うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

原付免許の試験顛末記

2005年09月16日 20時09分09秒 | うちなー日記(沖縄編)
午前8時12分起床。今日は原付免許の試験を受けに行く予定だったことを思い出し、パニくりました。試験開始時刻は10時でした。(当初の予定では、6時半には起きて参考書で勉強するつもりでした)
今日を逃せば、もう受験する機会が無い(日曜日には実家を出発する予定だったので)ので、電車に飛び乗りました。実家の町から免許センターのある、橿原市の新ノ口駅まではおよそ20分強。その間、参考書を読もうと思ったのですが、しばらく細かい字を読んでいると、途中の駅の駅名板が読めなくなっていて、これでは視力検査に落ちるかもしれないので、そこからは外の風景を眺めていました。
新ノ口駅に到着。この駅は、関西初の「トイザラス」の最寄り駅であったため、幼少時から一人でよく来ていましたが、いつのまにか整備されていて、地下に改札が移っていました。(でも駅周辺は昔のままの町並み)駅前からセンターまで歩いていると、以前来たときには気づかなかった、証明写真屋や学科試験の対策塾などが道沿いに並んでいて、さながら「免許城下町」のようでした。
奈良県免許センターに到着。早速申請書を受け取り、項目に記入し、住民票と一緒に窓口に提出しました。すると、受験番号を告げられます。私の番号は、「13番」・・・(((;゜д゜)))ガクガクブルブル
その後は適性検査です。視力検査、聴力検査、運動能力検査などがありますが、実際に検査するのは視力検査のみ。しかもこれも結構いい加減で、最初に両目で0.5の段を見た後は、片目で0.1のところを見るだけ。よって、検査結果は全員「両目0.5、右目0.1、左目0.1」となってしまいます。
検査が終わって、待合室に出ると、知っている顔が並んでいるではないですか、中学時代の同級生が3人も来ていました。(高校も同じでしたが、コースが違っていたため、ほとんど顔を合わすことはなかった)、「奇遇だね。」と話していると、どうやら女の子2人のほうは複数回受験に来ている様子。しかも参考書(塾でもらったようだ)を熟読しています。残る男の子も、今朝6時から塾で勉強してきたそうで、かなり自信ありげ・・・。対して私は、それほど勉強していないので、この時点では受かるとは到底思えませんでした。とりあえず、私も参考書で項目を再確認しておきます。
しばらくすると、学科試験の開始時刻が迫り、受験番号順に整列させられた後、試験場へ。今日の受験者は30人ほどです。
試験場は、普通の学校の教室と同じ造りで、各自着席すると、早速試験の説明が行なわれ、試験問題と解答用紙が配られました。(両方とも後で回収される)
さあ、試験開始です。私にとっては久しぶりのマーク試験。センター試験以来です。(ダイビングの試験の際は筆記試験だった)参考書に書いてあった、「悩んだらこれを思い出せ」というコーナーに、「・・・・は大切である。」が出れば○という項目があったのですが、第3問くらいに早速これが出て、迷うことなく○にマークしました。その後も、参考書で確認した事項がどんどん出てきて、シミュレーション問題に至るまでほとんどが分かりました。一通りマークし終えて、周りを見ると、まだ取り組んでいる人が多い様子。ただ、すでに終えて、手持ち無沙汰の人もいるので、私が最初に立ち上がり、提出しました。再び待合室に下りると、一緒に下りて来たのは10人程度・・・他はまだ受験中のようです。
合格発表までの30分ほど、旧友と話していましたが、向こうも試験はよく出来たらしく、笑顔でした。(この旧友は、小学校の頃、当時「神童」と呼ばれていた私とライバル関係にあった。現在は関西大学生)
しばらくすると、放送がかかり、受験者は電光掲示板の前に集まるようにとの指示。いよいよ合格発表です。合格者は受験番号が点灯するという方式ですが、旧友に私の番号を教えてしまった手前、落ちていたらバレバレじゃないかと、いまさら心配になる私・・・。掲示板を眺めていると、「・・・・5(旧友の番号)・7・・・・・13・・・・」と数字が出てきて・・・・、「あれっ!?」・・受かっていました、13番。合格者数は10名、意外に少ないです。早速合格の書類を持って窓口回りへ。次は免許証の写真の撮影です。父や母はこの写真の写りが今一でいつも嘆くので、私は気合をこめて写りました。「パシャっ」・・・
ここで一旦昼休みになりました。午後からは必修の安全講習です。
昼ごはんは近くのお好み焼き屋で食べました。思わず、「俺免許の試験受かったんだよー!」と言いそうになりますが、よく考えればそれほど難しい試験でもないので、抑えます。
昼休みが終わり、いよいよ安全講習です。ここで失敗しても、免許は貰えるので、それほど緊張はしなくても良いのですが、やはり胸が高鳴ります。初めてバイクに乗るわけですから・・・。
まずは、机上で一通り操作方法の説明を受けます。講師の方々はどう見ても警察OB。しゃべり方に特徴があります。説明が終わると、いざ実地訓練。車体はホンダのディオ50です。バイクに乗るところから何度も繰り返させられます。キーを挿し、エンジンをかけると、心地良い振動が身体を包みます。快感!そこからはカーブ操作や、右折小回り、徐行、二段階右折などを練習しました。もと警察官らしい、怒号が飛び交う中、黙々と課題をこなしました。
最後の方になると、突然講師の方がフレンドリーになり、練習中にも関わらず、話しかけられました。
講師:「あんた、その眼鏡変わっとるな。どこで買ったんや。」
私:「私の大学の近くの眼鏡屋です。一番安かったんです。」
講師:「どこの大学に通ってるんや。」
私:「沖縄の大学です。」
講師:「沖縄って・・・、琉球大学か?」
私:「は、はい。」
講師:「国立やないかあ!頑張ってんなあ、兄ちゃん。」
とか・・・。どうやら、眼鏡が変わっていたため、ヤンキーと思っていたらしかったです。そして、琉球大学の評判も案外悪くないようで・・・。というか、この時点で、免許の実際の使用地が沖縄であるのはバレバレなわけですが・・・。
こうして、無事に安全講習を終え、修了書を手にセンターの窓口に行くと、ほどなくして、出来立てほやほやの免許証を渡されました。「おお、免許証や!」初めての免許証を旧友と見せ合いながら、帰路に着きました。


原付の免許取得しました。

2005年09月16日 18時34分55秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日、ようやく原付免許の試験を受けに行くことができました。なかなか勉強する時間がなく、免許センターへ向かう電車の中や待ち時間の間に本を読んだ程度でしたが、無事に一発合格できました。懸念していた視力検査も、簡単なもので、引っかかることなくクリアできました。
昼からの安全講習を受講して、夕方に免許証を受け取りましたが、いやあ、なかなかの感動ですね。「めんきょしょう」の響きにこれまでどれほど惹かれたことか・・・。しかし、試験自体は思いのほかスムーズにいき、案外あっけなく初めての免許を手に入れることができました。