと思って入ったのだが・・書画の勉強をする所だと分かった


後でわかった事だが、この黄山はとてもい文化の香りのする街だ


清朝時代の繁華街だったと言うだけあって、とても重厚な感じの作りの建物が並ぶ


路は十字になっている様だった(夫が旅行にはいつも持参する磁石を忘れて来たので方角が定かではない)

真っ直ぐに行くとこれから開店する酒場の多い通りのような感じなので

わたし達は先ず腹ごしらえをしようと・・横に通っている筋でレストランを探す


 レトロな感じのするメニューの看板を見つける

 可愛いお姉さんもいます

この店の特色菜を聞いて・・それを食べるつもりでいたが、どれも辛いそうだ

夫が辛い物が特別苦手なので、無難な物を選ぶ


 細切り牛肉と茄子の炒め煮

 定番・・西红柿炒鸡蛋

 香肉片汤(椎茸と肉のスープ)

夫はこれにご飯を頼む・・・老舗の割にはとても安い食事だった


食事を済ませて土産物屋などを冷かして歩く

 瓢箪笛が並ぶ店があったので入ってみる

とても優しそうなお兄さんがとても丁寧に説明してくれる・・単なる土産物の店ではなさそうなので話を聞いてみることにする


このお兄さん只者ではない! 相当な演奏家である


他に横笛やオカリナもならんでいた・・私は以前オカリナを習っていたことがあるので興味を示すと

オカリナもとても上手に吹いてみせた


夫は以前から新しい瓢箪笛を欲しがっていたので・・卒業&誕生日祝いとしてプレゼントすることにする




新しい笛でもっと練習して、このお兄さんのように上手になって下さいね!


もうすぐ19:00 この通りは夜に一層賑やかになるのであろう

わたし達は夜は苦手なので・・来る途中で見つけて置いた美味しそうなパンが置いてあるパン屋さんに行き

明日の朝食と黄山での昼食のパンを買い、コンビニでヨーグルトと飲み物を買ってホテルに戻る



明日は早朝6:00の出発だと言うのでシャワーを浴び9時前にはぐっすり



つづく


短期留学生の波!

2015-06-05 13:21:00 | 学校

先日、ドイツとアメリカから短期留学生の団体が来て・・・

私たちの听说课の老師が彼ら班を教えるため、新しい老師に換わりました


昨日は訳も分からず・・201の班がもう一つ増えて、C班を作るとのことで

くじ引きをして・・C班に行く同学を決めました


今日、登校してみると・・見知らぬタイ人らしい学生が二人坐っています

話を聞くと、彼女たちも20数名の団体で2か月の短期留学にきたそうです

 

ドイツとアメリカの学生たちはどうも高校生らしく・・・別のシステムで勉強します

タイの短期留学生は例年よりグンと多い50数名になりました


担任の老師は・・もうこれで班が動くことは無いので、安心してしっかり勉強して下さいといわれましたが、

3か月間も一緒に勉強してきた同学が突然いなくなるのですから、何ともさびしい限りです

昨日は皆、授業に集中できる雰囲気では有りませんでした



しかし、私を覗いては皆、20代の若者たちです

すぐに馴染んで仲良く勉強できる雰囲気になることでしょう


これで私たちの班はタイ人8名、韓国人8名、オーストラリア1名、日本人1名の18名の班になりました 


NPO(日本語学習者との交流会)

2015-06-04 22:14:47 | 日々の出来事

今日は毎週月曜日に行われているNPO交流会に、夫と一緒に参加しました

このNPOを立ち上げられて今は日本で活動されているO先生が青島に来られると言うので、今日に変更になったのです

このO先生とは縁あって、FBでお友達になり・・今日、お目にかかるのを楽しみにしていました

開始時間より早めに到着しましたが、もうかなりの人数が集まっていて・・お世話役さんは準備の最中です

O先生が到着されるまで、中国人の学生さんと自由にお話をしていましたが


わたし達の所には院生の男子学生と2年生の女子学生がやって来て「代り」「替り」の使い方について質問してきました

いつも無意識に使っている日本語です・・改めて聞かれると一寸考えてしまいます

序に、“かわる”と言う他の言葉についても話し合いました・・換わる、変る


女子学生が9月から四国の松山大学に留学すると言う事で、話が弾みます

彼女はまだ2年生なので、なかなか聞き取りが難しいようでしたが・・懸命な様子がとても魅力的です

名刺を渡してお友達になりました



O先生が到着されて、NPOを立ち上げるきっかけや、その後の経過などを話して下さいました

先生が学生たちにお話になりたかったことは・・希望をもって事にむかうこと、人と人と心で繋がることが大事、

先生ご自身が中国で気功の老師との出会いで大病が完治した経験を通して・・“自然との共生”が大切だと話されました

そしていつも“NPO”とだけ言っているこの会が・・「NPO東アジアオープンハートコミュニティ」だと言う事が分かりました

O先生のお話を伺いながら・・・

誰にでも岐路があって、自身の選択によってその後の路が換わってくるのだと改めて実感しました


お話を伺った後は、参加者の意見発表などがあって散会です



先生は福岡県と佐賀県を股に掛けて自然との共生の活動をなさっているようなので・・

又、お目にかかれる日があろうかと、楽しみにしています


第五日目・・黄山;古村落文化遺産ツアー②西递村見学

2015-06-03 20:33:53 | 旅行

西逓村への移動には小1時間かかるらしい

 途中のレストランで昼食を摂る

10名が一班・・家常菜(家庭のおかず)と言うのであろうか、野菜中心でお肉は無かったような・・・

しかし、御飯だけはふんだんにある(お替りをしていた)

 

西逓村は黟県の県政府所在地から8キロメートル離れた場所にあり、北宋の皇祐年間(西暦1049~1054年)より建てられ、すでに千年近い歴史を もつ。村落全体が船の形をしており、完全な形で保存されている古民家は122棟、現有の古民家が300軒、人口は約1,000人で「中国伝統文化の縮図」「中国明清民家博物館」と賞賛されている。

西逓村は山に囲まれ、二本の渓流が村の北側と東側を経て南側にある会源橋で合流している


明時代 この村出身の胡文光が科挙を合格し役職を全うした記念に皇帝が
記念碑として下賜した石坊

この村の代表的な建造物


村落のスペースは変化に富み、 融通がきき、建築物の色調はすっきりとし、優雅な中国安徽風建築技術の典型的な代表作である

客間のお着物の配置は宏村と同じしきたりがあるようだ

 民家の寝室は大体皆、この様である

宏村では見なかったが、ツバメがあちこちに巣を作っている・・・住民も保護しているようだ


⇓ガイドさんによると昔の空調らしい・・・真ん中の蓋を取ると、下からの冷たい空気が上がってくる



昔ながらの客栈(はたご)が営業されている (一寸泊まってみたい気がする)

食堂も営業中

 此処にも沢山豚が干してある


【彫刻】

「触らないで下さい」と書いてある


【工芸品】

 

全ての路地はいずれも黟県の黒い石で舗装されている。古い建築物の多くが木造でレンガの壁で保 護されており、木、石、レンガの豊富で多彩な彫刻がほどこされ、路地と建築物のデザインと配置のバランスがよくとれている。

 

古い建築物は全て白い漆喰の壁に黒い瓦屋根で整然と立ち並んでいる

 

【おまけの話】

 久しぶりの“ニンハオトイレ”(ドアが無い)

最近は旅行をしてもこの様なトイレにおめにかかることは少なくなった

中国通としてはこの様なトイレで用を足すことが出来なければならないだろう

 

観光の後はお決まりの買い物ツアー・・・中国シルク製品の店

1時間時間以上もつきあわされる・・これが無ければもっとゆっくり観光ができるのだろうが

中国のツアーではお決まりのコースなので仕方がない

 

17時にホテル着・・・朝、8時から9時間の観光少々疲れ気味ですが食事がてら老街と言う所をぶらつきます

 

つづく


第五日目・・黄山;古村落文化遺産ツアー①宏村見学

2015-06-02 19:28:33 | 旅行

 今日は昨日申し込んでおいた西递,宏村1日観光である

此処は世界遺産に指定されている場所なので、とても楽しみにしている


   

8時過ぎにガイドさんがホテルまで迎えに来てれて、観光バスに乗り込む

このコースはとても人気があるようで同じホテルからも何組か乗り込む・・この後、私たちは“70団”と呼ばれることになる

この辺の家にはとても特徴がある・・茶業で裕福な家が多いのか殆ど3階建てで新築も目立つ

茶畑が延々と続く・・・清明節(この頃のお茶が一番おいしいと言われる)も過ぎているので綺麗に摘み取られている

 

1時間ほどで宏村に到着する

老人割引の為にパスポートを提出し、ガイドさんに入場の手続きをしてもらい、ガイドは現地の女性に換わり、

村内の観光が始まる


宏村
は、黟Yi県の東北に位置する南宋時代創建の世界遺産の村で、現在まで800年の歴史を持つ。
山紫水明な場所にあり、という苗字を持つ人々が集住する村だった。
村全体が牛の体にみたてられており、村の西には雷岡という小高い丘が牛の首、村の入り口にそそり立つ2本の木が牛の角、村の前、後ろにある4つの橋が牛の脚である。内部構造も牛の内臓に例えらえ、牛の小腸に当たるクリークは山の泉を引いて各家の前まで運ばれ、生活用水として利用されている牛の胃に当たるのは、村内にある半月型の美しい沼「月沼」 牛の大腸に当たるのは村の南にある大きな「南湖」。その、田園風景、山と水の織り成す風景、美しいクリークによって「絵のなかの郷里」と呼ばれている。
保存状態のいい明清代の民家は約140棟あり、中でも”承志堂”は安徽省南部の古民家の特色をよく伝えている。月沼の西南岸にある「冒華居」は清代の建造で、建築バランスがすばらしく、古色ゆかしい。その他の建築物は、「楽賢堂」、月沼の北岸には汪氏の祖先を祀った「楽叙堂」、南湖の北岸にある「南湖書院」などがある。中国国内でも映画のロケに使われるほど有名である。

小さな村落の様だが、建物がくっついて建っていて路も迷路の様だ・・

沢山のツアー客がいて・・もし、ガイドさんにはぐれたら大変なことになると、気が落ち着かなかった


観光の際に撮った写真は凄い枚数で、どれを選べばよいのか分からないので、分類して紹介することにする

入口を入ると南湖の畔を歩き村内に入る

牛の大腸と言われる南湖の畔には沢山の学生が坐って絵を描いていた

 わたし達が最初に渡った橋(牛の脚の1本か)

この写真の様子を見ると・・此処で現実に生活をしている人たちが居ることが分かる


 村の入り口にある红杨树(牛の角)

傍に立つ説明には・・『この木は村の入り口にある大木紅い柳 昔、村人の家庭で結婚式があると、花嫁の乗った輿は先ずこの木を一回りしてから村を出て行った。 これは「夫婦はが一生仲睦まじくいられる」ことを示す』とある

 

【建物】

詳しい説明が付けられなくて申し訳ないが、雰囲気を感じて頂くとありがたいです

 

見学した住居の客間の置物には配置に決まりが有る様で、殆ど同じ置き方である

時計を中心に花瓶、鏡など・・意味があるらしいが・・・

中国人の団体なのでガイドさんも早口で話すので聞き取れないことが多い

後で文献で調べてみることにしよう

 

 

この建物は何だかわからないが・・単に私が気に入ったのでアップしてみた


【彫刻】

523

ガイドさんの説明では「天井を支える柱の彫刻で財力が判る」と言う

今でもこのように綺麗なのだから・・当時は素晴らしかったに違いない

わたしの趣味で・・石畳もとても趣がある

 

【生活】

 牛の小腸に当たるクリーク?

このクリークは生活用水として用いられていると説明にあったが、実際他の場所ではこの水で洗濯をしている人がいた

レストランの外に材料の豚肉が干してある


湖のコンクリートの堤防には筍が並べてある


【路地の商店】

生活用の商店もあったが、土産物屋も・・・皆、間口半間程の小さな店

竹細工の工芸品が特長的

 お茶は特産品

 

ガイドさんの説明も終わり、土産物の通りをぶらつく



南湖の逆を回って集合場所に戻る

学生さんたちの絵も完成に近づいているようだ

わたし達はこの後昼食を摂って、西递に向かったが、そこでもこの学生さんたちの団体と出会うことになる

 

つづく


第四日目・・景徳鎮市内→黄山へ移動

2015-06-02 13:03:43 | 旅行

今にも降り出しそうな雨模様の中、大きな支障もなく無事に観光を終え

夫が当初予定していた観光をすべく、タクシーで “湖田古窯” 陶瓷歴史博物館”に向かう


所が・・月曜日は閉館日だったのだ(タックシーの運転手は知っている筈なのに・・・)

わたしが写真に一寸写っているおじさんに・・「遠くの青島から来たのに・・・いえ、もっと遠くの日本からきたのよ!」と言うと

笑ながら、敷地内に入れてくれた(写真を撮っただけですぐに出る)


この博物館の後ろに“湖田古窯”が有るようだった


此処でおじさんと話をしていても時間がもったいないので、付近をぶらついてみることにする

一寸歩いたところに市場があった・・中国ではまだこの様な市場が市内の至る所にある


懐かしい!  私の子供の頃、母が使っていたミシンと同じようなミシンだ


突然、雨が降り出した・・もっと付近をぶらついてみたかったのに

どうも酷い雨になりそうで観光どころではない!  慌ててバス停を探しバスでバスセンターに戻ることにする


運よく空いていて、前にすわることができたので、バス観光となる

住民たちの交通手段は、バイクが主流でこの様なバイクの店が軒を連ねている


終点で降りて、タクシーでバスセンターへ向かう 10元也

ずっと書き忘れていたが・・景徳鎮のタクシー代は初乗り5元、今まで行った所では最も安い(因みに青島は9元)


バスセンターへ着いたのは昼前だったけれどどこかでゆっくりしようと

バスセンターの隣の永盛酒店の1Fレストランに入り昼食を摂る事にする

 トマトと卵のスープ(これはどこでも大体美味)

 烏賊と野菜の炒め物(イカは夫の鉱物)

所が、辛い物が苦手な夫は辛くて大変な様だったが・・私は美味しく頂いた

夫は御飯を頼んだが・・私はご飯は食べない(身体の為でもあるが、日本と炊き方が違うのか全く美味しくない)


途中で、私たちが日本人だと分かったのか、この男性が日本語で話しかけてきた

日本へは行ったことは無いが仕事の関係で学んだそうだ

彼はもっと私たちと話したかった様子だったが・・この子がなかなかやんちゃで追いかけるのに大変!

ママは構わずお食事を続けている(中国のパパはとても家庭的なのです)


食事中も雨は大降りで、従業員の男性が「雨が小降りになるまでゆっくりして行けばよい」と親切に言ってくれる


バスは14:30発車なので今回も待合室でゆっくりすることになる・・今回は雨なので仕方がないか

バスを降りてきた客も、突然の大降りの雨に呆然としている


 14:30

バスはほぼ満員で定刻に出発する。

黄山市まで約200K・・・高速を走らず、途中客を下したり拾ったり市ながら一般道を走るので3時間半はかかるようだ

途中、安徽省祁门Qimen 経由で黄山市の屯溪tunxi と言う所まで行くらしい


途中の風景を川の状況を主に時間毎にアップしておくが、雨がどれだけ激しく降ったかお分かりになると思う

 15:11

 16:15 

 16:20

 16:20

この頃には雨はもう上がっていた


予定より少し遅れて 17:10分 黄山西バスセンターに到着する

すぐにピンクのジャージの上下を来た女性が寄って来て・・とてもことば巧みに話しかけてくる

翌日の観光の手配の事やホテルの話など・・少しも休まず私たちが言葉をはさむ余地が無い

ホテルまで5元で連れて行くと言うので、時間も時間だしすぐに彼女の話に乗る

 

ホテル名は「旅行者の家」何とも親しみやすい名前・・彼女はホテルに着くと私たちを下してすぐに戻って行った


ホテルの主人はとても物腰の柔らかい人で、丁寧に黄山の観光コースの説明などをしてくれる

宿泊料金は・・1F;118元で 2F;138元 3F以上;158元 との事

取り敢えず1Fの部屋を見ると綺麗で、広い  只、少し経つと少し湿っぽい感じがしたので、香水を撒いた


                    

 

 夕食はこのお店・・米線の看板がかかっていたが

昆明で食べた時の米線の印象は余り好くなかったので・・わたしはワンタン麺を食べる事にする


これがなかなかの味で・・半分も食べられるだろうかと思ったが完食して、我ながら驚いた

新しいお店で母親と娘さんで営んでいる家庭的な雰囲気のお店・・後に又、来ることになる


いつものように、近くのスーパーで翌朝のパンとヨーグルト、飲み物などを買ってホテルに帰る


フロントで、翌日の“古村落文化遺産ツアー” (一人220元)を申し込んで 

部屋に戻りシャワーを浴びて、ぐっすり夢の中・・・

 

つづく