塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

プロサッカーが認知されるという意味合い

2016-04-01 01:09:51 | 日記
 玉ねぎは非常に栄養効果の高い食材として知られています。

 先日、母が父の健康のために、玉ねぎ料理の特集本を買ってきたのですが、玉ねぎを食べることで体の調子を維持している、多くの方の声が掲載されていました。

 そこで苦笑したのは、登場する男性のひとりが

 「AV男優」

 として働いていると告白していたことです。

 つまり、若い女性と現場で触れ合うためには

 栄養価値の高い玉ねぎを積極的に食べる
 健康が維持できれば、NGも少なく、監督からの声も良くなる

 という思惑があるのでしょう。

 僕が思ったのは、AV男優という職業が不遜というわけではありません。

 男女問わず、アダルトという職業が認知されている、言い換えれば偏見が昔よりも少ない、という点にあります。

 僕はAV男優が皆が思うほど楽だとはちっとも思いません。

 確かに裸の女性を近くで見られることは確かです。

 一方で

 セックスをしながら台詞を話す
 時には女性に威圧的に接する必要がある

 というように、到底僕には務まらない職業ですよ。

 Jリーグが始まり、カズがブラジルから帰国するころ、日本ではプロサッカーとその選手はまるで認知されていませんでした。

 ですから、カズがりさ子夫人と結婚すると分かったとき、大きな騒ぎになったのはプロサッカーが黎明期であったことも影響していると思います。

 あれから20年、男女ともにプロサッカー選手が認知されていることは、日本が誇りに思うべき事柄だと思うのです。
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岡崎、代表100試合という節目

2016-04-01 01:00:41 | 日記
 岡崎が先日のシリア戦で代表戦100試合出場という節目を迎えました。

 彼が最初に師事した長谷川健太氏も感慨深いと思います。

 岡崎自身が認めているように、滝川二高時代、エスパルス時代と彼が特別に優れていたかというとそうではなく、FWの序列も下から数えた方が早いくらいでした。

 一方で岡崎は

 「味方のためにスプリントすること」
 「体を張ってボールを保持すること」

 で、その頭角を現し、レスターでも躍進の立役者として認知されています。

 僕は遠藤保仁が、昨年のアジアカップで代表152試合出場を果たした際

 「本当にとんでもない記録だ」
 「井原正巳氏の記録もすごい物なのに」

 と感じたわけですが、この遠藤の記録すら、岡崎は塗り替えるかもしれませんよ。

 彼の味方のために走る行為が仇となり、彼はマインツに移籍するわけですが、ここで彼は

 「自分の本職でプレイする」
 「だからこそ、同僚に自分が必要とするパスを求める」

 という意識に変化します。

 良かったのは、彼がマインツに移籍したての選手ではなく

 1・すでにブンデスリーガに在籍経験を持つ
 2・ワールドカップでゴール、アジアカップで優勝

 と、同僚が意識する結果が手許にあったことです。

 岡ちゃんがもしレスターの一員としてプレミアで優勝すれば、それは末代まで語られるでしょうね。
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