もるるんのよくばりポケット

いろーんなことに興味がある、ミーハーな働く主婦もるるんの日常や思ったことを書いていこうと思います☆☆

劇団鹿殺し「キルミーアゲイン」見てきました

2016-02-09 01:30:42 | お芝居
劇団鹿殺し活動15周年記念公演「キルミーアゲイン」 本多劇場 2016.01.18 19:00~

前から気になっていた、劇団鹿殺し。
ようやく見に行くことができました。

しかも主演は大東くんで、新感線の河野まさとさんも出演です。

気になってるだけで、どんな芝居をするのかとか、全く情報なしでの観劇。
いやあ、パワーに圧倒されましたね。
エネルギッシュな舞台、勢いを感じました。

話の内容をざっくり書くと

とある田舎の村にある唯一の劇場の「たにし座」に東京から一人の若者が帰ってきた。
彼は東京で劇団に所属しているのだが、それを放り出して帰ってきてしまったのだ。
彼は高校生のときに、この「たにし座」で演劇をしていたのだが、ある日、村が大洪水にあい、
そのときに劇場に取り残されたブラスバンド部員が、逃げ遅れて死んでしまうという事故がおきた。
それにショックを受けた彼は、東京に出てしまうという過去があった

それから15年がたち、村がダムで沈んでしまうことがきまり、
その反対運動に、ふたたび芝居をしようと仲間から誘われ戻ってきたのだった。
芝居の内容は、村の人魚伝説の話。

ここから15年前のできごとと、現在の芝居の話とが交錯していく。

15年前、たにし座では演劇部、ブラスバンド部がひそかに練習をしていた。
その日もブラスバンド部が練習をしていたのだが、洪水が起きたとき、
たにし座に閉じ込められてしまって、逃げられなかったのだ。
そして、そのときに、唯一生き残った女性が、実は本物の人魚だった・・・・

さらに事故の真相が現在の芝居を上演していくうちに明らかになってくる。
実はブラスバンド部を閉じ込めたのは、たにし座の座長さんだったのだ。

その日以来、関わった人たちがそれぞれ持っていた罪悪感も明らかになってくる。
後悔や無念、哀しさつらさ、どんな思いを持って生きてきたか・・・

でも、上演された人魚伝説の中で、
キャストがみんな楽しそうにキレキレで踊って、ブラスバンド部の生徒も生演奏して歌って。。。
女装や被り物をしてのダンスとかもあっての迫力

ちゃんと卒業式ができたってことですよね。

結局、ダム工事は始まることになって、そしてまたみんな村を離れて暮らしていく。


そんな、切ないけど、でも元気が出るようなストーリーでした。


大東くんは、鹿殺しの面々に混じってチューバふいてましたよ。がんばってた(笑い)
それと、チョビさんの歌声が、迫力あるんだけど、ちょっと哀愁がかった声で、胸にズーンときました。
ブラスの生演奏が、普通に芝居に入ってくるのは初めてだったから、ちょっと驚いたけど、
私もブラスバンド部だったので、めっちゃ親近感でした。
その部分は、芝居というより、ショーって感じでしたね。生演奏はやっぱり大迫力だし、
心地よいです。

この日はアフタートークならぬ、アフターライブがあって、
鹿殺しのメンバーの演奏+チョビさんの歌で、盛り上がって大満足でした。

また、見に行きたいな。うん。
何度も行けば、きっと鹿殺しオリジナルのメンバーもわかってくるだろうと思うし。

ヨーロッパ企画に続いてのお気に入り劇団ができたから、、、また大変だけど(笑い)
15周年おめでとうございます。また見に行きます
コメント
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