物す屋です
ハート犬枯れました
違うよ違うよ射抜かれたの
本業一本で生活を立てていくのは
至極難儀なことなんですよね
というわけでバイトなるものをしています
2つ掛け持ちバイトをしています
そのうちのひとつは
店舗や病院を取材して
その紹介記事を書くというもの
かれこれ30ヶ月ほど続けさせてもらっているので
ド素人ながら
取材に伺うには何となく馴れてもきました
そんな自分が今日
本業に関わるとある大賞の審査のため
自宅での取材を受けました
50組の応募者から5組に絞り込まれたそうです
「もう一人の担当者の到着が遅れております」
担当の方が事前にお電話をくださいました
今日は暑かったので冷やした麦茶とグラスと二組を用意して
お待ちしておりました
すると
程なくピンポーンとチャイムが鳴り
玄関に出向くと
なんだか4名ばかり男性の姿が
(話が違うじゃねえかよ)と内心悪態をつきながら
余所行きの顔と声で
「いらっしゃいませ」「どうぞおあがりください」
そして部屋では三つ指を突きながら
「このたびは(中略)よろしくお願いいたします」
そしてそれぞれの方との名刺交換
お電話くださった方と
少々遅れて到着された方
そしてビデオ隊の方と
デジカメ班の方
「Mです」
「ほにゃぺけです」と自分
「Sです」
「ほにゃぺけです」と同じく
「Yです」
「ほにゃぺけ・・・」と言いかけて
どこかで聞き覚えある名前と声と思い
ふと視線を先方に移すと
そこには
ワタシの小中の同級生兼幼なじみ兼初恋の相手の姿が
そこに
精一杯目一杯余所行き他所向き本業のプロ顔を
作りまくっていた自分
へなへなへなと腰砕けに
相手のY(敬称略)は
当然ながらここに
このワタシに会いにくること(ちょっと意味が違う)を知っていて
それでちょっと離れたところから
ワタシの猫かぶりぶりぶりを
ニヤニヤと眺めていたようです
他の取材メンバーも
Yとワタシの過去(いや違う)を知っていたそうで
「お知り合いだそうで」
「家がご近所だったとか」
「今日会うことを事前に知らされてませんでしたか」
などと言われました
(まるで取材の趣旨から外れるうちわ話)
ワタシはそのたびに赤くなったり青くなったり
汗をかいたり笑ったりして対応
相手は昔から変わらぬポーカーフェイスで
カラカラと笑っていました
ああそれにしても
昔もイイオトコだったけど
20年経って
ますます好い男になったよね
ホレボレしました
顔見ては絶対に
憎まれ口叩くばかりで言えないけどね(照)