最近、MFでのBORGに関するご質問や、ネット検索で当Blogへのアクセスが増えてきました。
検索項目で多いのは、
・野鳥撮影機材
・BORG
・BORGのAF化
・BORG77EDⅡ
・デジスコ
・PENTAX K01 BORG
・PENRAX K-5 BORG
・BORG NIKON 1
・AF BORG
・カワセミ 等 BORG関係の検索が多いようです。
これから野鳥撮影をされる方が増えているのかも知れません。
BORG開発責任者の中川さんのBlogにも、在庫切れの案内が多くなってきました。
中川さん撮影の写真も大変参考になります。天体撮影や皆既日食を撮りたい方も大変参考になると思います。
BORGは元々天体望遠鏡ですね。
当Blog「森の青葉Ⅱ」は、本年1月から、Blogサイトを移転しました。
旧Blog「森の青葉」にも機材紹介を載せております。
機材もどんどん変わっていますので、解り難いかも知れませんが、ご覧ください。
当Blog「森の青葉Ⅱ」の左の欄の「ブックマーク」に「■野鳥撮影・機材(旧)」を追加しました。
最近の機材は、「カテゴリー欄」の「野鳥撮影・機材」をご覧ください。
小生の組み合わせ例です。ご参考まで。
●システム例(K-5)
現在はヘリコイドMの代わりにマイクロフォーカーサーを取り付けて有ります。
最短撮影距離を短くするため、ミニミニドローチューブも追加しました。
ピント合わせに必要な長さ調整機能が3段になっています(笑)
①ドローチューブ
②マイクロフォーカーサー
③ミニミニドローチューブ
AFアダプターを動作させるためのレデューサー代わりにCUレンズNo.3を付けています。
CUレンズは、ケンコー 52mm PRO1D ACクローズアップNo.3がおすすめです。
(焦点距離:約1000mm)。画像クリックで詳細
BORGの延長等は、52mmのフィルターが取り付くようになっていますので、それを利用して
クローズアップレンズを取り付けます。CUレンズの取付場所によって、微妙に焦点距離が変わります。
●システム例(K-01)
K-01はコントラストAFの為、CUレンズ無しでもAFアダプターが動作します。
焦点距離は、35mm換算で、
77EDⅡの焦点距離:510mmx1.7(AFアダプターの倍率)x1.5(APS-C)=1300mm 合成F値:11.3
撮影が難しくなりますが、BORGテレコンを付けると更にx1.4倍 →1800mm 合成F値:15.8になります。
●PENTAX 一眼カメラでBORG AF化のポイント
①F-AFアダプターx1.7を利用する。
②ボーグのカメラマウントに直接継ぐ場合は電気接点部分の塗料を取らないと動作しません。
カメラマウントPK(改)【50021】は削ってありますのでそのままでOKです。
③カメラの設定で「絞りリングの使用」で「 許可」を選択します。この設定をしないとAFが動作しません。
④カメラの「AF微調」で、-10~+10の間で、一番ピントの合う場所を差がします。(これは重要だと思います)
K-01は設定出来ません(コントラストAFのため)
※使用するカメラによって、明るさの調整が必要です。
(明るさ調整はレデューサーやクローズアップレンズを利用します)
・最近のPENTAX K-r、K-5は、比較的暗くてもAFが動作します。(クローズアップレンズ No.3ぐらいが良い)
クローズアップレンズは入れる場所によって、合成焦点距離が変わります。
カメラに近付ければ、焦点距離が伸びます。
また、CUレンズは、No.3よりNo.4の方が焦点距離が短くなり、F値が小さく明るくなります。
対物レンズに近付ければ、短くなりますが、合成F値が小さくなり、明るくなります。
・K-01は、クローズアップレンズ無しでも、AFが動作します。
K-01のAFは位相差では無く、コントラストAFだからです。
※参考システム。此処をクリック(K-5、K-r)。K-01のシステムは此処(BORGテレコンはご自由に)
K-r、K-5の場合2インチホルダーSSの内径にクローズアップレンズ(52Φ)が入りません。そこで、
M57延長筒36W【7608】やM57→M57ADⅢ【7459】の内径は、
56mmですのでこれを利用した方が簡単だと思います。
両端がメスネジになっていますので、オスネジへの変換は、M57→M57AD【7457】等を利用すると便利です。
M57/60延長筒SS【7601】は、
対物側:M57P0.75オス 接眼側:M57P0.75メス M60P0.75オスのパーツも有ります。
BORGには、色んなパーツが揃っていますので、組み合わせが沢山あります。
色々、試して自分に合ったシステムを組み立てる楽しみが有ります。
以上、PENTAX一眼カメラのBORG AF化の参考まで。
※改造などは、自己責任でお願い致します。
お昼前にMFへ。
本日は、水場周辺で野鳥撮影。
昨日と同じでした。目的の野鳥も姿を見せましたが、撮影に至らず。
BORG使いのTKさんが、K-01を装備してスタンバイされていました。
自作のレリーズブラケットを、2日掛かりで作成とか。
すばらしい出来です。まるで既製品のようです。
小生の100鈞で購入の自作ブラケットとは天地の差です。
もう一つ作成するので譲って頂けるとの事で、戴いてしまいました。
TKさん、ありがとうございました。感謝です。
本当に、器用な方です。
大切に使わせて戴きます。
●シジュウカラ
最初にやってきたシジュウカラ。まだ水場は明るい。ISO:1600 SS:1/500
帰り間際のシジュウカラ。当たりはもう暗い。限界です。
ISO:1600。SS:1/50
●ヒヨドリ
水場では、見掛けないヒヨドリもやって来ました。ISO:800。SS:1/125
陽が当たると、コントラストが強い。水場の撮影はカメラ設定が難しい。
●メジロ
ISO:1600。SS:1/250
●ヤマガラ
・写真は、クリックで拡大します。画像は全てトリミング。
・撮影機材:デジボーグ77EDⅡ+PENTAX K-01+PENTAX F-AFアダプター(直焦点AF)