抗体検査を受けてみた 1回1万円の検査に申込みが急増中
女性自身 2020/05/22
「当院では4月下旬から抗体検査をスタートしておりますが、日に日に問い合わせが増えています。すでに100人以上の方が検査を受けられました」
そう語るのは「エミーナジョイクリニック銀座」の伊東エミナ院長(以下、「」内は伊東院長)。
日本国内での新規感染者数は徐々に減りつつある一方で、第2波を防ぐため、検査態勢の拡充が大きな課題となっている。
そんな中、注目を集めているのが抗体検査だ。判定に数時間かかるPCR検査に対し、抗体検査はすぐに結果がわかるという。しかも、民間のクリニックでも検査を受けることができるのだ。
「ウイルスに感染すると、それに反応する『抗体』が作られます。抗体の有無を調べることで、これまでウイルスに感染したことがあるかどうか、調べることができます。これが抗体検査です。
検査対象となる抗体には、感染初期に作られるIgMと、感染後期に生じるIgGがあります。当院では、2つの抗体それぞれを検査できる、感度の高い検査キットを使用します」
エミーナジョイクリニック銀座では、ホームページで検査の予約を受け付けているという。
「これまで受診された方は、職業では飲食店などの経営者や医師の方が多いです。ご家族やご友人、恋人などが感染したという接触者の方や、『初孫にうつしたくない』というご年配の方もいらっしゃいました」
さっそく、本誌記者も体験してみた。まずはスタンプのような形状の器具で、指先から採血。少しチクッとしたが、強い痛みはない。その血液と、専用薬をそれぞれ3滴ほど、検査キットに垂らす。
そして、結果が出るまで15分待つ。キット(写真参照)の「C」と「T」の両方に反応が出た場合は陽性、「C」のみなら陰性だが、はたして結果は――。
「Cのみが反応したので、陰性ですね。新型コロナウイルスに対する抗体は持っておらず、これまで感染された経験はないということです」
このように短時間で判定ができる抗体検査だが、その気になる費用は?
「検査費用はだいたい、1万~1.5万円が相場です。当院では、検査費用(税別)は1名様1回あたり1万円です。新型コロナウイルスは無症状の感染者も多く、知らないうちに身近な方に感染させてしまうリスクがあります。感染初期にできるIgM抗体が陽性の場合は、まだ体内にウイルスがあり、他人にうつしてしまう可能性もあるのです。抗体検査を行えば、そうした感染の連鎖を防ぐことに役立ちます」
「女性自身」2020年6月2日号 掲載
今日の菜の花畑
来週の土日まで持つかな?
まだ「非常事態宣言」出されたままですが、車の量も多くなり、「道の駅」で車中泊する人も増えてきました。
圃場脇を走る高速道路の走行音が氣になるほどです。
草刈も始めました。
スベリヒユ