その小鳥は 狭い世界に住んでいた
目を開いたときから 仲間はたくさんいたけれど 小さなかごの中暮らし・・・
ある時から 優しそうな人に選ばれ 連れられて
空の見える窓際の 少し高いところに置かれた 鳥かごの中で暮らしている
ご主人は いつも笑顔でのぞきこんで 「おはよう」と声をかけてくれる
毎日食べきれるだけのご飯と 新しい水を用意してくれる
鳥かごには ゆらゆら揺れるブランコも用意してくれた
毎朝仕事に出かけるときは レースのカーテンを鳥かごの分だけ
開けて 「いってくるね」 優しくと云った
小鳥はお留守番をしながら ブランコにのって ゆらゆら ゆらゆら
空の移ろいを 長いこと眺めるのが日課になった
時に 窓ガラスの外の塀の上の いい面構えのボス猫と目が合ったり
物干しにとまった大きなカラスに 睨まれたりもした
「大丈夫 大丈夫 ここは安全で あったかい場所なんだから・・・」
ひとしきり 睨みをきかせていたカラスが 大きく羽を広げて
高い空に勢いよく飛び立っていった
その姿は 小さく小さくなって 青い空に吸い込まれていく
小鳥は その姿を目で追った
小さな鳥が 小さな瞳で 見上げた空は
鳥カゴで 切り刻まれた空だった
小さな鳥の心の中に ふっと小さな哀しみが生れた・・・
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:
今回は ショートストリーお届けしました♪
拙いお話ですが お付き合いいただきありがとうございました (*´-`*)
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・・そうですね~
猛禽類といえば、勇壮に大空を飛ぶ姿をイメージしますから
閉ざされた檻の中はさぞ狭く感じていることでしょうね。
ボス猫は・・・
普通の猫の2倍はあって、毛は汚れて
そこいら中に古傷のある・・・そんな猫で、想像して下さい☆
どんな顔の猫が覗きにくるのかなぁ~。。。
ポエムは時々書いているのですが
今回はじめて、このような文章に挑戦してみました。
嬉しいコメント 、とても励みになります♪
ラストの空を見上げた小鳥の瞳は、きっと うるうる潤んでいたと思います。。。
精力的に撮影、お疲れ様です!!
三十槌の氷柱も、今年は雪無しで、冷え込みいいでしょうね…
笑子も週末に、氷柱撮影を計画しています♪
kenさんのお写真を楽しみにしてまーす!
幼い文章で、恥ずかしいですが、これから
いろいろな事にチャレンジしてみたいと思って
書いてみました。
ありがとうございました☆
ちょっと切ないストーリーになりました。。。
でも、この小鳥はご主人のことが大好きで
今の暮らしに満足しているのです。。。
自由は危険と隣り合わせなのですから・・・
睡眠をたくさんとって、早く治してくださいね!
笑子も、これからいろんな事にチャレンジして
みたいと思います。
・・・そうでしたね、金太郎さん、インコちゃんと暮らしていたのですよね。
籠から出して、遊んでもらって、きっと喜んでいるとおもいます☆
素晴らしいストーリーを拝見し、大感激☆
お写真の視線の素晴らしさと相まって、ショートストーリーがステキ☆
ほのぼのとしつつもカゴの鳥の悲哀もちょっぴり^^;
うまいなぁー♪
いつもながら句も良いけれど、今回はショートストーリーに大感激の理彩也でした。(^^)
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私は昨日は天気も良かったので、
宝登山の蝋梅の撮影に行ってきました。
少し早かったですね。五分咲きというところかな。
午後は奥秩父まで足をのばし三十槌の氷柱の撮影、
ここも人が多かったけれど満足のゆく撮影が出来ました。
素晴らしいつららでした、大いに感動してきました。
ご挨拶のみで失礼いたします。