怒る若者「祈りはもう十分、銃規制を」 米乱射抗議デモ
朝日新聞デジタル2018年2月23日
「私は(銃乱射のあった高校の)クローゼットに4時間身を潜めた。両親に『さよなら』『もう会えないけど、愛している』とメールを送る気持ちがどんなものか知っている」
21日、米フロリダ州の州都タラハシ。銃撃されて17人が犠牲になった高校の男子生徒が、怒りに声を震わせながらマイクを握った。この日、州全域から若者がバスで続々到着し、州議事堂を数千人が取り囲んだ。
トランプ米大統領は事件後、「祈りと哀悼を犠牲者の家族に捧げる」とツイッターで発信した。米国では銃撃事件が起こるたび、政治家が同じ言葉を繰り返してきた。若者からはこの言葉への批判も噴き出した。
「もう十分に祈ってもらった。『君たちを支える』とも聞いた。でも本気ではないと知っている。本当に私たちを守るのであれば、とっくの昔に銃規制は厳しくなっていたはずだ」
目前で級友が射殺され、両手を上げながら走って逃げた生徒たち。「変化の時だ」「攻撃型ライフルを禁止せよ」とのプラカードが揺れ、演説ごとに拍手が湧き起こる。
力強い言葉は全米に中継され、ソーシャルメディアでも拡散した。だが、共和党多数の州議会の反応は鈍い。20日には民主党議員が攻撃型ライフルを禁ずる法案の審議開始を求めたが、手続き投票の段階で票数が集まらず、退けられた。
フロリダ発の若者の怒りは全米に広がり、21日は各地で抗議デモがあった。3月24日には首都ワシントンで、銃規制の強化を求める大規模な集会が開かれる。
「間もなく私たちは投票できる年齢になる」。そう訴えた高校生らが見据えるのは、11月の中間選挙だ。銃規制に消極的な政治を動かそうという若者のうねりが起き始めている。(ニューヨーク=金成隆一)
今夜のカーリング女子、一番の見どころだがTVが映らない。今日の暖気で雪は落ちたが、変な方向に片向いてしまい、まったく映らない。
ここは豪雪地帯でアンテナに雪が積もって傾いてしまうから自分でメンテナンスできるよう、登れるようにして欲しかったのだが、まったく足場がない。高所作業車を頼まなければならない。役場に聞いても自分でやれと…
そこまでしてTVなぞ見たくない。