誰でも知っているようなメンバーしか知らないレベルなのだが、
漠然と「曲が良い」というイメージだけは持っていて、少し前、
「今、話したい誰かがいる」のVをたまたま目にして激しく心を打たれた。
同じ経験を「何度目の青空か?」でもしたのだが、そのときはイベントに行くには至らなかった。
しかし今回は高まりを抑えきれずCDを買い、封入されているチケットで参加。
新宿→東京→海浜幕張という王道ルートで行き、帰りは海浜幕張→新木場→新宿ルートで帰宅。
お金はかさむが帰りのルートのほうが圧倒的に早い。
そう頻繁に行く場所でもないので、次もこうしようと覚えておく。
海浜幕張の駅は、これから向かう人・帰ろうとする人でごった返していた。
乃木坂のみならずHKT、NMB、ZEDD(EDMの人)が同じ幕張メッセで同時にイベント、ライブを開催していたからである。
握手だけできればよいのでゆったり家を出て、握手レーンのあるホールに入ったのは14:55頃。
握手レーンにたどりつく前に荷物や金属探知機による体のチェックがあったが、ゲートが多めなのと
女性スタッフが担当しているせいか対応が穏やかで安心した。
今さらだが、「握手会」のためだけに幕張メッセの巨大空間を借り切り、しかもそこが人で埋まっている光景は
すごかった。
アイドルの握手会というより、なんちゃらショーなど見本市や巨大な同人誌即売会に雰囲気が近いのだ。
その場にいること、そこへ行くこと自体がイベントとして成立しているイメージ。
自分が100%の確率で識別できる(逆にいえばこれくらいの知識しかない)白石麻衣さんのいる2レーンに並ぶ。
まさに長蛇の列。
立ち止まっている時間より少しずつでも移動する時間が多いので、意外や意外ストレスはたまらない。
スムーズに動くので勘違いしてしまい、「なんだすぐ回ってくるじゃないか」と思ったが大間違い。
ターンが繰り返され、列は4往復半くらい折り返した。
周りから聞こえてくる会話が面白い。握手会について冷静に分析していたり、ひたすら高まっていたりw
並び始めて1時間10分ほど待ち、順番が回ってきた。もっと待つのを覚悟していたので、これも意外だった。
荷物を預け、女性スタッフにチケットを渡し、男性スタッフの時間計測のもとで接触。
「今年になって乃木坂のファンになりました」(短時間で言いやすいフレーズにまとめた)
「ありがとうございます!」
…たったこれだけであるがw、
「しようと思っていたことをイメージ通りにできた満足度」はとても高い。
実は「強いパワーを持つ相手にあやかりたい」みたいな、呪術的な意図もあったw
人を寄せ付けない雰囲気のアイドルもいるだろうが、少なくともそうではなくて良かったなあ。
休憩時間に入る前に済ませられたのも良かった。気品、風格があったぞ。
並んでいる時間は、目に入ってくる光景や聞こえてくる音で退屈しないのだけれど、
時間つぶしに読んでいた本の内容が「精神状態が作品に反映されるので精神を錬磨すべき」
みたいなもので、引き込まれてしまいw、その状態で接触できたのは大きかった。
集中力というのは横方向へシフトできるのだと実感した。
今日確信した。自分はまた乃木坂の握手会へ行くだろう。
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