ときどき晴れ

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神奈川県警こんな取締してどうなるの? 神奈川署の巻

2006年08月18日 | Weblog
日頃から神奈川県警の不祥事や意味不明な取り締まりに納得できない皆様こんにち
は。

今回は、「神奈川署の地域課」の取締についてです。
取締の場所は、国道15号線神奈川区栄町付近下り方向の交差点です。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F27%2F59.305&lon=139%2F37%2F58.803&layer=1&sc=2&mode=map&size=l&pointer=on&p=%B2%A3%C9%CD%B1%D8&CE.x=522&CE.y=373



■ここが問題の取り締まりの交差点。



■今日は、お盆だから15線はガラガラです。その証拠に道路の真ん中で余裕で写真が撮れます。

現場の状況
・川崎方面から横浜方面に向かう国道15号線は片方4車線の道路です。
左から、MM21(側道1)、金港(側道2)、横須賀・高島(15号)、五反田・
東神奈川(15号)と表示されています。
・交差点は、側道1,2+15号線の変則な三差路になっています。
・主である国道15号線は、この交差点で14時半方向に大きく右に曲がっていま
す。
・一番左の側道1は、MM21に行く道で、進行方向11時半方向にあります。
・真ん中の側道2は、横浜駅東口方面に行く道で、進行方向13時方向にあります。

8月15日14時過ぎ
国道15号線(右から2番目の車線)を川崎方面から横浜方面に向かっていた。
行き先は、横浜駅西口。
問題の交差点を通過する時、一瞬どちらが正しい道かわからなくなる。
側道2の方向が正しいのかと思い、側道2に入った。
側道2を10m程進んだ所で一人で取締をしていた神奈川署の警官に停止するよう指示を受けた。
この時点で、何で停止させられたのかは解らなかった。



■一人で取り締まりをやってた警官1の巡査。

mot「何ですか?」
警官「貴方今真っ直ぐ来ましたね。ここは、真っ直ぐ入ってこれません。」
mot「え?」
警官「違反なので、左に車を停車させて下さい。」
この瞬間、また変な取締をやってやがる!さらに、そんな取締に引っかかった自分の間抜けさに怒りがふつふつと・・・・・・。
路肩の20m程左前に、この警官のバイクが止まっている。

状況からしても、違反したのは明確な事実なのであろう。
問題は、「過失の起こりやすい状況」を利用しての取締に対しての納得いかない怒りである。
本来「善意の過失」は取締はしなはずではないですか?

今日はお盆であり、国道15号線はガラガラな状況なのであるにも関わらず、10分程の取締で車5台とバイク1台が取締にあっていた。
これは、同考えてもえても異常な状況である。



■次から次へと間違って進入してくる車。そして、どんどん捕まっていく。

車を降りるなり
mot「ここで、待ち伏せで取締やっていたのですか?」
警官A「いやそんなことありません。」
mot「そんな訳ないでしょう。あそこにバイクが止まってるし、貴方は向こうにいましたよね?」
mot「何で貴方はここで取り締まりしてるの?それは、ここは違反が多いからでしょう?」
警官A「確かにここは違反が多いですけど・・・・。(道路)表示はきちんと出ていますよ。」
ここで、警官Bがバイクで登場。
警官B「貴方、ちょっと聞きなさい。ここはどうじゃらこうじゃら・・・・。」
mot(警官Bに向かって)「貴方は、状況を現認してないのに何で突然現れて口出ししてくるの?」
警官B「私は、彼の上司ですから。」
mot「上司であろうと、現認してない人は口出さないで下さい。一応貴方の役職は?」
警官2「巡査長です。」
巡査長て会社で言えば、「主任」クラスですから、ただの先輩で管理職でないので上司ではないでしょう。
mot「貴方管理職でもないのに、上司は言い過ぎでしょう。」(笑)
ここで、警官Bは無視することに。

●やりとり1
mot「二人に別々にお聞きします。道路標識の設置状況を説明して下さい。」
警官Aを少し離れた場所に、来てもらい説明してもらう。
mot「それでは、標識の設置位置内容を説明して下さい。」
警官A「道路の上に二箇所と道路に書かれています。」
mot「それは、交差点から何メートルの位置でその内容は?」
警官A「間違うと困るので、答えられません。」
mot「貴方は、標識の内容や表示方法がどのように設置されているか解らずに取締して
るのですか?」
警官A「・・・・・・・。」
なんと、偽上司の警官Bも同じような答えではないですか!

道路標識の設置状況等も知らないことから推測しても、この警官達は、この交差点で異常に違反が多い理由などには、問題意識はなくただ単に点数稼ぎのことしか考えずに取締していることが推測出来る。
本来目的の、交通事故の減少は目的に入っていない。

●やりとり2
mot「この交差点で間違う人が多いことに対して、署として表示方法に問題はないかの検討や道路の状況に問題ないかの検討はしてるのですか?」
警官A「それはやってます。」
mot「では、今から署の方に行きますから、その資料を見せて下さい。」
警官A「・・・・・・。」
mot「では、ここでの違反者の内訳は、どうなっているのですか?今日のようなお盆に捕まるのは、初めてここを通る人や観光客のような善意の過失者が多いのではないですか?」
mot「明らかに、取締の趣旨を間違えていません?」
警官A「取締の時、ここは初めて通るのですかとか、いちいちそんな事聞きませんから(割合なんて)解らないのでですよ。」

道路の表示方法等の問題点の検討をしているなら、当然違反者の内訳が解らないと対策が出来ないはず。
なのに、違反者の内訳が解らずにどのような検討がされているのだろうか?


●やりとり3
mot「今回のような(善意の過失者を)取締して、どのような意味があるのですか?」
警官A「善意の過失者の方も取締しようとしている訳ではないのです。一応車を止めて運転者さんに状況を確認してます。」
mot「でも、貴方。キップ入れ手にぶら下げて言っても説得力ないよ。」
警官A「・・・・・。」
それに、「重要なやりとり2」で警官Aは、
「取締の時、ここは初めて通るのですかとか、いちいちそんな事聞きませんから(割合なんて)解らないのでですよ。」
と言っていたのに、先ほどは聞かないと言い。
今度は聞いていると言うとは・・・・。もう、むちゃくちゃです。

●やりとり4
mot「今回の取締方法はどううしても納得いかない。」
mot「取り合えず、違反キップ切って下さい。でも、サインはしませんから。」
mot「サインしないと検察に呼ばれるはずですから、そこで、今回の取締についてさらに追求したいと思います。」
mot「多分この案件は不起訴になるでしょうから、神奈川署は不起訴になるような不当な取締を常にやっていると、徹底的に追求に来ますから。」
警官A.B「ですから、今回は別に貴方を取り締まるとは言っていないでしょう。」
警官A「そうです。私はまず貴方の事情を聞く為に止めたのです。今回キップを切るとは言ってないでしょう。」
mot「いや、ここで俺が引き下がると、貴方達は無知なドライバーを今後も取締してここで点数稼ぎするでしょうから、それは見過ごせません。」
警官A.B「・・・・・・。」
mot「署の方に行って、然るべき立場の人に説明をしてもらい、統計資料などをを見せていただきます。」
警官A.B「今日は、課長しかいないと思いますので・・・・・・。」
mot「では、明日連絡を下さい。」
警官B「明日連絡できるか約束は出来ません。今回の件は、きちんと上の報告しておきますけど・・・。」

しかし、どういう理由でこんな取締をするのででしょうね。
戸部警察の警官の違反を見つけて、訴えても「厳重注意」処分程度で、キップを切るほどのことではなです。
神奈川県警は身内には甘い処分してるのに、片方では点数稼ぎのような取締をするとは。
皆さんも、納得のいかないですよね。
このような、点数稼ぎのような取り締まりは徹底的に戦いましょう。

☆この交差点での問題点と改善案

「五反田・東神奈川」と表示されているが、道がわからない人には、これは混乱す
る。
なぜかと言うと、車は東神奈川の方から走って来たのになぜまた東神奈川に戻る方向
に向かってしまうのか?
何故、東京方面から来たのにまた東京に戻ってしまうのか?
「横浜駅西口・国道1号方面」にするべきでしょう。


②「横須賀・高島」これも「高島」がローカルな地名すぎるし「横須賀」は必要なのでしょ
うか?
「横浜駅東口・桜木町・国道1号方面」

③「金港」と表示されているが、横浜市民以外ローカルな地名すぎて何処を指すかわからない。
横浜に10年住む元埼玉県民の俺もわからない。
観光客や地域外の人がわかるように、「横浜駅東口方面(金港)」とするべきでしょう。

でも、一番いいのは、15号線の下りから、側道2に直接入れないようにするのがいいのではないでしょうか。
一度、側道1に入りそこから、右折して側道2に入るようにすれば間違えは起きないのではないでしょうか。

横浜は観光客などが多い地域であるという特徴がある以上、もっと観光客等でも直ぐわかるランドマーク的な地名を表示するべきでしょう。

しかし、神奈川署はお盆で地理に不慣れな人が多い時に、間違えやすい場所で取締をやるとは本当に酷い話だ。
観光地で、スピード違反の取締をするのとはちょっと意味合いが違うのではないですか?


屏風岩 雲稜ルート 8/12~13 混浴を取るか人助けか!その2

2006年08月14日 | バリエーション&アルパイン&登山
混浴ファンの皆様、こんにちは!
お楽しみの混浴編です。
今回の混浴参加者は、
ZCC女性軍は、まきーと瞳ちゃん。
ZCC男性軍は、エロ隊長のはっしー、エロ特攻隊長のいとう、そしてmot。
なんと豪華なメンバーでしょう!

その1では、雨のなか急いで懸垂降下を始めたところまででしたね。

雨が本降りになってきた中、motが懸垂していると、本日屏風岩を登っていた唯一の後続パーティとすれ違った。
すると、リーダーらしきおじさんが、中間支点にぶら下りながら声を掛けたきた。
おじさん「あの・・・・。そのロープで一緒に懸垂させてくれないでしょうか?」
mot「え?」
意味がわからない?
おじさん「実は今日は、頂上まで抜ける予定だったので、50mのシングルロープ1本しかないのです。」
「この雨でこれ以上登るのは危険なので、一緒に下ろして下さい。」
ここで、やっと意味がわかったよ。
50m1本では、1回に25mしか懸垂下降できない。
通常、下降支点は30~45mごとだから、ここで断ったこの人たちはこの雨の中上まで抜けるしかない。
しかし、4人で懸垂すると時間がかなり掛かるので、「混浴に間に合わないかもしれない・・」

いとうさんと2人だけなら幕営地点に15:30には戻れる。
そうすれば、渡渉して上高地のバスターミナルまで2時間半として、18時だ。
そこから、1時間半で新穂高だから19:30には、楽しい混浴だ!

しかし、4人で降りると1時間は、ロスするから・・・・。
19:45の最終のバスに間に合わない可能性が出てくる。
バスに間に合わないと、今日は上高地泊になってしまう。
ゆえに、混浴が「×」ということだ。
どうしよう・・・・。
大体アルパインにシングル1本で来るなんて・・・・。
う・・・・・・。
でも、これでこの人達が事故でもあったら目覚めが悪いし・・・・。
仕方ない、一緒に降りるか・・・・。
悩む・・・・。

でもこの人達、登るスピードはかなり速い人たちだったので慣れてる人だろう。
そんなに、時間をロスしないだろう。

もっち「そ、そうですか、分かりました。一緒に降りましょう。」

上にいるいとうさんに、
「後続パーティもこのロープで懸垂するそうです。」
とコールして次の支点まで降りる。

次の支点で、いとうさんに詳しく事情を説明。
雨はかなり強く降り出し、岩を滝のように流れてきた。
標高は2000mを越えているせいか、かなり寒い。

2回目の降下地点の支点は、途中にハングがありここからは見えない。
ロープを我々が支点にセットして、助けたおじさんに降りてもらう。
しかし、ハングを超えておじさんが見えなくなってから、全然動かなくなってしまった。
もしかして次の支点にロープが届かなくなってしまったのだろうか?
声を掛けても聞こえないらしい。
少し待つが、全然動きがない。
こ、混浴の時間が迫ってくる・・・・。
俺たち急いでいるのですけど・・・・。
時間は、どんどん過ぎて行く。

仕方ないので、彼たちの50mロープ借りて、支点にFIXで掛けて様子を見に行くことに。
一つの支点に2人分の加重を掛けるのでかなり怖い。
25m程降下してハングを超えたところで、おじさんを発見。
空中に止まっているではないですか!
もう少し降りて、声の聞こえる所までいったら、
「ロープの片方が岩に引っかかってしまったのです。」
右上を見たら、恐ろしいことにダブルロープの1本の末端が岩に挟まってる。
下を見るとまだ100メートル以上あるのに・・・。
上にいる、いとうさんに何とか、
「ロープが引っかかっているので、シングルの方で降りてきてロープを引っかかった外して!」と何とか伝えた。
しかし、あの雨の中よく聞こえたもんだ。
俺は、次のテラスまで降りていとうさんを待った。

いとうさんは、ハングの所で「クリフハンガー」さながらのアクロバット懸垂一撃でロープの解除に成功。
さすが、我がパートナーやる時はやるね。
ただの、エロではないね。
無事全員次のテラスまで降りてきホット一息。

我々には時間がないので、直ぐに次の懸垂に入る。
次の懸垂に入ったら、またハングがある。
ロープが届いているか見えない状態。
もし、T4のバンドまで届いていなかったら・・・・。
やめようそんな怖い事考えるのは。
30m程降りた所に少し左に人が2人やっと立てる程度の支点発見。
そこで、セルフビレーを取り、垂れ下がっているロープを引っ張ってみたらハングから直ぐにロープの末端が出てきた。
ロープは全然届いていないという事だ!
あの先に下りなくてよかった。
しかし、この支点に2人以上降りれないしどうしよう?
いとうさんに50mのシングルを持って降りてきてもらう事に。
ここからは、シングルで俺といとうさんは降りて、テラスが空いたら二人に降りてきてもらうことに。
北九州の2人が、小さいテラスでロープの掛け替えするのに要した時間は、何と30分!
もう完全に時間オーバーかも・・・。時計を見る気にもならない。
T4テラスに戻った頃には、雨もすっかり止んで青空が出ている。
何だったんだ、あの雨は・・・・。

T4テラスから4回懸垂して、幕営地に戻ったのは17時30分過ぎ。
もう最終のバスには、間に合わない。

力なく徳沢まで下山して、幕営。
今日は、下まで降りる予定だったので当然夕食は持っていない。
小屋に行ったら、そばなら出せるとの事なので月見そばを食べてビールの飲んで就寝。

ZCCの混浴ファンの皆様、このBLOGに混浴の写真を掲載出来なくて、本当に申し訳ございません。

次の日、新穂高でピックアップした瞳ちゃんの話です。
結局混浴には、はっしーとまきーと瞳ちゃんの3人で入ったそうです。
はっしーさんの一人勝ちです。
さらに、他にも若い女性が入っていてはっしーさん超ご機嫌だったそうです。
でも瞳ちゃんいわく、「はっしーさんの意外と黒くなくてきゃしゃで情けない。」
と感想を言っていました。


屏風岩 雲稜ルート8/11~12 混浴を取るか人助けするか!その1

2006年08月12日 | バリエーション&アルパイン&登山


■今回のお題 屏風岩標高差450~600Mの大フェース。(はっしーの記録から拝借)

突然、伊藤さんとあの「氷壁」の舞台となった、北アルプス前穂高北尾根の屏風岩に行くことになった。
同じ日程で新穂高の錫杖岳を、はっしーリーダーとまきー&瞳の3人が登っている。
土曜日の夜に錫杖のはっしー組と新穂高の混浴で合流する予定。
そして、次の日は錫杖を登る予定。

金曜の夕方には、天敵まきーから
「土曜日の夜混浴でま・っ・て・る・ね~♪」
と挑発的な電話まできたし、これは何があっても行かなければ。

でも、土曜に屏風岩を登って、夜に錫杖に移動する為には、金曜日の夜には屏風岩の取付にいなくては絶対に間に合わない。
ゆえに、金曜日昼前には東京を出発しなくてはいけない。
金曜日?平日!仕事だ・・・・。
朝どうしても、現場で打ち合わせしなくてはいけない・・・・。

8月11日(金曜日)
6:30 大きなリュックを担いでバイクで、伊藤家へ。荷物を預けて一路現場バイクを走らす。
8:00に現場で図面と問題点のチェック。
8:30お客さんと監督とアシスタント登場。
テキパキと完璧な打ち合わせをして、9:30打ち合わせ終了。
ネクタイや打ち合わせ資料など余計な物をアシスタントの女の子に渡して、伊藤家にトンボ帰り。
10:10伊藤家を出発して一路上高地へ。
15:20 沢渡到着。
15:55 上高地バスターミナル到着。
17:50 横尾到着。
19:15 ビバーグポイントに到着。渡渉点を間違えて40分近くロス。

夕方の上高地バスターミナルは帰る人ばかり。
上高地から横尾へ登山道を、飛ばして歩き1:55で到着。
おかげで、伊藤さんは足にマメが出来てしまったらしい。
横尾から1ルンゼへの渡渉点へ出発した時は、まだ明るかったのが渡渉ポイントを間違えてしまい、1ルンゼの取付に着いた時には、もう真っ暗。
暗い中横尾谷を渡渉していたら、1ルンゼからヘッテンを付けた数パーティが降りてくるではないですか、これにはビックリ。

今回は、軽量化の為にテントではなく、フライ付ビバーグツエルトのみ。
さらに、俺はシェラフも持たずにシェラフカバーだけの軽量装備。
幕営終了後、軽く夕食を食べて、持ってきた酒を軽く飲んで早々に就寝。
でも、夜は流石に冷え込む。
寒くて目が覚めてしまい、レインや予備のTシャツを着込んで再度就寝。



■上高地バスターミナル。帰る人ばかりだ。



■暗い中 横尾谷の渡渉。水がビックリする程冷たい。直ぐに足が痛くなる。

8月12日(土曜日)
3:30起床。

この時間に起きれば、楽勝で混浴に間に合う。
朝ごはんを簡単に済ませて、クライミングギアーを装着して出発。
不用品はツエルトに残置。



■渡渉した所に、ビバーグした。下が砂で寝やすかった。出発準備中のいとうさん。

4:22 出発。

暗い中1ルンゼを登って行ったが、ここは、暗くても迷う事ない。
ルートは明確です。
T4テラスのかなり近くになったら、右の草付に出てT4テラスの取付へ向かう。



■1ルンゼから右の草つきに移る地点。

T4取付の1P目は、残置支点やスリングがある所から登りだす。
しかし、思ったより悪い。
昨日あんなにパーティが入っていたのに砂や枯葉が浮いているので、これは取付地点を間違ってしまったのではないかと思い、一度クライムダウンしてもう一度取り付きを確認したが、やはりここしかない。
再度、登りだしたら15m程登ったら1Pの終了支点を発見。
正しかったようだ。
20分はロスをしてしまった。

4:55 T4取付に到着



■T4取付 1P目 かなり出だしが悪い。(はっしーの記録から拝借)

T4テラス直下の岩も一応ロープを出した。



■T4テラス直下

・雲稜登攀開始

1P 伊藤リード7:10~7:55
   坂本   8:03~8:23
登る順番は、事前に打ち合わせしていたので、すぐに伊藤さんが取付。
ハング下までは問題ないのですが、ハング越え付近はかなり力ずくなクライミングになってしまった。
リードのいとうさんは、小ハング付近でタマ切れしてしまい大変だったそうです。
俺はフォローだったので、小ハングもフリーで抜けたがリードだったら迷わずA0だな。



■雲稜 1P目 最後のハング乗り越えが核心(はっしーの記録から拝借)

2P 坂本リード 8:27~8:46
   伊藤    8:55~9:15

スタートから右のフェイスへ出るのが怖い。
スタンスが見当らない。足元は、切り立った絶壁状態。
しかし、フェイスに出てしまうと諦めが付くので大丈夫。
右上の方に登って行くとピナクルがある。
そこから階段状の岩を左上すると、広い扇岩テラスに出る。
階段状の所には、支点がないので少し怖いかも。
扇岩テラスからコールしても聞こえないらしい。
俺は扇岩から顔を出すように伊藤さんにコールした。



■雲稜 2P目 扇岩テラスからピナクルのところにいる伊藤さんを写す。



3P 伊藤リード 9:25~10:30
   坂本    10:32~10:58

トポでは11+のフリー化もされているとだったが、こんな所で11登る気がしないので、2人とも迷わずアブミでA1。
終始、アブミの架け替えで終わってしまったので、面白くなかった。
途中リングボルトのリングが取れている時に、リベットハンガーを使おうと思ったが、古い細引きが邪魔でリベットハンガーが中々セット出来ない。
途中からはリベットハンガーは使わなく、残置細引きで登ってしまった。
終了間際に余りにも酷い細引があったので、ナイフでカットして新しい細引きに交換した。
  
■雲稜 3P目をリードする伊藤さん。

4P 坂本リード 11:03~11:20
   伊藤    11:21~11:38

ハンギング気味の支点から、1.5m程度上のテラスまでAOで抜けた。
テラスの所の、ガバは浮いているような音がして、マッターホルンでの落下がよみがえり怖くなってしまった。
そして、狭いバンドを5m程右にトラバースするのだが、支点を見逃しかなり怖かった。
トラバースして東壁ルンゼの直ぐのところに支点があったので、ここで一度ロープを切った。

5P 伊藤リード 11:40~11:54
   坂本  11:55~12:04

4P支点から右上に少し上がり、直ぐに悪いフェースを左上に上がると終了。
左に上がるところも微妙に悪い感じでした。
距離的には、15m程度しかロープが出ていなかった。

6P 坂本リード 12:05~12:23
   伊藤    12:24~12:42

高度感あふれるスラブ。
結構悪い感じ。
少しスラブを登り出したら、雨がパラパラ降り出してきた。
このスラブで雨が本降りになったら多分クライミングにならない。
雷も鳴り出し、マッターホルンのときの嫌な記憶がよみがえる。
少し頭がパニックになり気味になってしまった。
まだ、雨はパラパラの小降りだが濡れたところは結構滑る。
ここで滑ると危険なので、途中からは終始A0で終了点まで行った。
今日は同下降を予定したし、混浴に行く時間がなくなってしまうので予定通りここで終了。
懸垂の準備をしていると、いよいよ雨は本降りになってきた。
ルンゼを雨が流れ出す。

この雨と雷なので早く降りたかった。混浴にも間に合わなくなってしまうし。
先ずは、俺が先頭で懸垂降下開始した。
しかし、ここから今日の波乱万丈が始まった。

その2に続く。

鳳来 8/5 灼熱地獄でのそれぞれのA型の事情・・・・・。

2006年08月08日 | 鳳来


■相変わらずのぴとん。

結局今週は、裏工作に失敗してしまい「鳳来のクエート。灼熱のパラダイスエリア」に行くことに・・・・・。
メンバーは、ZCCが誇るA型軍団。
こば、まきー、MOT。
いとうさんを何とか道連れにしようとしたがこれも失敗して逃げられた。

今週はマッターホルンの疲れもあったので、「灼熱のパラダイス」は体に悪すぎです。
やはり、小川山で快適クライミングでしょう。
それに、俺は調子悪いから「ドルフィン12A」を登れなさそうだし。
天敵のまきーに「ドルフィン12A」を登られてしまったら、帰りの東名が苦痛だし。
何とか、鳳来のパラダイスだけは行きたくなかったのだ。
こばさんに事前に「小川山行かない?」とメールしたが、「しんこがどうじゃらこうじゃらだから・・・・ダメなんだ!」

予定通り金曜日21時まきーが我が家に登場。
その後たまちゃんがまきーのボルダーマット取りに登場するのを待ってから、鳳来に出発。

まきーの運転で、東名を快調に飛ばしこば家に向かう。
浜松西で降りるのに、「浜松で降りるの?」と相変わらず道覚えていないし。
ナビ付いているのだからナビ通り行けば着くでしょうまきちゃん。
しかし、ここで事件発生。
浜松西で降りたあと、ナビが示す「こばさん家」が何か変な場所示している。
さ「まきちゃん。この場所こばさんの家ではないよ!」
ま「え?でもこれで前回こばさんの家一人でいったもの!」
一度言い出したら聞かないので、ナビの示す場所に行くことに。
案の定「こばさんの家とは全然違う場所。知らない場所です」
ここ何処状態?
何で、まきーのナビに嘘のこばさん家が入ってるの?
訳分からん。
ここで運転手交代して。
無事こばさんの家に到着。

7時頃起き出し、朝食を食べてこばさんの車でA型軍団は「灼熱のパラダイス」へ。
でも何故パラダイスなの?
鳳来でももっと涼しいエリア行けばいいじゃない!
と思っている皆さんの為に各自の事情の解説です。

①まきーの事情。
 ・前回のこばさんの壮行会で行った「パラダイス」のアプローチの検証をしなくてはいけない。
 ・私が「パラダイス」に行かないとこばさんが、落ち着いてクエートに行けない。
 ・天敵MOTがRPしてしまいそうな「ドルフィン12A」を先に登ってしまい、プレッシャーを掛けたい。

②こばさんの事情
 ・俺は「灼熱のパラダイス」には、もう登りたいルートは無いけど、まきーがわざわざ東京から着たのだから、接待しなくては。
 ・「ドルフィン12A」は、お買い得だから朝一番でヌンチャク掛ければ、午前中にはまきーもPRして、俺の行きたい「治山水エリア」に移動出切るだろう。

③MOTの事情
 ・「灼熱のパラダイス」には、行きたくなかったが、こばさんがクエート行く前の高温気候順応になるかのしれないし・・・・。
 ・急登のアプローチに苦しむ、まきーの顔でも見てやるか。

各自色々想いでパラダイスへ到着。
やはり急登は辛かったし、予測通り暑かった。

ぴとんなんか、暑さでくたばる寸前。
ま「さかもち。ぴとん冷やすのにその凍っているペットボトルかして。」
さ「いいよ。」
当然やさしい私は凍ったペットボトルを貸してあげました。
凍ったペットボトルをぴとんの後ろあしの内側に挟んであげて、ぴとんを冷やしているのは良いのですが・・・・・。
ペットボトルの横には当然後ろ足のふともも。
ペットボトルを挟んだ反対側には、ぴとんのちんこ。
え?ぴとんのちんこ!
ぴとんのちんこにペットボトル密着してますけど・・・・。
まきーそんなことはお構いなし!
さらに、ぴとんの熱で融けだしたスポーツドリンクをまきー飲んでるではないですか!!
こばさん何とかして~~~~!

ハブとマングースの戦いの模様は、あとで!



■こば「まきー様OSトライの準備が出来ました。」



■まきー「よろしい。チョット暑いけどOSしてくるか!」



■おもろいお祭りでした。