大輪の花火の如く恋消ゆる 笑子
夜空に パーっと花火の花が咲いた・・・
辺りは一瞬まるで 昼間のように明るくなり
私たちは 目をキラキラさせながら 見ていたね
ブロックの塀の上に 二人並んで腰かけて
何色もの花咲く 明るい空に夢中になっていた
その花火は 何もかもを包みこみそうな大きさだった
私は その明りに浮かび上がる
あなたの横顔を ずっと見ていたのに
あなたは なかなか気がつかなくて・・・
それはまるで 夢のような時間だった
じゃまなものは 夜の闇が全て隠してくれて
美しいものだけが 見えるような気がした
この時間が 永遠に続けばいいのに・・・とそう願っていたのに
花火は さらさらと流れるように消えていった
これが 最後の花火なの? 淋しいな・・・
花火大会の終わりを告げるアナウンスが 遠く微かに聞こえた
「もう帰ろうか・・・道が混んじゃうよ・・・」
「・・・うん、わかった、でももう少しだけ、ここにいたいよ」
この恋が 花火のように消えてなくなることなど
なんの疑いもなく二人ブロック塀の上に並んで
花火の余韻を楽しんでいた
遠い夏の日の花火大会の夜・・・・・
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夜空に パーっと花火の花が咲いた・・・
辺りは一瞬まるで 昼間のように明るくなり
私たちは 目をキラキラさせながら 見ていたね
ブロックの塀の上に 二人並んで腰かけて
何色もの花咲く 明るい空に夢中になっていた
その花火は 何もかもを包みこみそうな大きさだった
私は その明りに浮かび上がる
あなたの横顔を ずっと見ていたのに
あなたは なかなか気がつかなくて・・・
それはまるで 夢のような時間だった
じゃまなものは 夜の闇が全て隠してくれて
美しいものだけが 見えるような気がした
この時間が 永遠に続けばいいのに・・・とそう願っていたのに
花火は さらさらと流れるように消えていった
これが 最後の花火なの? 淋しいな・・・
花火大会の終わりを告げるアナウンスが 遠く微かに聞こえた
「もう帰ろうか・・・道が混んじゃうよ・・・」
「・・・うん、わかった、でももう少しだけ、ここにいたいよ」
この恋が 花火のように消えてなくなることなど
なんの疑いもなく二人ブロック塀の上に並んで
花火の余韻を楽しんでいた
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