通院付き添いだの介護認定だの、ここ1年の間にわたしのブログの内容が高齢化してきた。
環境はオソロシイほどに代わり映えがしないのに、中身はじわじわと変化(多くは喪失に向かって)しているのだ。
そんなわけで、先日23日に、介護認定の代理申請をしてくれた地域包括の男性スタッフが、新しく決まったケアマネさんを伴ってやってきた。
はつらつと声の大きい4,50代の女性である。
声が大きいというのは、おそらく、耳の遠い顧客相手に日々奮闘しているのでそうなってしまったのかもしれない。
職業病とはいえないかもしれないが。
いただいた名刺も、裏を返すと、思わず「デカッ」と口走ってしまうほど大きなひらがなで彼女の名前が書いてある。
これも高齢者への配慮だろう。
その日は、ケアマネさんに介護保険に関する代理をお願いします、という契約を結ぶのが目的であった。
ケアプランの作成に至るまで、まだまだ段階があるらしい。
地域包括のスタッフが、はきはきとした声で、契約内容や重要事項説明書の趣旨を読み上げる。
利用者に対してきちんと説明しました、という実績が彼らにとっては必要なのだろう。
そのうえで、サインを父、母両方に求める。
母はひょろひょろした字体でもたつきながら書くので時間がかかる。
「ちょっとあんた、書いてちょうだい」とあっさりとわたしにペンを渡す。
それを見たケアマネさん曰く、「お父様も娘さんに書いてもらったら‥‥」と勧めるのだが、父は自分でできるとばかりに、こともなげを装って住所と名前を書いてみせる。
こういうところ、両者の性格の違いが出る。
父にしてみれば、名前ぐらいまだ自分で書けるわい!と言いたかったのだろう。
書類を作ってもらいながら、わたしは地域包括のスタッフ氏に、矢継ぎ早に、あれこれ聞きたいことを質問してみる。
父は父で、ケアマネさんに、なんだかわからないが、あれこれ講釈を垂れている。
二手に分かれて、しかも大きな声を出しているので、狭い部屋に声が充満する。
わたしとしては、できればケアプランの相談段階までいきたかったのだが、彼らの本日の到達目標は、役所に提出する書類の作成であったらしい。
10時頃にやってきた彼ら、11時から次の訪問の約束があるということで、愛想よく、しかし、せわしなく帰っていった。
次回の訪問は日曜日である。
その時にやっとこ、ケアプランの具体的な話になるらしい。
訪問介護ひとつとっても、父、母両方の持ち分を融通しあって決めたほうが、効率的にしかも経済的にまわるのだとか。
パンフレットだけからはわからないしくみについて話が聞けそうである。
環境はオソロシイほどに代わり映えがしないのに、中身はじわじわと変化(多くは喪失に向かって)しているのだ。
そんなわけで、先日23日に、介護認定の代理申請をしてくれた地域包括の男性スタッフが、新しく決まったケアマネさんを伴ってやってきた。
はつらつと声の大きい4,50代の女性である。
声が大きいというのは、おそらく、耳の遠い顧客相手に日々奮闘しているのでそうなってしまったのかもしれない。
職業病とはいえないかもしれないが。
いただいた名刺も、裏を返すと、思わず「デカッ」と口走ってしまうほど大きなひらがなで彼女の名前が書いてある。
これも高齢者への配慮だろう。
その日は、ケアマネさんに介護保険に関する代理をお願いします、という契約を結ぶのが目的であった。
ケアプランの作成に至るまで、まだまだ段階があるらしい。
地域包括のスタッフが、はきはきとした声で、契約内容や重要事項説明書の趣旨を読み上げる。
利用者に対してきちんと説明しました、という実績が彼らにとっては必要なのだろう。
そのうえで、サインを父、母両方に求める。
母はひょろひょろした字体でもたつきながら書くので時間がかかる。
「ちょっとあんた、書いてちょうだい」とあっさりとわたしにペンを渡す。
それを見たケアマネさん曰く、「お父様も娘さんに書いてもらったら‥‥」と勧めるのだが、父は自分でできるとばかりに、こともなげを装って住所と名前を書いてみせる。
こういうところ、両者の性格の違いが出る。
父にしてみれば、名前ぐらいまだ自分で書けるわい!と言いたかったのだろう。
書類を作ってもらいながら、わたしは地域包括のスタッフ氏に、矢継ぎ早に、あれこれ聞きたいことを質問してみる。
父は父で、ケアマネさんに、なんだかわからないが、あれこれ講釈を垂れている。
二手に分かれて、しかも大きな声を出しているので、狭い部屋に声が充満する。
わたしとしては、できればケアプランの相談段階までいきたかったのだが、彼らの本日の到達目標は、役所に提出する書類の作成であったらしい。
10時頃にやってきた彼ら、11時から次の訪問の約束があるということで、愛想よく、しかし、せわしなく帰っていった。
次回の訪問は日曜日である。
その時にやっとこ、ケアプランの具体的な話になるらしい。
訪問介護ひとつとっても、父、母両方の持ち分を融通しあって決めたほうが、効率的にしかも経済的にまわるのだとか。
パンフレットだけからはわからないしくみについて話が聞けそうである。