ゆかたざらい。
「浴衣浚い」と書きます、この行事。
浴衣を着て(半年の間)稽古した曲を浚う年中行事。
お弟子さんサイドからすると復習の意味を込めた。
師匠サイドからすると教えたことを教えたように踊らせる集大成。
ミニ温習会。
そんな意味合いを持った夏の行事。
ちなみに冬は「踊り初め(新年会)※」と、いわれています。
※距離の少し離れた出稽古先からの参加者のため時期を1月から3月に日延べし、
「春~おどりの会~」と呼んでいます。
おかげ様で無事、終わりました。
ホッと、ホッとしています。
今日明日、江戸では講習会の期日中。
参加したかった。参加しなければ、と思いつつ。
今回は(今回も)そんな事情で已む無く欠席でした。
惜。
ところで昨日、今日は本当に「いい」のですが。
それまで絶不調でした。
風邪ではない体調不良。
今は不良の原因も対処治療もできているのですが。
そこに辿り着くまで「地獄のような」苦しみでした。
大袈裟なようですが、このままもしかして「死んじゃうんだろうか」と思うほど。
咄嗟に(やはり)娘M嬢のことを思いました。
まだ小学生のM嬢を置いては逝けない、とか。
それから、「このままだともう踊れなくなるんじゃないか」という不安。
過去に2度ばかり右の膝を痛めた時に感じたような不安。
怖かったです。
今度は左の肩から、わき腹かけて左半身の上半分だったのですが。
布団に横たえるのも起き上がる時も。
激痛で顔を歪め、しばし身動きが取れないほど。
それが10日ほど続きました。
日中は数分おきに起こる発作めいた痛み。
何も無さげな風にブログを更新する、パソコンに向かっている時間でも。
容赦なく痛みがやってきて。
なんで、こんな(身体を縦にしているのも辛い)思いをしてキーボードを叩いているのか。
などと思いながら。
その痛みの原因が思いがけないところにあると、その後日に知ることに。
意外なところに、それはありました。
ガス。
もしも、お食事中(食事しながらPCに向かう人いるかしら)の方が、、いらしたらごめんなさい。。。
体内にガスが回って、それが身体の部分を圧迫したりしていたのです。
実際、下腹部と”みぞおち”が張った状態が続き。
体中に「悪いもの」を抱えながら、それを出すことができず。
ストレスだそうです。
ストレスといわれ、その心当たりは(誰でもそうでしょうが)ありながら。
それを、どうにもすることができない。
できないから溜まるわけですが。
ようやく原因がわかり、それを外に放出(?)すべきガス抜き剤(?)を服用して。
ありとあらゆる(効果があるといわれている)ガス抜き体操を、やりました。
日に日に痛みの度合いが軽くなってきて。
霧が晴れたように昨日、今日と楽に過ごせるようになりました。
そして今日。
私の元へ集ってくれる昔お嬢さんたちの踊りグループも、
「ゆかたざらい」に参加してくれて。
その後の懇親会にて。
「先生も身体に気をつけて、いつまでも私たちを引っ張っていってね。」
と、いわれて。
(体調不良のことは娘M嬢にしか知らせてなかったのです)
ハッとしました。
若さに任せて突っ走ってきたけれど、もっと少し自分自身を大切にして。
踊り一本道を歩んでいきたい、と思いました。
準会員である3歳前の子から最年長は86歳の方まで。
年齢層は幅広く輪は小さな輪ですけど。
一つではない踊りの形を見せてくれる会員を導くべく、
さらに精進したいと思いました。
くれぐれも健康に留意して。
そして皆さんも、
どうぞガスには気をつけてください!
(なんか締まらない言葉ですが。