上田 諭医師の本「不幸な認知症・幸せな認知症」を再読し始めて、
認知症は根治治療がなく、治らない病気を認識しました。
今日は「高齢者が入院すると認知症になる」と思われていることに。
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「高齢者が長期入院すると認知症になる」というのは正しくありません。
これは本来の認知症ではありません。
身体的な状態が悪くなったことでおきる、治る認知症状態です。
認知機能の低下は見られるでしょうが、少し時間はかかっても元に戻す
ことが出来ます。
認知症は遺伝的要因があるのか、時々聞かれますが何とも言えません。
まだ分かっていないのです。
今でこそ、80歳、90歳まで長生きするのは当たり前になりましたが、今、
認知症にかかっている高齢者の親の世代は、60代、70代で亡くなることが
多かった。認知症を発症する以前に亡くなるケースが多かったのです。
認知症は現代医学が老いを克服し、長寿になった結果、出てきた病気です。
高齢者が増えれば増えるほど、認知症も増えていきます。
遺伝的な要因を疑うよりも、むしろ長寿に必然的に付属する病気だと
考えるほうがいいのです。
*** 本文より抜粋にて ***
長寿になった結果、出てきた病気で、長寿に必然的に付属する病気だと
いうことを、自覚して頭に入れておきたいと思います。
ご参考になさってください。
やっと開花した我が家のクンシランです。
今年は黄色のクンシランが、蕾をつけてくれませんでした。
昨年2鉢のクンシランを処分してしまいました。
これも年を重ねていくたびに、重い鉢の出し入れが大変になったこと、
鉢数も増やさないようにしています。
物置の中の重い鉢なども、処分してしまいました。
身体も正直です・・・若いつもりで?いたころが、懐かしく思えます。