何のことかと思われたことでしょう。
東京女子医科大学教授 栗原 毅さんによる、
「おさかなすきやね」食で、血液サラサラに!ということでした。
血液の流れを改善するには、まずは食生活を見直すことから、
はじめましょう。血液をサラサラにする食品は、その作用によって、
大きく2つに分類されます。
一つは赤血球や白血球の細胞の膜を、しなやかに柔らかくしたり、
血小板が群れて固まるのを、防いだりする直接的な効果を持つも
の。もう一つは、活性酸素による害を防ぐ力を持つ、「抗酸化物質」
と呼ばれるものです。
その両方を組み合わせて、摂取するよう心がけるのが、
血液サラサラ食生活の、ひとつの目安になります。
㋔は「お茶」。
緑茶がおすすめです。
渋みのカテキンは、コレステロール値や、血糖値を下げると
いわれている他、抗菌作用もあるといわれ、体内での活性
酸素の生成を抑え、白血球の流れをよくします。
㋚は「魚」。
イワシ、アジ、サンマ、カツオ、ブリなど「青背の魚」には、EPA
という不飽和脂肪酸豊富に含まれ、赤血球や血小板に作用し
て、血液の流動性を改善します。
㋕は「海草」。
昆布やわかめに含まれるヨウ素は、新陳代謝を活発にしま
す。ぬめり成分であるアルギン酸は、血糖値の急な上昇を、
防いだり、コレステロール値を、低下させる作用があります。
㋤は「納豆」。
注目すべきは、納豆でしか摂取できない、ナットウキナーゼ
という酵素。これには血小板の凝集を抑え、血栓を溶解する
作用があります。
大豆加工品として、豆乳や豆腐もお勧めです。
㋜は「酢」。
酸味のもとであるクエン酸は、血液中の老廃物の排泄を促し、
赤血球の膜をしなやかにして、変形能を高めるといわれます。
㋖は「きのこ」。
キノコ特有のβーグルカゴンという多糖体は、免疫機能を活
発にするという研究もあります。
また、コレステロールや血糖値を下げるとも・・・。
㋳は「野菜」。
血糖値や血圧の上昇を、抑える食物繊維のほか、抗酸化作
用が強力なビタミンC、βーカロチンが豊富なものが多いのが
特徴です。
㋧は「ネギ類」。
長ネギの他、玉ねぎ、ニンニクも含みます。
消化促進や殺菌作用、血小板の凝集を抑え、血栓の予防に
なります。
*** 病院栄養科発行・食生活だよりより ***
ご参考になさってください。
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