神明社・夏祭り・・・その１

　　　家々の厄を祓いて夏祭り　　笑子













７月３１日に取材に行った　秩父荒川白久　神明社の夏祭り
なかなかアップ出来ないでいましたが
ようやく整理も出来たので　今日から１週間で紹介したいと
思います

このお祭りでは　まず笠鉾の上に神輿をのせて
白久地内を曳き廻します
途中では　各家から村の人たちが祭りの一行が来るのを
今か今かと　外に出て待っています














待っていると　この立派な天狗さんが　刀を振り回して
悪疫祓いをしてくれるのです
この刀の振り回し方には　ちゃんと決まりがあるようで
この天狗さんは　移動の間中ずっと　刀を振り回して
いました・・・














生憎この日は　祭りの始まりから　ずっと雨でしたが
お祭りの一行は　取り仕切り役の長を筆頭に
子供たち　それから軽トラックに乗ったお囃子
その後にお神輿を乗せた笠鉾の山車が続きます














太鼓も小さな子がしっかりと敲いていて
お祭りの伝統が　ちゃんと次の代に引き継がれていくんだなぁ・・・と
こういうアットホームなお祭りを見ていると
本当に心がほっこりしてきます



















この日は　お天気もこんなでしたから　
集まったカメラマンは　10人そこそこでしたでしょうか
笑子が　一生懸命に追っかけしてるので
天狗さんも　それに合わせてポーズを決めてくれるんです☆
途中の休憩タイムでは　地元の人とお話もさせていただいて
だから　こういう小さなお祭りの取材が好きで
やめられません！！
はじめは　雨でどうしようかなぁ～。。。ってムードだった
笑子も　だんだん気分が盛り上がっていきました














パパと一緒に待っていた　小さなボクは
突然の天狗登場に　ちょっとビビって
パパに　ピトって張りついちゃったけど・・・
ちゃんとお祓いしてもらって　良かったね～！！
笑子も部外者だけど　天狗さんにずっとくっついてたから
多分　お祓い済み！！って勝手に解釈してますよん♪

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明日は・・・終戦記念日

　鶴折りて祈りし朝や終戦日　　　笑子



















終戦記念日は　初秋の季語です
ほかに　敗戦忌　終戦の日　敗戦の日　八月十五日など

昭和二十年の八月十五日　日本はポツダム宣言を受諾し　　　　
第二次世界大戦は終了しました
戦争の誤ちを反省し　平和の希求を確認する日
各地で戦没者を追悼する催しが行われます













私の母が　昭和17年生まれですから
戦争当時の話を聞くことは　余りありませんでしたが
東京生まれの母が　戦争により　今住む地方に疎開してこなければ
私もこの地に生れなかった訳です
大好きだった叔父が　戦争で南方の島に行った先での話は時々
聞かされていました

今年は日本中が悲しみに沈んだ大震災・・・
そして　未だ終息しない原発事故の恐怖も続く中で
いままで　何とも思わず暮らしていた　『平穏』　こそが平和なんだと
心から感じながら　過ごしたあの日からの日々でした

そんな中で迎える　今年の終戦記念日
心静かに平和を願う日にしたいと思います

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花火と恋 ・・・ その４

　　燃え尽きし大人の恋や遠花火　笑子














花火だけを撮る！というのも　もちろん好きですが
町並みと花火　というのも好きでよく撮ります

この写真は　昨年の玉淀水天宮祭のときに
はじめは打ち上げ会場で撮っていて
途中から　町の中に移動して撮った写真です
小さな工場の前でパチリ☆
かなり気に入ってる写真です（大いなる自己満足）














花火大会の夜は　人でも多くて・・・
みんな浴衣着たりおしゃれして来てるのに
毎年　首にタオル、ジーンズに虫対策の服装で
三脚担いで　右往左往しています
こんな所で撮影している私に　通りがかりの人の
打ち上げ会場が分らなくて　間に合わなかったんだね
可哀そう的な視線を　ビシバシ感じます

いいえ！会場ではもう撮影済み！好きでここで撮ってんですよ～！
っと心の中で呟きながら・・・カシャ☆
おぉ！寂れた雰囲気の建物と　遠くの花火が哀愁あっていいじゃない














最後も渋い１枚で・・・
これ多分最後の１発だったと思います

大人の恋は　そんなに甘いもんじゃない・・・
薄暗い路地から眺め見る　終の花火が
ちょうど似合うんじゃないかと　こんな写真をアップしてみました

花火の写真は、たくさんあるけど　どうも同じようで展開が難しいです
花火と恋のシリーズはこの辺で　終わりにしたほうが良さそうです

また修行して　パワーアップした　恋花火・・・
いつかお届けできたらいいなと思っています☆
お付き合い　ありがとうございましたヾ(＠＾∇＾＠)ノ

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花火と恋 ・・・ その３

　七色の花火映してほほ笑めり　　　笑子














昨日　花火と恋のフォト俳句２回目にして
恋消ゆる・・・で　アレ？もう終わりかね・・・という感じになってしまって
ちょっと展開がまずかったかな。。。

今日の俳句は　昨日のシチュエーションで
花火を嬉しそうに見上げる彼女の横顔を見つめる
彼の気持ちで詠んだ俳句です

　指先の触れて花火も色めけり　　笑子














夏祭りの最後を飾る　花火大会
賑やかな祭の中心から　ちょっと離れて二人きりになる
チャンスをねらってみたり・・・
そんな時に　こんな七色の花火を見たら　もう！！
それは　やっぱり盛り上がってしまうでしょ♪

下の写真は　私の町のお隣の町の水天宮のお祭りです



















毎年恒例で　撮影に行っていたのですが
今年は諸事情で　花火大会が中止に・・・
寄居玉淀水天宮祭の付け祭りとして行われる花火大会と
美しい舟山車の競演は　“関東一の水祭り”　と
呼ばれています
来年は　また開催されますように・・・と心から願っています

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花火と恋・・・ その２

大輪の花火の如く恋消ゆる　　笑子



















夜空に　パーっと花火の花が咲いた・・・
辺りは一瞬まるで　昼間のように明るくなり
私たちは　目をキラキラさせながら　見ていたね

ブロックの塀の上に　二人並んで腰かけて
何色もの花咲く　明るい空に夢中になっていた

その花火は　何もかもを包みこみそうな大きさだった
私は　その明りに浮かび上がる
あなたの横顔を　ずっと見ていたのに
あなたは　なかなか気がつかなくて・・・














それはまるで　夢のような時間だった
じゃまなものは　夜の闇が全て隠してくれて
美しいものだけが　見えるような気がした
この時間が　永遠に続けばいいのに・・・とそう願っていたのに














花火は　さらさらと流れるように消えていった
これが　最後の花火なの？　淋しいな・・・
花火大会の終わりを告げるアナウンスが　遠く微かに聞こえた
「もう帰ろうか・・・道が混んじゃうよ・・・」
「・・・うん、わかった、でももう少しだけ、ここにいたいよ」
この恋が　花火のように消えてなくなることなど
なんの疑いもなく二人ブロック塀の上に並んで
花火の余韻を楽しんでいた
遠い夏の日の花火大会の夜・・・・・

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