五叉路のグラフィティ

田舎者からの便り...。

お日様が出ないと便所へいけない

2009-04-18 07:39:33 | 映画
エクソシスト The Exorcist (1973・米)
監督 ウィリアム・フリードキン、製作・原作・脚本 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
出演 エレン・バースタイン、マックス・フォン・シドー、ジェーソン・ミラー、リンダ・ブレアー
12才の少女リーガン(L・ブレアー)にとりついた悪魔とふたりの神父との
戦い(悪魔祓いの儀式で闘う)を描くオカルト映画の傑作。

1974年の夏 名古屋にあったグランド劇場(今は、ミッドランドスクエアになってる)で
長蛇の列に並んで友人達とワー・ワー・キャー・キャーいいながら、この恐怖映画を
楽しんだ。失神者続出、怖すぎて途中で席を立つ人がいるなど、大評判・社会現象を
起こしたほどだったので、怖いものみたさってやつでロードショー観に行きましたよ!

オカルト、水戸黄門の印籠のようにかざす十字架の威力、キリスト教、聖水の力や意味・・・
悪魔にとりつかれたリーガンが吐く緑色の汚物や卑猥で下品な言葉”F%#k You !”etc...
(当時、僕たち中学生の辞書には載ってません! 笑 )など、多数のインパクトを
くれた娯楽映画だった。また母娘家庭、老人介護、聖職者の苦悩なんかの問題も少し
横糸で語られているのも、凡庸なホラー映画が多い昨今の作品とは一線を画しますね。

写真はプレスシート(映画関係者に配られる宣伝ツール、裏面に解説等が載ってます)で
有名な恐怖のテーマ曲「チューブラー・ベルズ」についてはまだ何も書かれていません。
「音楽:有名作曲家の作品を複数使用 MUSIC:Various Composers」だって。(笑)
封切り後、映画の大ヒットでテーマ曲「チューブラー・ベルズ」シングル盤でも大評判になり
作曲家マイク・オールドフィールドも世界的に脚光を浴びたのでした。


”Tubular Bells”Mike Oldfield(1973)
ヴァージン・レコード会社の第1回Virgin作品、アーティストなんだってね。アルバム全体で
Tubular Bells1曲のみ!映画で神父さんにお祓いしてもらったから、陽の目が出たかな。
コメント (4)
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