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物す屋です
今さらかもしれませんがスキマスイッチ
聴いています空創クリップ
と言いながら
二曲目の「全力少年」のところで停まっています
正確には二曲目をリピートに次ぐリピート
(それがある意味リピートそのものなのでしょうか)
「あの頃の僕らはきっと全力で少年だった」
だったって言うからには今は「オッサン」なんですかね
だとしたら残念です
大変に残念です
『少年はあるとき急にオッサンに変わる』のです
それは紛れもない事実なのですが
『オッサンは少年に戻る』ことができるのかは
まだ解明できていないのです
願わくば一生涯
少年でいてほしいのです
駄目ですか
無理ですか
そうですか
一生涯を少年のまま終えた稀有な存在を知ってます
家のじいちゃんなのですが
67歳で運転免許を取得し
暴走行為を繰り返したり
80歳でコンピューターを買い求め
それを独学で操ったり操られたり
離れに窯をこしらえて
焼き物に手を染めたり
石を探し始めて
怪しい小会社を設立しては
知人にだまされたりだまされたりして
全て25年も前のことでしたけど
全力で生き抜いた少年時代オンリーの80余年
家族に苦笑されながら
唯一の孫の自分にとっては
最高のハイパーじいちゃんでした
じいちゃんのしてきたことが
それが「少年」かどうかは
本当は自分にもわかりませんが
「ガラクタの中に輝いてた物がいっぱいあったろう?」
じいちゃんの離れや書斎の棚や机は
理解不能なガラクタで埋め尽くされていて
それが子供の自分には
わくわくのカタマリだったんです
じいちゃんの瞳の中には
いつも夢があったんです
自分も全力で少年やってていいですかね(少女はちょっと無理っぽい)
一度や二度
三度や五度の失敗や挫折
障害くらいで諦めてほしくないんですよ
諦めたくないんですよ
ほしいものは
なんとしてでも手に入れたいし
夢だって見てたいし
夢 自分のものにしたいし
それまで諦めたくないんですよ
「紛れもなく僕らはずっと全力で少年なんだ」
絶対 惚れます
惚れさせてくださいな