うちなー→えぞ日記 (もとすけのつぶやき)

奈良県出身、沖縄での学生生活を経て、北海道ライフを堪能する、
とある研究者の日常のよしなしごとの紹介。

宮崎にて

2005年09月20日 23時14分49秒 | うちなー日記(沖縄編)
今日は宮崎県に住む、寮の先輩に会いにいきました。
今朝、7時前に宮崎交通バスセンターに到着。最寄り駅の南宮崎駅に行き、JR宮崎空港線で隣の宮崎駅に出ました。ひとまずコインロッカーに重い荷物を預け(それでもかなりの重さの手荷物だった)、駅周辺を散策。どうやら駅は繁華街には位置しておらず、少々さびしい印象でした。
午前8時43分の日豊本線の快速で都農へ。電車は窓も大きく、革張りのシートで、普通車両とは思えない高級さでした(帰路の電車も、昔の特急のシートを使用していてリクライニングまでできる代物だった)。
都農に着くと、駅前にはコンビニ?らしきものがあるだけ・・他は住宅が点在しているくらいで、以前に訪ねた、北海道の名寄駅の辺りを思い出しました。(先輩、スミマセン;)
そこで先輩と合流。先輩の運転で、以前から訪ねようと約束していた、高千穂に向かいました。
高千穂へ向かう国道自体は大丈夫でしたが、道路沿いの谷や峰峰を眺めていると、ところどころで先日の台風14号による崖崩れの後が生々しく残っていて、かなり痛痛しかったです。
途中、青雲橋(国道にかかる橋では東洋一のアーチ橋だそうです)や天翔大橋(日本一のアーチ橋だそうです:こちらの方が規模は大きいです)を見物して、昼過ぎに高千穂に到着。想像していたよりも開けていて、大型電気店や24時間営業のファミレスまであり、驚きました。
ただ、高千穂峡の域内に入ると、やはり神々しい雰囲気が漂い始め、国造り神話の地に相応しい景観が広がりました。駐車場に車を止め、早速ボート乗り場へ。私の操舵で、先輩と渓谷の奥の方へと進んでいくと、橋をくぐったあたりで大きな滝があり、避けようとしたのですが、かなり近くまで寄ってしまいました。おかげで服はびしょ濡れ。それはそれで楽しかったですが・・。f^^;他の船にぶつかりながらもなんとかボートで行ける最奥のポイントに着きました。碧の水面の左右に柱状節理の岩岩が連なり、頭上には深い緑が生い茂る様は浮世離れした景観で、先輩曰く、「RPGゲームに出てきそうだね」とのことでした。私にとってはかなり以前から、一度は来て見たかった場所だったので、感動も一入(ひとしお)でした。
その後、遊歩道(こちらも台風によって橋が流され、かなりの被害が出ていた)を散策し、高千穂高原をドライブしながら都農まで戻ったわけですが、先輩と別れた後、電車で宮崎に戻ろうとすると、駅のホームは地元の中学生やら高校生やらで溢れかえっていて(これがまたマナーが悪い・・(*ー*))、ベンチに座って電車の到着を待っていると、彼らに囲まれてえらい目(集団で隣に座られたり、写メール撮られたり・・お前らアホか・・!?)にあいました。よほどぶち切れそうになりましたが、なんとか耐えて、5分遅れ(この遅れがとても長く感じた)で着いた電車に乗り込みました。(もちろん別の車両に)やはり休日以外の日の旅行は障害が多いことを改めて思い知らされました。
ところで、途中の駅で寝台特急の「彗星」とすれ違いましたが、後から考えると、「彗星」は今月で運行が終わってしまうのです。写真が撮れなかったのがとても残念・・・!
宮崎到着後、観光案内所で紹介してもらった最安の駅前ビジネスホテル(宮崎オリエンタルホテル)にチェックインしました。今はそこの一室です。
さて、実は今日の宮崎観光で、私の日本の都道府県踏破記録は46都道府県となり、残るはお隣の大分県のみとなりました。こちらは来年にでも観光しようと思っています。