気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

マイクロソフト会長  ビル・ゲイツさん

2008-10-05 | 言葉の意味は


世界でも最も成功した起業家が、経営の一線から退いて、
軸足を慈善活動に移す。


最貧層を病気から、守ることが目標だ。


ソフトウエアの帝国を築いて、手にした6兆円ともいわれる、
個人資産の大半を、「第二の人生」につぎ込む。


 

 引退の最大の理由は?


MSの成功で幸運にも稼いできたお金は、最善の方法で、
社会に還元すべきだと、ずっと思ってきたんだ。


慈善活動を、自分でMSの仕事をするのと同じように、世界を
飛び回って、できる限りやりたかった。



 なぜ、そこまで社会に還元しようと?


子どもが自分の力とは関係なく、大きな財産を(親から)手に
するのは、本人たちにも、社会にとっても、いいことじゃないと思う。


 母に導かれ


「事業で得た利益は、社会に還元する」、というのがゲイツ家の教えだ。


母メアリーさんは、米慈善団体「ユナイテッド・ウェイ」の幹部として
活躍し、息子を集まりに連れてきたという。


「母や父は、寄付を通じて幸運に恵まれない人を助ける、大切さを
教えてくれた。母が生きていたら、財団活動を手助けするのを、
 楽しんでくれただろうに」


94年に他界したメアリーさんが、「第二の人生」の扉を、
開いたのかもしれない。



エイズやマラリアなど、最貧層の健康を脅かす問題の解決を目指し、
教育の機会を提供する、取り組みを進めるビル&メリンダ・ゲイツ財団は、
一国の政府の援助に肩を並べるほどの存在だ。



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基本ソフトウエア「ウィンドウズ」を、世界中のパソコンの9割以上に
搭載させ、マイクロソフト(MS)を年商5兆円以上、従業員7万8千人超の
巨大企業を成長させた。


世界で一番有名な経営者の、意外なほど早い「引退」は、人々を驚かせた。



   *** 朝日新聞・be・フロントランナーより・抜粋にて ***




  


ある日の、夕焼けです ( 2階の窓より )