ラブミー東京アイドルズ since16.01.04

主にアイドルちゃんについて書いています

目から鱗

2006年02月26日 | 時事
上半身をそらすことはイナバウアーの要件ではない”。
ちなみに本家のイナバウアー
ハンス・シュミットのシュミット流バックブリーカーや、ラウル・ロメロのロメロスペシャル(リンク先に、
ラウルではない、という記述もある)、エディの父ゴリー・ゲレロのゴリースペシャルを見ているような気持ちになる。

モーニング娘。座間初日

2006年02月26日 | アイドル
モーニング娘。2006年春のツアー・レインボーセブンの幕開けとなる、ハーモニーホール座間での
土日2デイズ。その初日(15:30/19:00)の夜公演を観る。ネタバレにつながる箇所がないとも限らないので、
そういうのが嫌いな人は読まないように。このブログ以外にも、これだけふれている人がいるので、
良かったら読んでみてください。曲目も載っているぞ。

この会場に行くのはこれ以来。駅から続くルートを道なりに進めばあっさり着くが、「バスを使うには近く、
知らない道を歩くには長い」といった距離感と、寂しい周辺風景も手伝って、いかにもローカル会場然と
しているのが逆にいい。俺が観た回は立ち見チケットも出ていて満員。
ツアー初日特有の封切感が場内を満たす(昼公演を観たと思われるヲタばかりだけど)中、始まった公演。
ひとことで感想を述べると、「久住大フィーチャー実験」。

久住を軸に流れ(カーリング解説の小林さんのアクセントで)を作り、他のメンバーをからめてくる、
というパターンが目立っていた。久住は東宝シンデレラっぽい美人顔ゆえ、ベタなアイドル好きに訴求する
要素が少ないタイプではないかと思うのだが、「色っぽい じれったい」の間奏時、他メンバーに
囲まれるランバージャックマッチふうの空気の中、彼女と亀井がフラメンコというか社交ダンスというか、
愛憎やら情念やら決闘やら、そういった匂いの漂うダンスを舞うシーンはものすごくシビれた。カッコ良かった。
俺としてはこのシーンが今回のハイライト。
美人=ちょっととっつきづらいイメージを払拭するような道重とのデュオ曲(Wとかプリキュアテイスト)での
久住も意外性があった。今のモーニング娘。に関してはさほど詳しくない自分ゆえ、かえって新鮮に
楽しめる部分もあるのだろう。れいな超カワイかった。
新曲は、'90年代前半頃のマイナーアイドルグループが、アニソン枠で出していそうな、あふれるチープ感&
メロディが泣き系&合いの手が耳でループし続ける後味。俺はこういうの大好きです。
ショーン・マイケルズなタイトルも良し。

今の10人は、おそらくそこらへんの一般の人に与えるインパクトは弱いのだが、6番、7番くらいの
打者が揃っており、“突出したスーパースターがいないグループが大好き”な人にはとても心地よい空気を
出している。ガーキさん、ヲイ!という、加入当初の彼女の状況からはとても想像できないコールを
ヲタが大声で熱く合唱するあたりは時代の移り変わりか。ガキさんカワイかった。
新垣はメイクと髪型のせいか、顔はまったく似ていないがごっちんの雰囲気を備えていた。

展開があまりにスムースで、昔しばしば見受けられたグダグダ感が皆無なのがちょっと寂しかったりも
する(ぜいたくだが)けれど、同世代の中ではおそらく圧倒的に場数を踏んでいるであろう彼女たちは、
コンパクトにパックされた練度の高いステージ、という部分においてはやはり安心して観ていられる。
久住・亀井のダンスのシーンでグッときただけでも充分満足できるコンサートだった。また足を運びたい。
未来永劫こういう生活が続けばいいのに(笑)。

会場を出ると、日曜日(2/26)に誕生日を迎えるミキティを祝おうというチラシを配る人がいた。