もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

「髑髏城の七人」見てきました

2011-10-06 15:03:11 | お芝居
劇団新感線 「髑髏城の七人」2011.09.13 マチネ & 09.20 マチネ & 09.27 マチネ

劇団新感線の舞台は外せません・・・ということで、チケットゲット。
今回はラッキーにも2公演取れたので、それぞれ別な友達と観劇です。
そのあと、さらに、もう1公演手に入れることができたので、急遽参戦してきました。

新感線デビューしてから、そんなに日が経ってないので、「髑髏城の七人」は初めてです。
古田新太さんの当たり役を、オグシュンがやるという・・・どんな感じなんでしょうか?


感想からいうと、面白かったし、キャストもよかったと思います。
1幕は正直、ちょっとダレたところもありましたが、2幕は圧巻でした。

特に、3回みたので、細かいところまでしっかりとわかってよかった。
3回目は、E列(オケピがあるので、前から9列目くらい?)だったので、よけいに、いろんな動きがわかりました。


物語は・・・(公式サイトより)
織田信長が本能寺で討たれて8年、天下は豊臣秀吉の手に握られようとしていた頃の関東。
天魔王(てんまおう)(森山未來)率いる関東髑髏党は、秀吉を倒し関東制覇を企み殺戮を繰り返していた。
ある日、兵庫(ひょうご)(勝地涼)率いる三五(さんご)(河野まさと)ら関八州荒武者隊は、髑髏党に襲われている村を通りかかる。
兵庫たちは村人を助け応戦するも逆に窮地に追い込まれてしまう。そこへ捨之介(すてのすけ)(小栗旬)と名乗る若者が現れ、
一騎当千に髑髏党を叩きのめす。村の生き残った娘たちを連れて兵庫と捨之介が向かった先は、
噂に名高い極楽太夫(ごくらくたゆう)(小池栄子)がいるという関東一の色里、
無界屋(むかいや)蘭兵衛(らんべえ)(早乙女太一)が取り仕切る“無界”の里だった。
無界の里は宿場も兼ねた色里、旅人や商人など氏素性の様々な人たちが出入りする。
偶然か必然か、諸国流浪のやせ牢人を名乗る狸穴二郎衛門(まみあなじろうえもん)(千葉哲也)という男も時を
同じくして里を訪れていた。
ある晩、里で素性を偽って働いていた沙霧(さぎり)(仲里依紗)が髑髏党に襲われ、その場を助けた蘭兵衛は居合わせた
捨之介を見て驚く。二人には何か因縁がある様子だ。
そこへ突然、天部の将監(てんぶのしょうげん)(粟根まこと)とともに天魔王が現れ、捨之介、蘭兵衛たちの過去が明らかになり、
二人を髑髏党に招き入れようとする。拒む蘭兵衛と捨之介は、無界の里を守る為、
天魔王を倒すことを決意する兵庫や極楽太夫らと共に、天魔王と対峙することに……。
そして、捨之介は強力な刀を手に入れるため自身の過去を知る
刀鍛冶・贋鉄斎(がんてつさい)(高田聖子)を尋ねるのだった。




ここからはネタばれを含みます・・・・ご注意を(そろそろ上演も終る頃ですが・・・)


髑髏城を見るのは、初めてだったし、予習もまったくしていかなかったので。。。
無界屋蘭兵衛が森蘭丸・・・と、なったとき、何だかドキドキしちゃいましたよ。そういうことか!!と。
信長公の側近として仕えていた若者3人・・・8年たって、こういう立場で出会うとは。

すごくよくできたストーリーで。。。特に2幕はあっという間でした。
3回見ても3回ともすごく新鮮で楽しめましたよ。こんなお芝居はないよね~

髑髏城の7人の「7人」が、あーいうメンツだとは思わなかった。。。これもまた面白かったなあ・・・

痛快だったのは、最後のシーンかな。天魔王は捨之介を天魔王に仕立て、自分は逃げようとしたが殺される。しかし、とらえられた捨之介を天魔王の部下の将監が「この人が天魔王」とうそをつき、斬られそうになる。ここでの捨之介の潔さがよかった。
そこへ、髑髏城の残りの6人が現れ、天魔王の面と甲冑を差出し、「これが天魔王」という。
家康・・・実は狸穴二郎衛門だった。。。は、それを受け入れ、捨之介を無罪放免とする。

家康の懐の広さとか、7人の絆とか、捨之介の気持ちとか・・・このシーンが好きでした。

そう、まさか狸穴が家康だとは。。。思わなかった。最初出てきたとき、この人は最後に絡むなとは思ったけど。


何でも、昔の「髑髏城」とはストーリーが違ってる部分も多々あるらしいけど・・・この結末も私好きです。

そうそう、天鎧剣の仕掛けには笑った・・・後ろだとよくわからなかったんだけど、、、3回目にはっきり確認しました。


爽快な気持ちで終わってとってもよかったです。



で、キャストさんですが、
まずは主演の小栗旬くん。声が優しいから、人情味ある捨之介にはよかったと思いました。前の方で見たときは。。。お御足にくらくらしそうでした。背も高いし見栄えもいいから、かっこよかったです。

今回、一押しというか感動したのは、森山未来くん。声がすごくいいし、うまい!!めっちゃうまい。
殺陣も上手で、早乙女太一くんに引けを取らないくらいで感動しました。すばらしかった。

そして太一くんは、一昨年だっけな。。の新感線舞台でも思ったけど、殺陣のキレがすごくて。。。優雅なんだけど迫力があってさすがですね。蘭兵衛の切なさ、狂気には完全にやられちゃいましたね。

あと、うまいと思ったのが里依紗ちゃん。上手だね~走り方もなんかかわいかった・・・このくらい上手いとこれから、どんどんお芝居出てくるでしょうね。

新感線のお芝居の常連となりつつの勝地くんも、この兵庫という役はぴったりでのびのび演じてましたね。ドラマで見る勝地くんより、舞台の方が好きだなあ。最後の髑髏城での捨之介とともに戦うところは最高によかった。兵庫が捨之介のために、刀を研ぎまくるんだけど、刀を投げて交換したりして。。。刀を落としたりのミスもまったくなくてすごかった。そうかと思えば、釜を持って戦うのもかわいかったし。

粟根さんや聖子さんはさすがでしたね。贋鉄斎のシーンはほんとに笑いましたよ。粟根さんが、もう少し笑いに絡んでくれるよかったけど・・・まあ、この役じゃしょうがないか~

それにしても、今回の殺陣も見事でしたね。きれいだったし・・・
個人的には2幕の初めの方の、天魔王と蘭兵衛の対決が好きでしたね・・・うん。


今回、本当にラッキーにも3回見に行けてよかったです。
また、来年も絶対見に行こうっと。


そうそう、2回目のとき(9/20マチネ)、蘭兵衛のカツラが途中で取れちゃうというアクシデントがありましたよね(遠かったんではっきりとはわからなかったけど)。きっと焦っただろうけど、そのまま堂々と演技してた太一くんはさすがでした。
9/20は、山田親太朗くんと三浦翔平くんが見に来てました。芸能人オーラがすごく出てました。

        
コメント (7)
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