さいたまネクスト・シアター最終公演 「雨花のけもの」見てきました

さいたまネクスト・シアター最終公演 「雨花のけもの」　さいたま芸術劇場 小ホール　2021.08.08　13：30～

蜷川さんが立ち上げた、さいたまネクスト・シアターも解散だそうで。（ゴールドシアターもですが）
私がさいたまネクスト・シアターの存在をちゃんと知ったのは、
直人が出演した「海辺のカフカ」のときでした。
ネクストシアターから、かなりいろいろな方が出演されていて。。。

そのあとも、いろいろな芝居など（蜷川さんの芝居はもちろん、それ以外も）にも出演されてて、、、
勝手に親近感を持ったのでした。解散しちゃうのは、さびしいけど、でも、みなさんそれぞれ、これからも
活躍していかれるのでしょう。

最終公演は、細川洋平さんの本を岩松了さんが演出です。

話の内容は
「唐木井折は、社会になじめない若者たちをペットとして富裕層に売りさばいている。
ある日、唐木は望月からの依頼でペット候補を品定めする「パドック」を主催する。二人のほかに、中島と高丘が招待されていた。
唐木の手元に残っているのは“こがねい”と“まちだ”の2人の若者。しかし、望月の書いた「レシピ（台本）」では、唐木のペットである“さすけす”と中島のペットである“るしあ”が配役されていた。パドックが始まり、望月のレシピを演じるさすけすとるしあ。クライマックスの場面でさすけすの様子が明らかにおかしくなる。唐木は望月を気にして動揺するなか、パドックが中断される。
さすけすに起きた異変は、ペットを飼う富豪たちと飼われるペットたちに影響を及ぼし、それぞれの思いが交錯していく……。」（公式より）

ひきこもりとか、コミュ障とか、、、社会になじめなくなっている若者をペットとする。
って、もうその発想に驚きです。そんなことが芝居とはいえ、ありえるようになってきているのか！！

富裕層の人たちがペットとして飼っている？飼っているというより養っている？
唐木はそのディーラーみたいなもの。富裕層にペットを提供する側。
富裕層の人々がどの若者をペットとするかは、「パドック」で決める。「パドック」は誰かの書いたレシピ（台本）にのっとって
若者がそれを演じるものだ。
しかし、その若者にも、感情があり。。。レシピの途中でペットがおかしくなってしまう。。。
そこから、富裕層たち、またペットたちの関係が変化していく。
富裕層同士の関係(お金の貸し借りもある）もそうだし、他の人のペットを欲しがったり、
またペットの側も他の富裕層では嫌だとか。。
さらに、自らペットになりたい人もいたり。そんな人々の様子が表している。

終盤、舞台の前半分に大きな白い布がかけられるという場面転換。
その白い布は雪を表している。
雪の中の元ペットだった二人は新しい人生を歩んでいくのか？また、唐木の使用人であった辻森だけが
屋敷に残り・・・・唐木たちは庭の外にいるようだ。
ただ、私の理解不足もあって。。。結末がよくわからない点もあったのが、ちょっと悲しかった。
一筋縄ではいかない話で、頭がこんがらがってしまった・・・(汗)

富裕層の人たちは、若者はペットとして養っているというより、ペットに依存して生きているという
ようにも見えた。
他人のペットに固執したり、亡くしてしまった前のペットを今でも思っていたり。
それは、今の私たち人間にもあてはまると思う。。。
が、ペットとなる若者も同じ人間で感情や考えもある。
だから、富裕層とペットの支配関係が実は逆になったりもする。

 

舞台セットはすごく素敵だった。。
三方を客席が囲む形で、真ん中には、ソファがある大きな居間。奥にペットたちのいるパドック。
その奥には、大きな窓があり、窓の外には森と小屋がある庭園。
劇場の階段も使って、唐木の大きな別荘を表していた。

最終公演ということで、このメンバーでの公演はもう見れないのだろうけど、
みなさんの今後の活躍を期待したいと思います。

特に印象に残ったキャストは

望月役の鈴木彰紀さん。
とても声がよいのと、表現力が半端ないと思いました。
セリフも聞き取りやすかったし、これからすごく楽しみな役者さんですね。

中島役の周本絵梨香さん。
彼女は、蜷川さんの舞台や、それ以外（たとえばテレビとか）でも、活躍してますよね。
独特の雰囲気を持つんだけど、存在感がすごくある女優さんだと思います。
前のペットを忘れられないし、今のペット、るしあにも執着してるという
難しい役だとは思うけど、魅力的に素敵に演じておられました。

辻森役の高橋英希さん。
私は初めて拝見した（というか、高橋さんだと認識してみたのが初めて？）のですが、
唐木に命令されて、舞台上をあちこち動くのが印象的でしたし、
彼がいなければ、まわらないこの世界を、すごく生き生きと演じていられたと思います。

あとは、唐木役の松田慎也さん。
主演になるんですかね～？この役は、なんとなく松田さんに当て書きされたような感じがしました。
今後も、、、期待してます。舞台にもたくさん出てくださいね。

最終公演ということで、このメンバーでの公演はもう見れないのだろうけど、
みなさんの今後の活躍を期待したいと思います。

 

「黒鳥の湖」第４話感想

ちょちょっと待って。話が動きすぎで、、、頭が整理できないぞ。

まず、美華の誘拐事件って、由布子の自作自演って・・・狂言誘拐ってことだよね。

要するに、美華は家出で、北海道の牧場にいるって。

由布子がなんでこんなことをしたかというと、家出したのでは？という身に覚えがあったけど、

警察は家出だと探してくれないから、「漆黒の切り裂き魔」の模倣をして誘拐事件とすれば警察がちゃんと

探してくれるのでは？ということだったのね。警察も極秘操作になったから、自分でマスコミにばらしたと。。。

めっちゃ、人迷惑なやつだ！

家出の原因は、由布子の浮気を疑ったから？というか、美華の父親って、八木だったんだ。

普通に彰太を裏切ってたわけなんだね。やっぱり八木も悪者だ。

 

そして、、、予想どおり、清水さつきは大黒様だった。

最後に彰太が来たときに、そろそろ来ると思ってたって言ってたけど、これは田部井の突き落としのこと？

由布子が相談してきて、狂言誘拐の話を助言してきて、彰太のことも調べて、田部井を葬ったってこと？

権田ではなくて、大黒様のしわざだったってことなんだろうか？

 

ただ、美華の誘拐ことは解決したけど、さらにもう1件起きた、「漆黒の切り裂き魔」の事件はだれ？

これがよくわからないな～まだいろいろ謎がある。18年前の事件とどう絡むんだろう。

これも大黒様のしわざってことないよね？だって、相談者の親身になりすぎることが問題なんだから

関係ない人を殺めることはないと思うんだ～

うーん。。。。わからん。

ただ。。。。キャスト的に考えると、怪しいのは今まで関係ないところにいた若院さんだけど。。。

18年前の事件とは無関係だろうし。。。。うーん。最終回を待ちましょう。

 

彰太のあのウソ・・・因果応報だっていうけど、あのウソによって、みんなの人生が少しずつ狂ったということで、

責任を感じるのはわかる。でも、これは仕方ないと思う。

だって、権田はそれによって救われているんだから。

そう、叔父さん殺しは権田でいいのかな？これもわからない。。。

「ボクの殺意が恋をした」第６話感想

土曜日午前中にワクチン2回目接種。

その日の夕方から、全身倦怠感と頭痛と発熱（とはいっても37度くらいでそこまででは）と腕痛

今回はけっこう頭痛がひどくて、昨夜はテレビも見ずに寝てました

（布団の上で、19時からDAZNでレイソルの試合は見てましたが）

夜中に頭痛がさらにひどくなって、目が覚め、ロキソニンを飲んで、、、今朝はけっこう調子がよかったのですが、

午後に薬が切れてから、また頭痛と37.5度までの発熱。。。その後ロキソニン飲んで、おひるねしたら

だいぶよくなりました。。。今は頭痛はありますが、熱は下がりました。

このまま乗り切っていきたいです。

 

ということで、夜にはドラマを見ることもできました。

第６話から新しいキャストが。。。柊の許嫁の松本穂香ちゃん。それから葵の兄で小池徹平くん

ここにきて、新しいキャストということは、何かしらの意味を持つようで。

葵の兄が、事件に大きくかかわってそうな気がします。

 

葵は美月としての連載を中止し、身を隠すことに。。。それには、千景がだいぶかかわってるみたいですね。

千景が本物の美月かなとも思うんですが。。。あまりに短絡的か？

葵は、美月の代わりをして、丈一郎を殺したら、お母さんの手術代をもらえるという契約みたいですね。

なのでお母さんは、もうすぐ手術ということか～

ここに兄の徹平くんがどう絡んでくるのかな。本物の美月とも関係があるんだろうな。まだ全然わからない。

 

それとは別に、詩織も暗躍してますね。葵を拉致したり。

そして柊を呼び出し、葵を殺させようとするけど。。。そこに現れたのはデスプリンス。

葵を助けて連れ出しちゃった。。。デスプリンスは誰に頼まれてるんだ？

 

正直、ごちゃごちゃになってきちゃった。

葵は本当に丈一郎を殺したのか？（まだ丈さんが生きてるに賭けたいと思っている私）

美月は誰なのか？千景？

なぜ葵は丈一郎を殺せと言われたのか？これには徹平くんが絡む？

デスプリンスの依頼者は誰か？まさか詩織？

さらに、いきなり現れた婚約者莉奈は偶然？それとも事件に関係ある？

今後の展開がわかりません。謎が多くなりました。

 

来週もう少し整理できるようになるんでしょうか？