職場の親睦会を先日、退会した。
異動に伴って、自動的に入会が継続されるので、わざわざ申請しないと、
ずっと入会したままということになる。
この会、どこの職場にでもある類のもので、歓送迎会や、忘年会、
年末年始の食事会(と言っても仕出し弁当が配られるというものだが)などが行われる。
現在の職場では、これに加えて、職員文化展や花火大会などもある。
任意の入会とはいえ、正職員のほぼ全員が入会している。
年始の弁当以外、ほとんどの行事に参加しないわたしとしては、
段々と負担感ばかりが増してきたのである。
月々の会費だけでなく、年度初めに行われる幹事の改選。
忙しいのは皆同じ、そこをやりくりして持ち回りで幹事職を引き受けるのだが、どうにも荷が重い。
断るのも気がひける。
日頃から、職場とのおつきあいは、時間内だけで勘弁してほしいなあ、というような思いがあるので、
各種行事への参加も見送ってきたのである。
若い時は、やみくもに右に倣えをし、どうしても倣えない自分について、
それなりに悩んだりもしたが、別にどう思われてもいいのではないか?という開き直りもある。
勇気がいったが、思い切って退会を幹事氏に申し出ると、
「いいのよ、任意だし。以前にも、入会していなかった人いるし」
と案外あっさりと手続きを取ってくれた。
どこかのグループに属していると何となく安心である。
増してや、ほとんど全員が入会しているとあれば、抜けるのは不安である。
本当は抜けたくとも、なんとなく入会していると言う人は多いのではないか?
そこを敢えて退会して見せることで、そういう人たちに退会の勇気を与えたい……
な~んていう殊勝な意図は全くなく、
むしろ、「えええっ、ずる~い。わたしたちだって、好きで入っているわけでもないのに」と、顰蹙をかってみたい。
はっきり言って、妬みをかいたい、うらやましがられたいという気持ちがあることも確かである。
ずいぶんと鼻持ちならない心境である。
実際は、変わった人ね~と思われる程度のものなんだろうが、
そんなところが自意識過剰なのだろう。
ひとりだけ違うことをすることで、わたしはここにいますよ!と自己顕示したいのかもしれない。
さて、先日、息子の入居している学生マンションの管理者から、来年度の更新手続きのお知らせがきた。
念のため、息子に確認のメールをいれる。
すると、「3年になったら引っ越すかもしれない」などという呑気なメールが、返ってきた。
「は??何だって」
初耳である。
確かに、自分の呼吸で酸欠状態になりそうなあの狭い部屋に4年間というのは、
かなり大変だとは思うが、都心に住むんだからそのくらい耐えてよね、というこっち側の都合もある。
しかし、こうと言ったらテコでも動かない、頑なに意思を通す彼のこと。
一度引っ越すと決めたら、何がなんでも引っ越すだろう。
それに伴うドタバタ。ひと騒動起こりそうな予感……。
20歳は過ぎていても、学生の身分。自分で好きにやってね~(^.^)/~~~と、丸投げできない微妙な立場。
親睦会と、息子の引っ越しは全く関係がない。
しかし、面倒なできごとは、好むと好まざるとに関わらず、こんな風に、向こうからいきなりやってくる。
それならば、避けられること、やらなくてもいいことは、できるだけ取り除いておきたい。
妬まれたいだの自己顕示欲だのと、随分と威勢のいいことを言ったもんだが、
なけなしの体力、知力、経済力は、ここぞと言う時のために、温存しておきたいという、
縮こまった思いがあることも事実なのである。
異動に伴って、自動的に入会が継続されるので、わざわざ申請しないと、
ずっと入会したままということになる。
この会、どこの職場にでもある類のもので、歓送迎会や、忘年会、
年末年始の食事会(と言っても仕出し弁当が配られるというものだが)などが行われる。
現在の職場では、これに加えて、職員文化展や花火大会などもある。
任意の入会とはいえ、正職員のほぼ全員が入会している。
年始の弁当以外、ほとんどの行事に参加しないわたしとしては、
段々と負担感ばかりが増してきたのである。
月々の会費だけでなく、年度初めに行われる幹事の改選。
忙しいのは皆同じ、そこをやりくりして持ち回りで幹事職を引き受けるのだが、どうにも荷が重い。
断るのも気がひける。
日頃から、職場とのおつきあいは、時間内だけで勘弁してほしいなあ、というような思いがあるので、
各種行事への参加も見送ってきたのである。
若い時は、やみくもに右に倣えをし、どうしても倣えない自分について、
それなりに悩んだりもしたが、別にどう思われてもいいのではないか?という開き直りもある。
勇気がいったが、思い切って退会を幹事氏に申し出ると、
「いいのよ、任意だし。以前にも、入会していなかった人いるし」
と案外あっさりと手続きを取ってくれた。
どこかのグループに属していると何となく安心である。
増してや、ほとんど全員が入会しているとあれば、抜けるのは不安である。
本当は抜けたくとも、なんとなく入会していると言う人は多いのではないか?
そこを敢えて退会して見せることで、そういう人たちに退会の勇気を与えたい……
な~んていう殊勝な意図は全くなく、
むしろ、「えええっ、ずる~い。わたしたちだって、好きで入っているわけでもないのに」と、顰蹙をかってみたい。
はっきり言って、妬みをかいたい、うらやましがられたいという気持ちがあることも確かである。
ずいぶんと鼻持ちならない心境である。
実際は、変わった人ね~と思われる程度のものなんだろうが、
そんなところが自意識過剰なのだろう。
ひとりだけ違うことをすることで、わたしはここにいますよ!と自己顕示したいのかもしれない。
さて、先日、息子の入居している学生マンションの管理者から、来年度の更新手続きのお知らせがきた。
念のため、息子に確認のメールをいれる。
すると、「3年になったら引っ越すかもしれない」などという呑気なメールが、返ってきた。
「は??何だって」
初耳である。
確かに、自分の呼吸で酸欠状態になりそうなあの狭い部屋に4年間というのは、
かなり大変だとは思うが、都心に住むんだからそのくらい耐えてよね、というこっち側の都合もある。
しかし、こうと言ったらテコでも動かない、頑なに意思を通す彼のこと。
一度引っ越すと決めたら、何がなんでも引っ越すだろう。
それに伴うドタバタ。ひと騒動起こりそうな予感……。
20歳は過ぎていても、学生の身分。自分で好きにやってね~(^.^)/~~~と、丸投げできない微妙な立場。
親睦会と、息子の引っ越しは全く関係がない。
しかし、面倒なできごとは、好むと好まざるとに関わらず、こんな風に、向こうからいきなりやってくる。
それならば、避けられること、やらなくてもいいことは、できるだけ取り除いておきたい。
妬まれたいだの自己顕示欲だのと、随分と威勢のいいことを言ったもんだが、
なけなしの体力、知力、経済力は、ここぞと言う時のために、温存しておきたいという、
縮こまった思いがあることも事実なのである。