Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
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笑って泣けるロビン・ウィリアムスー『ミセス・ダウト』

2007-03-05 23:11:42 | movie
 BS2で「ミセスダウト」を見る。大好きな俳優の一人、ロビン・ウィリアムスの作品の中でも、お気に入りの作品。笑えて笑えて、泣ける作品。子どもらは、ヒヤヒヤし、事件が起きるのが苦手らしいが、このスリルと笑いが見せ所!ハラハラドキドキが無いなまぬるい映画なんてつまらない。
 
 元気が無くなってきた時、ロビン・ウィリアムスの映画を見たくなる。「今を生きる」のパワフルな演技「レナードの朝」の優しい眼差し(パーキンソン病介護中に見て号泣した)「ガープの世界」のナイーブな表情、「ジマンジュ」のハチャメチャ元気なぶっ飛びよう、etc・・・・。全てが、自分のパワーをくれる。元気になれる。

 恥ずかしそうな笑顔、取り付かれたようなエネルギッシュな表情、深く物思いにふける沈黙、どの表情も魅力的。毛むくじゃらで、大きなお尻がチャームポイント。(笑)
 
 「ミセスダウト」は、女装シーン、お手伝いシーン、入れ替わりシーンと、楽しいシーンが一杯。ロビン・ウィリアムスならではの芸の見せ所、笑いどころが一杯!

 けれど決して笑いだけで終わらないのが、この作品のいいところ、奮闘する様子が笑いを誘えば誘うほど、ラストのシーンが胸に沁みてくる。別れた二人は、一緒に暮らすほどには元に戻れない。けれど、子どもたちを挟んで、それでも心はつながっているのだと、テレビのミセスダウトが質問コーナーで答える言葉を、重ね合わせる。いろんな家族の形があって、離れていても、気持ちが繋がっていれば大丈夫。家族なんだと・・・。
 
 本当は、又一緒に暮らして欲しいと思う私に、そっと優しく、ミセスダウトが語りかける。「大丈夫。それでいいの・・・」と。

 いつ見ても、何度見ても、涙があふれてしまう。優しくなれる、とても好きな作品「ミセスダウト」。

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