韓国の李明博（イミョンバク）大統領は十七日、日本を訪れ、野田首相と京都市の京都迎賓館で夕食を共にした。十八日に首脳会談を行う。外交懸案化している旧日本軍の従軍慰安婦問題への言及が最大の焦点だが、李大統領は十七日、大阪市内で行った在日韓国人との会合で日本政府に解決を促す発言をした。
出席者によると、大統領は在日本大韓民国民団（民団）大阪府地方本部での会合で「高齢の元慰安婦が生存中に問題を解決しなければ、日本は永遠に両国間の懸案を解決できない負担を抱えることになる」と指摘。「日本も対応を考えており解決すると思う」と期待も示した。
過去の日本統治と関係の深い在日韓国人らが出席した集会のためあえて言及した可能性もある。
一方、ソウルの日本大使館前に元慰安婦の支援団体が十四日に少女像を設置し、日本政府は早期撤去を求めているが、野田首相は首脳会談でこの問題に触れない見通し。
首相は会談で、日本統治下の朝鮮半島から動員された民間徴用者の遺骨を来年返還する方針を示す。中国漁船の不法操業に対する日韓の連携や、中断している日韓ＥＰＡの交渉再開、北朝鮮の拉致・核問題なども議題に上る見込みだ。
会談は日韓首脳のシャトル外交の一環で、李大統領の来日は国際会議を除き二〇〇九年六月以来となる。
と、これは表向きの話です本来の議題は、 ・ 1、対中国問題(中国は既にデフォルト状態)。 2、北朝鮮問題。 日韓軍事同盟。 3、TPP参加問題。 4、両国の経済問題。 5、円借款。 が主な議題です。
李明博（イミョンバク）大統領は十七日に来日すると、野田総理と二人きりで会談していますが、それが前述の内容なのです。しかし、李明博（イミョンバク）大統領も、国内に身内の爆弾を抱えており、最後の訪日でしよう。日韓は、韓国国内の共産勢力の台頭により、近くにありて遠い国に成っていますが、改善しなければ日本も慎重にならざるをえません!
