関西に住むようになった娘さんが、保健師のお仕事に就いたというメールが、友人から届いた。
かの地では、病状をあらわすのに、「しんどい」という言葉が使われていて気を遣うのだとか。
わたしは両親とも関西出身で、日常会話に、”しんどい”という言葉が当たり前に使われていたので、これが実は関西系の言い方なのだと初めて知った。
辞書で調べれば意味はわかっても、微妙なニュアンスや使われかたなどは、長年そこに住んで感覚として馴染んでいくのだろう。
そういえば、5、6年前、神戸に行った。季節は冬。
用事があったわけではない。ただ、おいしいコーヒー屋さんのモーニングセットが食べたいというただそれだけ。今でいう不要不急である。
始発の新幹線から見た富士山は、夜明け前ということで、上から下まで青々とくっきりと浮かび上がっていた。青い富士山というものを見たのは初めてだった。
トンネルを抜けるとそこは‥‥という小説の出だしそのままに、本当にトンネルを抜けると、それまでとうって変わって吹雪いており、雪もこんもり積もっている。そしてまたしばらく行くと、ウソのように晴れ上がり、雪の痕跡などなにもないのだった。
こんな変化を味わうためだけにも、新幹線に乗るなら、絶対冬場がいいわ、と思ったのを思い出す。そして新神戸で在来線に乗り換え、三宮の駅で気がついた。
ちょうど通勤時刻である。エスカレーターの右側に、一列に人が並んで立っている。
関東は左、関西は右、と話には聞いていたが、この目で見て本当だわ、と感心した。
さて、それではどのあたりから右と左が分かれるのか。名古屋はどっちなのか??
新たな疑問がわいた。
わざわざ確認しに行くほどのことでもないが、気になっている。
かの地では、病状をあらわすのに、「しんどい」という言葉が使われていて気を遣うのだとか。
わたしは両親とも関西出身で、日常会話に、”しんどい”という言葉が当たり前に使われていたので、これが実は関西系の言い方なのだと初めて知った。
辞書で調べれば意味はわかっても、微妙なニュアンスや使われかたなどは、長年そこに住んで感覚として馴染んでいくのだろう。
そういえば、5、6年前、神戸に行った。季節は冬。
用事があったわけではない。ただ、おいしいコーヒー屋さんのモーニングセットが食べたいというただそれだけ。今でいう不要不急である。
始発の新幹線から見た富士山は、夜明け前ということで、上から下まで青々とくっきりと浮かび上がっていた。青い富士山というものを見たのは初めてだった。
トンネルを抜けるとそこは‥‥という小説の出だしそのままに、本当にトンネルを抜けると、それまでとうって変わって吹雪いており、雪もこんもり積もっている。そしてまたしばらく行くと、ウソのように晴れ上がり、雪の痕跡などなにもないのだった。
こんな変化を味わうためだけにも、新幹線に乗るなら、絶対冬場がいいわ、と思ったのを思い出す。そして新神戸で在来線に乗り換え、三宮の駅で気がついた。
ちょうど通勤時刻である。エスカレーターの右側に、一列に人が並んで立っている。
関東は左、関西は右、と話には聞いていたが、この目で見て本当だわ、と感心した。
さて、それではどのあたりから右と左が分かれるのか。名古屋はどっちなのか??
新たな疑問がわいた。
わざわざ確認しに行くほどのことでもないが、気になっている。