塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ミズノとアシックス、日本の両雄はいかに

2016-02-13 00:29:04 | 日記
 アシックスとミズノ。

 サッカーの枠を超えて日本人選手と競技を支えてきた両社には、いずれも大きな自負があると思います。

 海外でも愛用するファンは多いですしね。

 一方で両社は、近年サッカーよりも陸上を含む他の競技に心血を注ぎ始めた印象があります。

 公式ホームページを閲覧しても、陸上やスキー、そしてラグビーの方の扱いが大きい印象を受けますが、これはナイキ、アディダスなど海外ブランドに対して、受けに回っているという意味でしょうか。

 ナイキ、アディダスはそれぞれ

 音楽との結びつき
 ファッションとの結びつき

 に特徴があります。

 アディダスがランDMCと契約し、米国で大きな反響を得た過去がありますし、リーボックも50セントのような大物と契約した時期があります。

 言い換えれば、それらは

 「競技ではなくコマーシャルに強い」
 「ファッションとしての高い認知度」

 になります。

 アシックスにしてもミズノにしても、重点は競技者に満足してほしい、彼らから意見を聞き生産管理の参考にしたいと強く願ったのでしょう。

 それは先に海外ブランドも同様ですが、恐らく

 「ファッションとしての販路」

 に活路を見出すことに、さほどの抵抗はなかったのかもしれません。

 今は映像作品やコマーシャルの巧みさ、ツイッターでの広告など、製品とは無関係のところでの力強さが求められるようになりました。

 僕のような機械音痴には世知辛い世の中ですが、スポーツ・ブランドも同様の仕組み、なのかもしれませんね。
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どうなる、今後のナビスコカップ

2016-02-13 00:16:31 | 日記
 既に大きな話題となっていますが、ヤマザキ・ナビスコが「ナビスコ」の版権を返上することになりました。

 サッカー・キングをはじめ、幾つかの媒体が

 「リーグ・カップの名称変更」

 について議論を始めましたが、サッカーではなく純粋にお菓子としてのヤマザキ・ナビスコがなくなることを残念に思う方も非常に多いはずです。

 昨日知ったのですが、同一スポンサーによるリーグカップ、実はこのナビスコカップが世界最長とのこと。

 キリンがジャパン・カップとして日本サッカーを支援し始めたことは、まぎれもない英断でしたが、ナビスコカップが20年以上続いたことも同じく英断だったに違いありません。

 特に1990年代中期は

 1・横浜フリューゲルスの消滅と吸収合併
 2・Jリーグの観客動員現象
 3・ベルマーレ、ヴェルディのスポンサー、ホーム移転問題

 など、今後経営方針をどうすべきか。

 各クラブが迷った時期でした。

 それでもナビスコカップは常に開催され、今では「スルガ・バンクカップ」への出場権を得るという、優勝クラブにとっては賞金以外にも大きま魅力を持つにまでなりました。

 イングランドもリーグカップはありますが、過去
 
 ミルク・カップ
 コカ・コーラカップ
 ワージントン・カップ
 カーリング・カップ

 そして現在のキャピタル・ワンカップと、その時期のスポンサーの名称で大会そのものの印象が大きく変化しています。

 僕たちも改めて、ヤマザキ・ナビスコカップの存在意義を感じる必要があります。
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