塞城の模型です。この中にどんな人種のどんなことをしている人がどのような生活をしていたのか知る由もありませんが、ものすごい場所だったのでしょうね。
ときどき
九龍塞城公園ですが、今は魔窟の面影は全く残っていませんが、昔はこんな要塞のようなスラム街が存在していました。昔よくテレビのGメン75というドラマで、香港・マカオのロケがありましたが、香港ロケのときには必ずこの塞城が出てきて、怖いながらも何かその存在に惹かれるものがありました。
無法地帯で中に入ると無事に出てこれないなどと言われていたときもありましたが、警察も手を焼くほどシンジケートが存在していて迷路のようなアパート郡だったようですね。
童楽苑にある十二支の小像です。結構滑稽な像もあって面白かったです。緑が多くて目の保養になります。深センにも各地に公園はあるのですが、どうも人が多くて都会の喧騒を離れられる綺麗な場所がほとんどないのですが、香港は狭い割にはまだまだゆっくりできるところがあって余裕を感じます。
この獅子窺園は遠くに獅子山を見ることができることから付いた名前のようですが、このあたりは高台にあるので、この楼の２階から色々なものが見えるのですかね？
のち九龍塞城公園を中に入っていくと色々な庭園が広がっています。中でも広蔭庭と呼ばれる庭園が中央にあってメインとなっています。写真の壁に開かれた丸い穴はまさに中国様式ですね。
香港はどこもそうですが、歴史ある場所に次々と近代的な高層ビルが建てられています。仕方無しなのでしょうが、あまりに景観が変化するような建築物の出現は残念に思うのは私だけでしょうか？
写真は九龍塞城公園案内図です。園内には中国清朝初期の江南様式の庭園があったり、当時軍事官舎として使われた衛府や回廊などが復元されています。
ときどき今日から暫く香港の九龍塞城公園特集です。
この公園は九龍のメインの場所から少し離れていますので日本人観光客が訪れる機会が少ないかもしれません。私はMTRの楽富から小バスで南下しましたが、モンコックや九龍塘などからもバスが出ています。
この公園のあった場所は、かつては無法地帯「魔窟」と恐れられていた高層スラム街の九龍城があった場所で、このスラム街は1996年に解体されて、その跡地にこの公園ができました。