ニトリの孫の手だと380円、キャンドゥの自撮り棒だと100円(税別)
加工例は少しネットで探せばブログやビデオでいくらでも見つかるがいずれにせよキャンプに行けない暇つぶしではある。
先端部分が埋没して引き出せなくならない為のストッパー加工がポイント、最小限の加工で最大限の効果がエンジニアリングの基本・・・とか適当な事を言いながら私はこうしてみたと言う事例。
加工時間は写真を撮りながらゆっくり作業して10分程度だった。実際の所はブッシュクラフトキャンプ的な状況で直火だと使うケースがあるけど焚火台を利用している限りは余り出番は無いかもしれない。
1.先ずは自撮り棒、このカシメの部分が丁度ポンチで位置決めの凹みを付けるのと同じ役目をするのでここをドリリングする。
挿入されている部分は穴を開ける時にドリルで押されて管が潰れない為の補強として利用出来るから外さないでおく。棒は伸ばして手前側は脚を乗せて固定して作業開始。
2.穴は段階的に。最初は0.8mmからスタートして3本で最終2mm、ドリルは20年間使っているもの、回転を余り上げずドライバー同様に押しが7、廻しが3位のイメージでCRCも使いながら気長に揉んでやる。
無理をして管を潰さない様に注意、中から樹脂が出てきたら貫通の証。この切りかすの出方はABS系だな、って本体を見れば分かるんだけどねw、必要な穴は1つだけ。
3.貫通したら接合部分を加熱してスマホホルダー部分を取り外す。キャンプ用のターボライター利用。1分も経たないで抜けた。中華製は作りが緩いからこういう時は助かるけど自撮り棒として使っていたらスマホが落下しそうで怖いわ。
4.先端部のストッパー加工はネットでも色々な方法が紹介されているが私のお奨めは、鍵のネームプレートのリングを利用。
無加工で手間が掛らないのが一番。まあそういう場面は少ないかもしれないが、火吹き棒を踏まれない様に引っ掛けておくこともできる。
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5.後は手元部分の頭をカッターで切って整えるだけ。その内傷んできたら革を捲いてみるのも良いかも。縮長約19cm、伸長約80cm。
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