モノスヤ☆のまきのテケテケあるある記。

花柳仲登嗣(モノスヤ)&仲真央(のまき)のコンビは2013年もブルワーズ青木を鋭意応援して生きます!!芸道も精進ちゅ♪

ドライカット

2005-08-06 20:18:08 | いろんな話。

物す屋です
続きです

美容院ジプシーの自分が
もしかしたら??
「僕がその初めての男になれる?」
「僕がその初めての男になれるように頑張るよ!?」
などと
耳元で囁かれたら

身を任せたくなるのも無理はありません

お願い
ワタシを
さらって
感動の
海に
ワタシを
誘って

祈るような気持ちで身を委ねました
(正確には髪ですが)

「ドライカット」
これはその名のとおり
ドライ(乾いた)状態でカットする技術のことです

一度きちんとシャンプーをしていただき
そしてしっかりドライヤーで乾かしていただきます

その間
美容師さんはお客の骨格とそこに乗っかっている髪の毛の
量や質やクセと対話しています

しっかりと乾かすと
どんな髪の毛なのか
濡れで誤魔化されもする
それぞれの髪の状態が判明するそうです

「何処をどうすればいいか分かったからね(by店長)」
そして
ワタシには
「どれくらい切りますか?」「どんな感じで切りますか?」
と一言も聞かず

いきなり髪の毛をつまむと
その髪の毛をサラサラと触り始めます

少し経って
ん?と思うと??
それは髪をつまんでいるのではなく
カットしているのです
それくらい
フェザータッチで
本当に「撫でられてる」「弄られてる」
それが嫌な感じがしなくて

気持ちよくて眠気が襲ってきます

ウェット状態で掴まれる毛束の
いったい何分の一なのか分かりませんが
本当に数十本ずつを摘んで
目にも留まらぬ早業で
シャーシャー切られていきます

床に落ちた自髪の残骸見るまで
切られている実感が湧きませんでした

既に乾いている状態からのカットなので
それからそれ以上にボリュームが出すぎるとか
カット後のブローがないので
(もちろんカット後のお流しと乾かしはあります)
ナチュラルに水気だけ飛ばしていただいて
それで艶出しのスプレーを吹きかけ

終了

全工程で2時間でした

何より嬉しかったのは
すきバサミとレザーで
削ぐ必要があったワタシの髪は
伸びてくるにつれ
毛先がスカスカと傷みが気になっていたのですが

ドライカットは
ハサミ一本での技術のため
斜めに削がれる嫌な感じがなく
とても安心感です

「ドライカットを体験してしまうとウェットでは切れなくなっちゃうから」
と言われました
確かにそうかも

店長曰く
「それは幸せの始まりでもあり不幸の始まり」
だそうです
「だって僕のところでしか切れなくなっちゃうから」

なんという自信の表れ!?

「必ずここに戻ってくるんだよね」

・・・
ホストに入れ込む女心理が
ちょっと分かる気がしたサローンでの一コマでした

ジプシー

2005-08-06 19:55:55 | いろんな話。

物す屋です
四捨五入すれば四十路
と親友からのバースディメールに書かれていました

ししゃご(四捨五入)すれはしょろう(初老)ですか
なったばっかりなのだからいいではないか

ところで
ワタシの三重苦
「暗い想い恋」
ではなくて黒く重い濃い

髪の毛の話です

おまけに
人となり同様「硬い」
「不器用ですから(byタカクラケン)」
なかなか人様の思うように
髪さえも融通を利かせることができないのです

美容院の扉を叩き
店内の椅子に座り
鏡を正面に
美容師さんが背後に
そしてワタシの髪の毛を触るなり

「(うごっこれこいつは手強い髪だぞ)」←言葉にならない心の叫び

作り笑顔の隙の曇った表情を見逃せない
気の小さな客です

こんなしょーもない髪を切らせてしまい申し訳ありません
そんな気持ちにさせられます

ですから
ワタシの思い通りの仕上がりにならなくても
たとえサローンのお流しその後のブロー
カット失敗をブローという技で
押さえ込まれたとしても
それに文句など言えはしないのです

そもそも
自分の後ろ髪を自分で上手くブローなどできやしない
自分の頭を外して自分の目で確かめながら
ブローをしていくわけじゃないのだから

あでも
結局頭を外してしまったら
自分の目ン玉は外した頭にくっついているんだから
やっぱり自分で自分の後ろ頭を見ることなどできないのか

目玉親父の力を借りない限り・・・

自分の悪髪に
美容院ジプシーとなりながら
これはもう一生
諦めの人生を歩むしかないと思っていたワタシの

悩みにひと筋の光明となりそうなのが
ドライカット
というカット技術です

本日そのドライカット
初体験でした

その体験もようについては
続きます

朝から

2005-08-06 08:54:53 | いろんな話。

物す屋です
泣いちゃいました

原爆の日の式典の
8時15分の黙祷の
いつも欠かさず
祈りを捧げる場面で

ポロポロポロと

今日は広島にとっても
日本にとっても
世界中にとっても
とても大切な日

そしてワタシにとっても
一年に一度の日です

毎年毎年
この年に一度の日は
黙祷から始まります

いつものことなんですけど

今年はちょっぴり違った朝でした

少し前にここで書いたように
少しずつ感じ始め考え始めていた
ソーシャルネットの退会を

区切りがいいからと
今朝しようと思い立ち
昨日の夜までに
メッセージを送ったり最後の日記を書いたり

そして今朝
退会の手続きをするだけのために
正確にはそのつもりで
ログインしたら

日記書き込みをいただいても
もうお返事できないからと書いたのだけれど
それでも
仲良くしていただいた数人の方が
書き込みを残してくださってました

そして

今日の日をお祝いしてくださるメッセージ
退会を卒業として祝ってくださるメッセージ
今までの思い出を綴ってくださったメッセージ
これからのワタシを応援してくださるメッセージ

たくさんのメッセージが寄せられていました

思いもかけないことで
ちょうど
黙祷の鐘の鳴る前のことで

目を閉じたら
頬が冷たい

たかだか
一つのネットの一つの輪
一つの繋がり一つの縁

たかだかと思い
思い込んで納得
自分を納得させようとして
笑ってサヨナラするつもりが

意外や
今の自分に何か大きな何かを残したようで

驚きながら

たかがネットされどネットの
こういう出会いと別れと
またそこから始まる
新たなストーリーも

悪くないなと思って
また泣けた35回目の記念の朝です