映画『マザーウォーター』を観に行く。
出演は、小林聡美さん、もたいまさこさん…。
『かもめ食堂』や『めがね』の流れをくむ映画である。
とりたてて大きなできごとが起きないのは相変わらず。
刺激が欲しい時は、物足りないかもしれないが、
だからこそ、安心して見ていられる。
コーヒー、手作りサンドイッチ、豆腐……出てくる食べ物がおいしそうなのも相変わらず。
ひとり暮らしの、もたいまさこさんが、一人前のてんぷらを揚げて、箸置きを使って
食事をしているのを見て、
「う~む、わたしだったら、一人前のてんぷらなど、メンドクサクて絶対
揚げないだろうな」
と思う。
それだけに一層おいしそうに見えてくる。
登場人物たちの、近過ぎず、遠過ぎない、ちょうどよい距離感も
このシリーズの特長である。
互いのプライバシーには、踏み込まない会話。
それでいて、よその子供を交代で預け合ってしまうという、信頼みたいなもの……。
こういう場所でなら、ひとり暮らしも悪くない。
地域に根づいて暮らしているという実感を得られそうである。
ストーリー性があまりないせいか、口コミを見ても、この映画に対する意見は、
賛否分かれるようである。
京都を舞台にしているということだったが、町屋が出てくるわけでもなく、もたいさんの暮らす
部屋も、通販カタログに出てくるようなお洒落な部屋だったので、ここは東京多摩川沿い?
のような感じがしないでもない映画ではあった。
食べ物に触発されて、嵐山光三郎著『文人悪食』を買って帰る。
出演は、小林聡美さん、もたいまさこさん…。
『かもめ食堂』や『めがね』の流れをくむ映画である。
とりたてて大きなできごとが起きないのは相変わらず。
刺激が欲しい時は、物足りないかもしれないが、
だからこそ、安心して見ていられる。
コーヒー、手作りサンドイッチ、豆腐……出てくる食べ物がおいしそうなのも相変わらず。
ひとり暮らしの、もたいまさこさんが、一人前のてんぷらを揚げて、箸置きを使って
食事をしているのを見て、
「う~む、わたしだったら、一人前のてんぷらなど、メンドクサクて絶対
揚げないだろうな」
と思う。
それだけに一層おいしそうに見えてくる。
登場人物たちの、近過ぎず、遠過ぎない、ちょうどよい距離感も
このシリーズの特長である。
互いのプライバシーには、踏み込まない会話。
それでいて、よその子供を交代で預け合ってしまうという、信頼みたいなもの……。
こういう場所でなら、ひとり暮らしも悪くない。
地域に根づいて暮らしているという実感を得られそうである。
ストーリー性があまりないせいか、口コミを見ても、この映画に対する意見は、
賛否分かれるようである。
京都を舞台にしているということだったが、町屋が出てくるわけでもなく、もたいさんの暮らす
部屋も、通販カタログに出てくるようなお洒落な部屋だったので、ここは東京多摩川沿い?
のような感じがしないでもない映画ではあった。
食べ物に触発されて、嵐山光三郎著『文人悪食』を買って帰る。