媽閤廟へ向かう道中

続いて澳門の話題です。

石排湾郊野公園でパンダを見終えた後、今年に入って足を運んでいなかった媽閤廟に向かうことにしました。しかしここ石排湾郊野公園は交通の便が非常に悪かったです。タクシーは来ないしバスも全然来ませんでした。しかもバスは澳門島方面のバス停が近くに無かったのです。何たる観光地と思いましたね。パンダに力を入れるならまずは交通をしっかり確立させなさいと言いたかったです。


↑バスもタクシーも来ないのでブラブラ歩いていたらすぐ近くに大きな門が立っているのを見つけました。


↑何かと思って近寄ってみると澳門媽祖文化村とのこと。この山の上にも媽祖廟があるようですね。でも・・・、私がタクシーを待っている間、中に入っていく車は１台もありませんでした。


↑タクシーを待つこと１５分、ようやく１台やってきました。タクシーの運チャンに愚痴を言うと「こんな場所不便で誰も来ないよ」とのこと。澳門はあまりパンダ人気はないようです。澳門市民は皆香港で見ているでしょうからね。５分ほど走ると目の前に大きなホテルが近づいてきました。そう、新星際酒店です。タクシーの運チャン曰く、４月に開業だそうです。もうすぐですね。


↑目の前で見るとそびえ立っていてかなり大きなホテルであることがわかります。でもあまり感動はありません。既にこの手のホテルは隣りのヴェネチアンで見慣れてしまっていますからね。


↑４月開業ですか・・・。新しいホテルが増えること自体は楽しみが増えるので良いことではあるのですが、澳門に不足しているのは中堅の安いホテルです。こんな高級ホテルだけでなく、中堅ホテルをもっと増やすよう澳門政府にはお願いしたいです。


↑１５分ほどでバラ広場に到着しました。この場所は元々海だった場所で埋め立てて造られた広場です。石畳が有名ですね。バラ広場に着くといつも以上に観光客がいました。この日は特に特別な日では無かったのですが・・・。澳門もやっぱり年々大陸人観光客が増えていますね。今日はこれにて終了します。また明日の続きをご期待ください。

深セン湾遊覧船 東航遊輪③

ときどきのち
日本も寒くなったり暖かくなったりのようですが、ここ深センも毎日の気温の変化が激しくて体調管理が大変です。さて中国では全人代が始まり温首相からインフレを抑えて個人の収入を増やす政策を打ち出していく計画が報告されたようです。ここ深センも物価の上昇は醜くなってきており、色々なものが日本と変わらないと感じるほどの値段で売られていることがあります。ますます貧富の格差が広がっているように思います。中国の政策が有効に反映されることを祈っています。

本題に移ります。まずは深セン湾遊覧船の続きから。


↑出航してから暫し海風を感じながら深セン湾の景色をぼんやり眺めていました。


↑海原の中にポツンと１隻小さな漁船が・・・。自然の雄大さを感じさせる写真です。


↑残念ながら遠くの景色は霞んでよく見えませんでした。コンテナ港はこれくらいガスっていた方が良いかもしれませんが。そうこうしていると甲板席にどんどん中国人がやってきて騒がしくなってきました。


↑騒がしくなってきたと思いきや、１階室内席だけで出されているジュースや果物、お菓子などを勝手に３階に持ってきて宴会を始めるではないですか！この後数名の服務員が「ここは飲食が禁止されています。飲食するなら１階席へ戻ってください」と何度も注意をしていましたが、何やかんや理由をつけて聞く耳を持たない輩まで出てきました。案の定コップに入れたジュースを甲板にこぼしてしまったり果物はそのまま放り投げるわで本当にマナーはひどかったです。

埒が開かなかったのでマネージャーらしき身体の大きな男性職員が出てきました。かなり大きな声で観光客の諭し始めました。最後の決めセリフは「もう少ししたら１階でショーが始まります。早くしないと席がなくなりますよ。」でした。このセリフが効いたのか、うるさかった観光客はすごすごと１階への移動を開始しました。


↑ようやく静けさを取り戻し、また静かな環境の中でゆっくり景色観賞を楽しみました。南海薔薇園方面ですがよくわかりませんね。


↑東角頭方面です。新しいマンションが建築中ですね。


↑深セン湾口岸方面ですが、まだまだ埋め立てが進んでいますね。一体どこまで海岸を埋め立てるつもりなのでしょう？


↑そうこうしていると深セン湾大橋が近づいてきました。観光船のパンフレットによればこの橋をくぐって紅樹林方面を船を進めることになっていましたが・・・。この後の様子は明日以降紹介します。