THE KIDS ARE ALRIGHT(1979・英)この傑作ドキュメンタリー映画が、なんと劇場未公開。
この映画、僕たち日本の”ザ・フー”ファンはVHFのビデオ化まで待たなければならなかった。
映画「ザ・キッズ・アー・オールライト」サウンド トラック盤は2枚組LPとしてリリース。
こんなちぐはぐな状況が当時のザ・フーの人気を表している。
このサントラ盤は見事にザ・フーの魅力を知らせてくれる隠れた傑作、聴きそびれるなよ。
もし"The Who"って”誰だ?”なんて言うロックファン初心者には名作アルバム群(トミー、
ライブ・アット・リーズ、フーズ・ネクストetc...)をチョイスするのは敷居が高いぞ。
しかしザ・フーのファンの仲間入りすることは簡単だ。次の3つの課題をクリアするだけ。
①まずこの映画(現在dvd有)を観る。②サントラ盤を聴く。③コンピレーション盤
”Meaty Beaty Big and Bouncy”を聴く。※①~③を1セットとしこれを3回繰り返す。
これであなたも、宝の山(名作アルバム群)に手を延さなくてはならなくなる…ってな訳だ。
日本独自の紙ジャケ2枚組CDを紹介しよう。優秀な作りで初回LPレコードを再現している。
文字は小さくて老人にはキツイが20 PAGE BOOKがついてるしカバーアート、レコード袋、
レーベル面にまでファンにはうれしい再現性。ジャケット右上にシールの貼付まである!
(映画フィルムのリール風CD,フィルム缶風のCD袋と20Pブックレット)
収録曲は、デビュー当時から1978年までの各地ライブ・パフォーマンス、TV番組出演時の
もの、スタジオバージョンからなる。映画に登場しない曲が3曲もあって侮れない。
ウッドストックでのトミー関連演奏とローリング・ストーンズのTV番組『ロックンロール・
サーカス』での撮影バージョン曲””クイック・ワン”が白眉。後者はローリング・ストーンズ
がザ・フーの凄さに引け目を感じたためTV番組をお蔵入りさせたとの噂があったほど
ずば抜けたパフォーマンスが聴けるのが嬉しい。モチロン映像版も!
(20Pブックレットは貴重なイカした写真がいっぱいでファンにはたまらないプレゼント)
尚このサントラ盤にはタイトル曲”ザ・キッズ・アー・オールライト”は収録されていません。
今日4月1日がエイプリルフールだからって、これは嘘じゃないぜ!(笑)
楽器破壊のパフォーマンスだけじゃないTHE WHOの魅力に
どんどんハマっていくのは素晴らしい体験ですよね!
キース・ムーンの伝記映画情報ありがとうございました。
数多くの伝説を持つドラマーのドラマはどんな仕上がりになるのでありましょうか。
>①まずこの映画(現在dvd有)を観る。②サントラ盤を聴く。③コンピレーション盤
”Meaty Beaty Big and Bouncy”を聴く
この案に大賛成!!
自分がまさにこの道を辿りました。当時まだ国内未発売だったVHSをアメリカで購入し、
向こうで買った最初のアルバムが「Meaty Beaty~」でした。もちろん”宝の山”に
手を延ばしましたとも!
The Whoファン化カリキュラムにご賛同いただきありがとうございます。
オット、ハリーさんすでに実践されていたのですね。
①③をアメリカで購入しているのが素晴らしい。
THE KIDS ARE ALRIGHT!!