体の機能が衰え、骨がもろくなりがちなお年寄りでは、転倒が
きっかけで骨折することも多いそうです。
私も最近は階段を上っていて、足をあげているつもりですが、
ぶつけてしまうことが多くなりました。
玄関出た時にも、転ばないように注意しています。
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転倒からの骨折を防ぐには、どうしたらいいのか。
専門家は、日常生活でのちょっとした注意や工夫を上げる。
日本転倒予防学会理事長の武藤芳照・東京大名誉教授(健康スポーツ
医学)は「転びやすい場所を『ぬ・か・づ・け』と覚えるといい」
と話す。「ぬ」はぬれているところ、「か」は階段や段差、「づけ」は
片付けていないところ。
首都大学東京の浅川安吉教授(理学療法学)は「歩き方に気をつけたり、
足腰を鍛えたりすることも大切だが、家のなかの整理整頓を心がけるだけ
でもだいぶ違う」と助言する。
床の上に新聞や雑誌を置いたままにしたり、電気コードが散らばっていたり、
家のなかでよく移動する「動線」に、「こうしたつまずきの原因がないかを
見直してほしい」と助言する。
骨がもろくなる骨粗鬆症の治療も重要だ。骨粗鬆症は自覚症状がなく、骨折
してから初めて気付く人も多い。
河北総合病院(東京)の田中瑞栄・整形外科臨床部長は「女性の場合は、若い
時に比べて身長が5㌢以上低くなっていたり、背中が丸くなっていたりすれば、
骨粗鬆症による背骨の骨折が起きている可能性を考えて、医療機関の受診を
検討してほしい」と話す。
***朝日新聞・老いとともにより抜粋にて ***
骨粗鬆症の予防には、ウオーキングなどの適度な運動、カルシウムやたんぱく質を
含んだバランスのよい食事に加え、適度に日光にあたるといい。
紫外線によってビタミンDが皮膚でつくられ、カルシウムの吸収を助ける。
一日30分ほど太陽光を浴びると効果が見込めるそうです。
参考までに。。。。。
色違いのスカシユリ、開花し始めました。