正直いって彼のことを一日も忘れたことはありません。
まず思い出す髪の毛。
それから背の感じ。
肌の色や鎖骨の辺り、そして指の先。
わたしの脳裏に浮かぶ彼は、はにかんだような笑顔や。
すこし宙を睨んで、なにかを考え込む姿が。
いつまでも、わたしの中に焼きついて離れない。
ピンポイントで、おもしろい言葉を発したり。
狙ったことが、あまり引っかからなくては苦笑したり。
けっこう負けず嫌いで熱くなったり、
でも、ここという局面では頼りになる人。
頼もしく尊敬と憧れの目で見つめていたこと。
そんなことを、べつにかみしめて眠りについたわけではないのに。
ひさしぶりに彼が夢に現れて。
耳元で、こう呟きました。
「なんで離れていったんだよ?」
わたしは、すこし言いよどみながら。
「だって......別れたいって思ってるって......」
「勝手に決めつけるんだもんな」
そう言うなり、あとは口をつぐんだ彼の。
両腕に包まれて、
あったかい、、そう思ったとき目が覚めました。。。
あまりの夜中の冷え込みに、
わたしは猫みたいにぐるんと丸まって毛布に包まっていました。
あの温もりと心地よさ、なつかしい安心感は毛布のそれだったんだ。
ぁぁ......
会いたい、な。
......
やっぱり好きだぁ......
うーじぃ......
大好き ←あほんだら!
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どーせ今は毛布(だけ)が心のよりどころですよーだ
あたしの体内時計とりわけ腹時計は本当に正確で、
12時過ぎるともう待てないとばかりに鳴りまくるのですが。
今日は珍しく、お昼時間が小一時間もこけてしまいまして。
鳴り疲れたのか、シーンと静まり返っていました。
その代わり、おなかと背中がくっつきそうだったよお母さん!
どうして、お腹は減るんだろうね?
お腹並みに放っておかれたのがHB内の今日びパン。
やや、いじけ気味?
心の狭い、オトコみたいだ!
すぐ拗ねる。
ちょっとくらい我慢して待っててよ、もぅ!
こっちだって激ヘリなんだから!
待てないよ、もぅ!
ぁ、ぁっ!
切り損じた(汗
ネズミの食いかけみたいに、なっちゃったじゃん?
ま、いっかー。
口に入れば一緒さ(笑。
目つぶって食ゃ何でも同(以下略
拗ねる男と空腹には勝てないってことで(?
娘M嬢も、あたしも“ひとりっこ”。
戸籍上、母R子も(そんなひとりっこ。
ひとりっこは、かわいそう。
ひとりっこで、さみしくない?と問われたことは多々あるけれど、
そうゆうもので育ってきたらか比べようもないし。
あまり感じない。
年齢を経て逆に、いなくてよかったかなと思うことが多くなった。
比べられなくて済むし。
骨肉の争いもないし(ゥォィ!
連れ合いや、またそれにともなうそっちの身内筋とのあれこれもないし楽ちんだ。
何かあった時には困るかもしれないけどね、その時は近くの他人を。
・・・・・・
ひとりっこに不足や不自由も感じないけれど、
それでも兄弟姉妹が(もし)いたらな~と。
想像してみたことはある。
それで(もし)願いが叶うなら、なんか“弟”がほしかった。
姉と弟の響きって、うっとりするじゃないですか(´▽`)。。。♪
でも、もしあたしに弟がいたら。
そのパートナーにとっては「目の上のたんこぶ」になることは間違いないだろう。
口うるさい小姑になるに違いない。
・・・・・・
話変わるが娘M嬢、数日前に今年度最後かと思われる“席替え”があったそうで。
その当日。
「あいつとは一緒になりたくないな~」と呟いて出たものの。
案の定そう名指しした本人と、ばっちり隣りになるという席替えマジックに項垂れて帰りました。
そんなもんさ(だから言わんこっちゃない。
でも徒然、話聞くに彼との相性は悪くないどころか逆にイイって感じするんだよね?
彼とは3年から6年まで一緒のクラスですが、
たとえばマラソンたとえばシャトルランでも。
彼は、ひときわ大きな声でM嬢の名前を連呼して。
がんばれ頑張れと熱い声援を送ってくれていた。
あたしは何度も、そんな場面に遭遇しました。
M嬢も知ってるはず。
「少し口は悪いけど気のイイ優しい男子じゃないの?」
と、あたしが言うと。
「でも口うるさい」
隣りで少しM嬢の物が、はみ出すつどにいちいち物申すらしく。
話、聞く時に乗り出す癖がある(Mが)せいで。
「顔、近ェ!」
と言われたりするらしいので、やや鬱陶しく感じているみたい。
でもさー、それって逆に“気がある”ってことのような気がするけど?
それって、その年頃の男子(いや女子も?の心理なように思えるんだけどね。
・・・・・・
その年頃の、って書いたけど。
それから早20年も超えても今なお、そんな風な人を知っていますよ。。。
汝の名は弟、前出の彼も然り。
それも兄を持つ弟ね。
世の弟諸君と弟愛好家の方には非難ゴーゴーされそうだけど、
そういう悪意じゃないので怒らないでちゃうだいね!((m。_。)m
弟(次男坊、三男坊、、と呼ばれる人は。
やや“ひねくれている”感が否めないのは、あたしだけでしょうか?
(実は、これは次女三女にも当てはまるらしいです。)
その、ひねくれてる感がユニークな発想として現れることも多々ある。
ピンポイント面白いことを突いてくる人は、そんな弟(妹)に多い気がします。
しかし、いずれにしても“口が悪い”んだよね。
それに素直じゃない、がプラスされるから手のつけられない場合が。
イイ男だよな、と思ってみても会ったりやり取りすれば(いつも)ケンカばかり。
そのくせ(たぶん)人一倍、相手思い。
それが弟かもしれません。
まあ愛すべき(時に憎き)存在ってことで一つw